庭の丹頂草(タンチョウソウ)は例年になく元気で花茎が
次々と出て10本ほどになっています。
最初赤いつぼみが地面から出て花茎が伸びて白い花が開き、
同時に下から葉が出てきます。
ユキノシタ科の丹頂草が元気なのは庭に湿り気があるからのようです。
丹頂草の名前は北海道釧路湿原などに生息する丹頂という鶴に
由来するようです。
丹頂草のつぼみの赤い色は丹頂の頭頂の赤を連想し、白い花が
咲きそろった様を白い丹頂に見立てたのではと、ここ数日丹頂草を
身近に観察して感じました。
丹頂草の葉はヤツデの葉に似ているところから、別名イワヤツデと
いわれます。
花の管理人は庭石のそばに植えて、イワヤツデらしい雰囲気を
もたせています。
イワヤツデより丹頂に見立てた丹頂草の名にロマンを感じます。