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私が独立して3年目、今から15年前です。
ある企業に営業に行った時、社長室に色紙が飾ってありました。
与えたものが得たもの 船井幸雄
私は、この言葉を見た瞬間に、自分の中に衝撃が走った事を今でも鮮明に覚えています。
独立した当時、自分自身が売上をあげたい、もっと得たいと思っていました。
一人で独立し、危機感、焦燥感、将来に対する漠然とした不安、焦りを感じていました。
自分が得たいと思っても、得られない理由がそこに書かれていたのです。
自分が得られない理由は、自分が与えていなかったからです。
人間は与えたもの以上に得る事は出来ない。
自分が得ているものを見て、自分が与えている価値を知る事。
これに気づくとこができ、得る事ではなく、与えることだけに集中すれば良いことに気づきました。
今の自分があるのは、私がこの言葉に出会ったお陰です。
この言葉は、私の創作ではありませんが、私の成長に多大な価値をもたらしました。
この言葉を当社の経営理念にすることにしました。
人が幸福になるため、企業が成長するための真理と言える言葉と思っています。
一つの言葉との出会いが、人生を大きく変えてしまう。
これが言霊なのでしょう。
私もこの言葉に出会えて特に対人関係が
好転していると感じています。
影響の範囲を自分で大きくし、更に世界を善く
していけたらと思います。
与えることに集中していきます
どんなに知識を持っていても、技術を持っていても相手が望んでいなければ不要の産物となってしまう。
自分本位の人は押し売りの如く自分を見せてしまう。
しかし、相手はそこに価値は見出さない。
相手の評価こそが自分自身の存在意義となる。
何を与えていくことがベストなのかを考えて続けていきます。
目に見えやすいもので、
わかりやすいもので、
比べやすいものですが、
それが、ゆえに、
得られるものというのは、
得てしまった時点で
終わってしまう。
生涯に渡って
追い求めていけれるということが、
豊かな人生になっていくのだと
思います。
Give,give,giveを意識することで
将来得ることのできる果実を収穫する
種まきをすることができる。
得たいものばかりリスト化せず
何を自分はいま与えられるのかを考えて
実行する。
そしてそれを受け取った人が
価値以上のモノを感じることが出来たとき
初めて与えたものが
「得たもの」にシフトするのだと
会長の文章を読んで感じました。
そこではお客様のために仕事ができる事が楽しく、お金が後から付いてくることも感じました。
素朴な事ですが、この体験を糧に入社後もクライアントファースト、プロフィットラストを心がけ、クライアントの為に働いていきます。
すでに私は家族からTCGまで、周りの方から多くのものをもらっています。
まだまだ「与える人間」には及びませんが、目先の目標として返せる人になりたいと思います。そして与える人間なるための一歩を踏み出したいです。