九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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HBG校の各校部員の皆さんへ

2016年04月25日 18時55分42秒 | その他(投稿者・忍者)
陽が長くなりました。19時近くになっても山の稜線が分かるほどです。陸上競技も本格的なT&Fのシーズンに突入です。全国各地で記録会等が行われ好記録も出ているようです。ずいぶん昔の話になりますが、若いころ選手育成について仲間と議論を交わしたことがありました。素質のある選手を集めることが強化の1番の方法、と言うのが大勢を占める中で、1人反論したのが私でした。全国には優秀選手を集めて強い学校はあります。確かに強いけれど、10名以上の優秀選手を入れて芽が出ているのはほんの数人、多くは消えていくのを優秀選手が2・3名いるだけで隠れてしまっているのが現実、中には何人潰したのだろうと数え切れないほど駄目にした指導者もいます。「陸上競技は一人では強くなれない」が私の持論ですが、只、走っているだけでも強くなる、考えて走れば更に強くなる、理解して走ればもっと強くなる、同じ強くなりたい仲間がいれば更に更に強くなる、そして、指導者が・・・であれば。その辺についてはHBGの夏合宿にでも話したいと思います。陸上が強くなれば人間が強くなる、たとえ挫折しても本気の陸上をしていれば人間は強くなる、書き始めるときりがないのでこれも合宿で話します。HBG校の部員の皆さんシーズンの始まりです。東北大会で再会できるように頑張りましょう。
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どんな状況でも競技出来る選手になる為に

2016年04月25日 09時50分13秒 | その他(投稿者・忍者)
ここ数日の暖かさで庭にある30本の牡丹の花が大輪の花を咲かせ始めました。母が30年前ほどから手入れしているもので見事なものです。私個人としては野に咲くタンポポの花の方が力強く可憐で好きなのですが・・。タンポポは「ビリ哲学」の源だからかも知れません。向い風が強かった先日の県記録会でした。-5mの組で走った選手はどんな体感だったのだろうと気になります。ヨットならば向い風でも進みますが、今回の様に200mがスタートからゴールまで全て向かい風になるのは最悪です。今の時期ですので記録がどうのはあまり関係はないのですが、軸をしっかり保てる選手でないと極端にスピードが落ちると思います。(メンタル面も大きいのですが)向かい風でも自己新を出していた今年卒業した村山詩織や、走り幅跳びで向い風自己新を出した高橋かおり、どんな状況でも走りが変わらないハードル走(100H・400H)をした根木真理子を思い出します。県内では放課後1番練習時間の短い九里陸上(アップからダウンまで1時間50分)ですが、朝練習の40分と集中した強度の高い取り組みをして行けば充分な練習だと思います。HBG合宿に参加した1年生はそろそろ疲れが取れてきていますが、後から入部した1年生は今が疲れのピ-クです。5月の連休明け頃までは続くと思います。頑張れ1年生。明日は16時から市営陸上競技場で練習します。
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