連載８６

熊五郎と１２名の仲間達

出迎えに出てこられたホテルの社長に挨拶した後、部屋割りの発表である。
「越智、山上、志多。六〇一号室。」
「横井、関口、藤野、猪野沢。六〇二号室。」
「深井。関、森下。六〇五号室。」
「田島、黒山。六〇六号室。本部は六〇三号室。みんな自分の部屋解ったかい。」
ロビーで昼食を住ませた後、部屋割りを発表された面々は、それぞれの荷物を抱え、部屋に入っていった。合宿は体力勝負である。学力を伸ばすのではなく、これから本格的になる受験勉強を控え、自分との戦いに如何に勝つかが目的である。講師陣も臨戦態勢で臨む。課題が終わるまで徹夜覚悟である。横山もこの合宿で徹夜を経験している。市村も例外ではない。いよいよ十二名と講師陣との戦闘が始まった。横山も、市村も熊五郎の影響を受けていた。来る者拒まず、去る者追わず。合宿講習初日から質問に来る生徒には徹底的に寝る間も惜しんで指導してくれた。生徒達も年齢が近く、学習室の先輩であり、兄貴的存在の市村と横山の授業にも違和感なく入っていった。１５７

鍋持参、増えています

最近、店で食べずに家でゆっくり派が増えています。
鍋、容器持参での注文が増えています。
２０～３０分程度はうどんも伸びないので良いのかも知れません。
暖かいうどんは、汁とうどんを別盛りで。
冷たいうどんは、汁をペットボトルで。
皆さん、自前の容器持参でご来店されます。

寒い季節は、こたつで暖を取りながらゆっくりうどんを。
もちろん、日替わりメニューでお出しします。

明日は「小女子かき揚げ天ぷらうどん」です。