久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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本当の顧客満足とは?

2007年08月19日 | キャリアコンサルタント(稲葉朋子、他)
当社は月に1回土曜日に経営塾というのを社員向けに開催しており、昨日がその開催日でした。
その中の前半の講義が、当社が現在進出しているインドに関してのものでした。

その中でふと感じてしまったことが、インドの経済が発展することでどれだけの自然がなくなるのか。

ビジネスとはそもそも何のためにあるのかと少々自問自答してしまいました。

顧客満足というのは人間が対象であり、その人間の満足を考えること。人間という領域の満足は結局のところ自分達(人間達)の満足だけであり自分中心なのかもしれない。その周りの人間以外の動物や自然環境を地球や果ては宇宙のことまで考え、そして現在のことのみならず10年50年100年1000年先のことまで考える。
このエリアの軸と時間の軸。


地球のことを考え100年1000年先のことまで考えていけば、水質汚染や環境破壊などのビジネスに問題があることが浮き上がってくる。


ビジネスを考える時には時間軸とエリアの軸を最大限に広げて考えていけば本当にいいビジネスなのかが見えてくる。

いま 地球温暖化が素人目にも感じられる中で、環境を踏まえた上でのビジネスが現在も論点になっているが更に拍車がかかることは間違いない。

現在のビジネスを考えて、対人間だけではないところまで考えるとビジネスとは非常に難しいと思うが、難しいということはそれだけ考えていないビジネスをしてきたということであり、そのつけが今現れているのだと思う。

過去は過去として、今から私たちが出来ることをしていかなければならない。


当社もインドに進出する又はしている企業のサポートをさせて頂いている中でこういった認識を持ち、対顧客である人間だけではない環境を考え、未来の地球をより豊にする意識を持ちサポートすることが非常に大事な使命ではないかと思う。


経済全体の大きなうねりを環境までを考えた方向にうねりをかえることは相当な力が必要である。

しかし、天に吐いたつばは自分にかえってくる。
地球の環境を考えていかなければ結果人間は自分の首をしめることになる。

顧客満足とは、未来の環境をも考えた上での本当の人間の満足を考えた上の言葉なのかもしれない。

株式会社人財開発 
稲葉 朋子 
   

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