公園や街路樹に植えられた花水木がいま見ごろです。
花水木は大正4年に東京市長の尾崎行雄がワシントン市に桜を贈った
返礼として贈られた木としてよく知られています。
花水木の樹高は4~6メートルもあり上向きに咲くので、
写真を撮るのに苦労します。
ボランティアでよく行っている地区センターには
10数本の花水木がありました。
花水木のそばのベンチに上がって構図を考えていたら、
自転車に乗った少年が近づいてきました。
散歩コースの公園から市道に出たら畑の向こうに
紅白の花水木が咲いていました。
民家の庭に咲いていますが、この高台の道は紅白そろった美しい
花水木の見えるビューポイントでした。
この民家は数年前まで今ごろ鯉のぼりをあげていましたが、
最近見かけなくなりました。
手間がかかるし、お孫さんが成長したのかなと思いました。
花水木を詠んだ句を紹介します。
昏るるとき 白き極みよ 花みづき 中村苑子
感想:はじめて知る俳人ですが、花水木の美しさを詠んだ秀作では
と思いました。