学生時代は、自分の意見を持つことの大切さを教えられました。
しかし、社会人になったときは、自分の意見を持つこと以上に、経営者の意見を理解することに努めなければいけません。
経営者は、常に全体最適を考えますが、社会人になったばかりの人は、全体が見えないので、部分最適の意見を持ちます。
見える範囲の違いが、意見の違いとなるため、会社に入りしばらくは、意見を言うことより、相手の意見を理解することに努めましょう。
For the first three years in a company, do not have your own opinion. Instead, strive to understand other's opinions.
In my school days, I was taught the importance of having my own opinion.
However, when becoming a social worker, we must strive to understand the opinions of management more than to have their own opinions.
Management always thinks overall optimality, but people who have just become social workers have partial optimality because they can not see the whole.
Because the difference in the visible range becomes a difference in opinion, let's try to understand the other's opinion rather than saying opinions for a while for entering the company.
しかし、長年の学生経験で得た考え方は、すぐに変えることができるものではありません。
だからこそ、入社3年目までは相手の意見と、その背景にある考え方を理解するように務める必要があります。
相手の意見を理解することで、自身の考え方を社会人としてあるべき考え方に修正するのです。
相手の意見を理解した上での意見に対しては、相手は聞く耳を持ちます。
相手の意見を理解しない上での意見は、相手にとっては的外れでしかありません。
そう考えています。
高橋こうさんが、私にいった。、
とにかく、三年間は、
会長を信じるんだよ、
と。
自分の考えと異なる時に、
違和感を感じる。
違和感は、不信感につながる。
信じるというのは、
騙されることでも、
考えないことでもない。
ただ、自分の視野だけで
理解しようとすると、
自分の視野だけの人になってしまう。
3つにWIN-WIN-WINとなる意見。
若いうちに出てくる多くの「自分の意見」は、
自分中心であったり、自分と2者間での意見。
見える視野が狭い状態だと、3者の関係まで
思考の範囲が及ばない。
3つのWINを満たす方法を常に考え、実践し、
組織として成果を出すのが経営者という存在、役割。
であれば、まずは自分より思考の幅が広い、かつ
身近な人間の意見を聞き、その真意を理解しようと
繰り返すことで、自分自身の思考の幅が広がり、
部分最適から社会を含めた全体最適へと意識が
変化してくるのではないか。
人の話を聞くことができる人でありたい。自分の話したいことを話す人は沢山いるけれど、人の話を聞ける人は少ない。
人の話す真意を聞けるようになり、コンサルタントとしても一人前なのでは。
それではコンサルタントが務まるはずもありません。
自分の意見を持つことが悪いのではなく、自分が思う『正しさ』を常に疑う心を持ち続けること、
なぜ自分と相手の意見が食い違うのかを、探求する心が大切です。
どんなに本を読んでも、人と会っても、受け入れる土台ができていないと、濡れたスポンジのように吸収する事ができない。
私は私自身を主観が強い人間である。だからこそ、人の考えを意見の奥を考える事を心がけている。物理的な幅ではなく、考えの幅を広げる。
成長したければ、まずは自分の意見よりも、自己否定的な観念で上司や経営者の言うことに耳を傾ける必要があるのかもしれない。
自分のなかで統合させる努力が必要です。
組織が重視するものを大事にし、うまくいっている方法を自分の行動に繁栄できれば、
より早く成長でき、同じ考えを共有できれる組織を居場所だと感じられます。
組織の既存の価値観やあり方をふまえずに提案しても、的はずれになってしまいます。
社長が、上司がなぜそう考えているのか、常に探求しながら働く事で、社長・上司の真の意図に迫ってゆく事が出来ます。
自分の意見ではなく、社長の意見、上司の意見を中心として思考し、発言し、行動する事を心掛けます。