久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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インドに進出し、もうすぐ4年になります

2011年03月01日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

インドに初めて進出したころ、多くの人から、

なぜ、インドなのか?

インドにネットワークを持っているのか?

などの質問をいただきました。

 

なぜ、インドか?そこには、大きなポテンシャルがあると思ったからです。

しかし、インドに対する評価は、インフラない、カースト制度がある・・・等々、ネガティブなものが

多くありました。

 

私自身、5年前に、一度、中国進出し、早々に撤退した苦い経験があります。

何のプランもなく中国に進出しましたが・・・今思えば、撤退すべきではなかったとも思います。

 

経営に「たら・れば」は、禁物ですが、最近、中国を改めて訪れて、その変わりぶりには、驚かされます。

 

インドでの唯一の戦略は、今度は絶対に、何があっても撤退しない、成功するまでやり抜くというものしかありませんでした。

多くの諸先輩方からは、インドは、ネットワークが重要で、ネットワークなくして成功はありえないといわれました。

 

確かに、今まではその通りだったかもしれません。

市場は確実に成長しており、不退転の決意があれば、ある程度は乗り切れる気がします。

 

私が、中国進出していた時に、最も欠けていたものは、この決意だったのでしょう。

だから、失敗したのです。

 

今は社運をかけてアセアン諸国・中国再進出・モンゴル・ロシア・ドバイへの進出を完了させます。

 

当社の良いところは、

①社員の数が多く、

②若く

③恐れを知らず

④初めての仕事を嫌がらずに、楽しむことができる

ことくらいでしょうか。

しかし、世界へ向けて拡大するためには、上記の要素は非常に重要で、

ネガティブなことを言わずに、「はい、喜んで!」といってどこへでも行ってくれる

社員は、当社の宝物です。

 

本当に、たくさんの社員を採用しておいてよかったです。

毎日、一時間半の研修をしておいてよかったです。

毎日、朝礼を英語で行っていてよかったです。

 

思えば、13年前、東京に何のつながりもネットワークもなく、前の会社の上司からも

「本当に独立なんかして大丈夫か」と心配されても何の迷いもありませんでした。

 

独立した時、

インドに初めて進出した時

そして、今年、アジア全域に進出する時

私には、何の迷いもありません。

 

与えられた使命と思い、全うするだけです。

 

ここまで付いてきてくれた社員に感謝です。

今は、他の会社と比べて、たくさん給料を払うことができませんが、チャンスだけは

どの会社にも負けないだけ与えることができます。

 

チャンスは、決して楽なものではありません。

時には、苦しいものと映るかもしれませんが、そこには、本当の価値があります。

 

私も社員とともに苦楽を分かち合いたいと思います。