ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

カリン(花梨)の思い出

2017年12月27日 | 日記
数日前に以前ツグミのよく出た郊外の畑地帯に行きました。
7,8年前の11月上旬に渡りの途中に立ち寄ったツグミの大群
(数10羽)を見て感動しました。
主たる食べ物はトウネズミモチの黒い実でした。
そのトウネズミモチは数年前に約20本伐採されてしまいました。
そんな環境の変化がありツグミの渡りは見られなくなりました。



畑の縁にカリン(花梨)の木があります。
本来黄色い実ですが冬を迎えて黒ずんだ小さなリンゴサイズの
実が数個木の下に落ちていました。



カリンには子供のころの思い出があります。
家に根元付近から真二つに割れたカリンの古木がありました。
今思えば中に空洞になっていたのでしょう。
子供心に珍しい樹形に気づいていました。
頑固な祖父の自慢の木であったはずです。
昭和20年代の中ごろに大きな台風が来て一方の木が倒れて、
その後片方の木も強風で倒れて姿を消しました。

カリンの実を見ると今でも実家のカリンのことは忘れられません。
当時、家ではカリンの実を風呂に入れて香りを味わったと
記憶しています。柚子湯のように。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。