志とは、人生の目標設定の高さを表す言葉である。
人生は、どんな『目標設定』をするかだけで、そのほとんどが決まってしまう。
近い未来の目標設定は、マイルストーンとしては良いが、志にはなりえない。
企業が持つ『志』もまた同じである。それは、社会的責任として検証される。
「目標はありますか?」と問いかければ、多くの人は「ある」と答えられます。
しかし、「志はありますか?」と問いかけると、多くの人は首を傾げてしまいます。
『志』とは、社会的目標設定であり、『夢』とは、個人的目標設定と私は考えています。
個人的目標には、協力者が現れません。せいぜい、家族くらいです。
社会的目標には、多くの協力者が現れる可能性があります。
企業の社会的責任とは、企業が持つ志に関係します。
社会的責任とは、高い志を実現さていくプロセスの中で当然負うべきものとなります。
それは同時に、企業の『社会的目標設定』の検証道具にもなっているのです。