うどん 熊五郎のブログ

日替わりメニューの紹介や店での出来事など徒然なるままにつづりたいと思います。

連載88

2013年01月16日 | 学習室
熊五郎と12名の仲間達

 話は変わるが、熊五郎がサラリーマン時代、同じような事件を起こしていた。地下一階にある売店で用を済ませ四階にある自席に戻る途中、来訪者が乗り降りする一階を通り過ぎた。もう人は乗ってこないだろうと安心して思わず『ブリ!』っと一発。するとほとんど乗り降りのない二階でエレベーターが止まってしまったではないか。『やばい! 女性が入ってきたらどうしよう。』一瞬、背中に冷たいものを感じた。ところが事もあろうに社長がたった一人で乗り込んできたのだ。社長とは仕事の関係上接する機会も多く、名前も顔も覚えられていた。たった二人の密室で起こったことの犯人は明白である。温厚な社長は熊五郎に向かい、おもむろに
「岩野君、いい臭いだねえ。」
熊五郎は、唯々恐縮して
「申し訳ございません。」
と言うのが精一杯であった。被害を受けた社長は可哀想なことに四階で降りた熊五郎を見送った後、社長室のある六階まで放たれた分身と共に密室の中に閉じこめられる羽目になったのである。
 そしてもう一件。これは家族旅行でのことだ。楽しかった旅行も終わり、家路に着こうと五~六人入れば満員になりそうな小さなエレベーターに家族が乗り込み、二階にあるフロントへ向かった。そして三階を通り過ぎたとき思わず一発。
「お父さん!何でこんな所ですんのよ。信じられない!」
娘の厳しい言葉が室内に響いた。
「しょうがねえだろ、出ちゃったんだから。」
臭いの立ちこめた密室のドアが開いて我々が出て行った後、入れ替わりで一人の男性が何も知らずに乗り込んだ。
「あの人、可哀想。」
娘の言葉に実感がこもっていた。でも、対象が複数で、乗り込んできた男性はその場にも居合わせていなかった事から犯人は特定できなかったのではないか。ここで、なぞなぞを一問。『一人の場合、犯人は必ず解り、二人でも必ず解り、三人以上だと犯人を特定できないことは何?』もちろんお解りと思う。159
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雪で・・・・・・・。

2013年01月16日 | その他
月曜日の雪、寄居では大事にはなりませんでした。
しかし、息子が北海道で足止め。
急遽、翌日の朝夕の送迎バスの運伝が舞い込んできました。

中学校の同級生が、届け物を店まで。
朝方連絡があり、
「危ないから来ない方が良いよ。」
って話したのですが。
帰路、2軒のスリップ事故を目撃したとのこと。

昨日はその影響か、お客さんはさっぱり。
ゆっくり、ラーメンのスープ仕込むことが出来ました。

明日は「熊五郎ラーメン」です。
うどん屋でラーメン以外食べられないのは熊五郎だけですかねえ。


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