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作家 塩野七生氏の言葉と村山談話 

2013年05月31日 | 選挙ファイル
川上やすまささんのコラムから転載。
作家 塩野七生氏の言葉と村山談話 

 村山談話は戦後50周年の終戦記念日にあたり当時の自民党・社会党・さきがけ三党の連立政権とわが国の官僚組織をあげて叡智を結集し閣議決定に基づき発表した声明であり、私は国民共有の政治理念を示した歴史的文書、国民の共有財産であると考えている。

 安倍晋三総理は国会答弁で村山談話を安倍政権は必ずしも全て継承しているわけではなく、新たな談話を検討する可能性を示唆した。しかしながら、菅官房長官は政府として村山談話を尊重する姿勢を改めて示すことになった。国際世論において、安倍総理の政治姿勢を超国家主義的政治家として暴走を懸念するいわば要注意人物として警戒するほど、村山談話の否定・見直し発言は国際政治で波紋を生じている。

 日本一の発行部数を誇る「月刊 文藝春秋」塩野七生氏の連載コラム「日本人へ」に 「さよなら ミセス・サッチャー」と題したコラム内に以下の言葉が載った。私は溜飲の下がる思いでがしたので引用する。安倍氏の発言以前(4月20日)に書かれたものである。 

 世間でまかり通っている一句に、賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ、というのがある。だがあれは、真っ赤な嘘である。
 賢者は、歴史からも経験からも学ぶことができる人で、愚者は、歴史からも経験からも学ぶことができない人と言い換えるべきである。なぜなら、歴史とは経験の集積にすぎないからである。
 日本の政治家たちも、これならばやれるのではないか。アイロニーもユーモアも解さない人に対しても、歴史を押さえたうえで簡潔に論理的に説くならば、味方だけでなく敵に対しても説得力をもてるのではないかと思う。それにこのやり方ならば、本質的には生まじめな、日本人に向いているのではないか、と。


「月刊 文藝春秋 2013年六月号 塩野七生 P93」

 これこそ「村山談話」の役割ではないか。
 歴史からも経験からも学ぶことのできない愚者に日本の政治を任せておくことはすなわち危うい。
 「村山談話」は過去の歴史を議論するだけではなく日本と世界の未来のための言葉である。
 賢者の政治を実現するために今日も確信を持って日々の活動に取組もうと改めて決意した。
 塩野七生氏のコラムが元気の素になった。
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「生活保護法改正」は憲法25条に違背する

2013年05月30日 | 憲法をくらしに生かそう


  「生活保護法改正」は憲法25条に違背する

 「生活保護法改正」案が衆議院で審議されています。自治体窓口での申請厳格化を緩和することで、民主、自民、公明の3党が法案修正の合意がなされたので、今国会で成立する公算が強まりました。

今回の「生活保護法改正」は、就労による自立の促進、不正受給対策の強化、医療扶助の適正化等を行うためとされており、「生活困窮者自立支援法」案、議員立法の「子どもの貧困対策法」案とセットで審議されることになっています。たしかに、生活保護受給に至る前の対策や生活保護から就労にいかに結びつけていくか等、多くの課題を抱えていますが、これまでの自民党の主張を考えると、真に生活保護が必要な人を受給できなくなる懸念もあります。

日本の生活保護補足率は3割程度であり、8割のヨーロッパ諸国に比べて低水準にあります。憲法25条で保証されている最後のセーフティネットとしての生活保護制度を堅持していかなければなりません。

(2013年5月30日 社民党政審会長 吉田ただとも)
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憲法「前文」が全面改悪されている―自民党の「壊憲」内容(1)―

2013年05月29日 | 憲法をくらしに生かそう


憲法「前文」が全面改悪されている―自民党の「壊憲」内容(1)

 ① 現憲法は、先の大戦によって日本人310万人、アジアで2000万人以上の尊い命が奪われ、広島・長崎が原爆に見舞われ、全土が焦土と化した未曾有の犠牲と深刻な反省の上に「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意」すると謳っている。

ところが自民党「改憲草案」(以下「改憲草案」)は、「我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し」と、時の国家権力が侵略戦争を引き起こし、国民もこれを止め得なかった歴史的教訓に目をつむり、政治の暴走であった戦争と自然災害を意図的に同列に扱って政治責任を回避し、その上で「国と郷土を誇りと気概を持って自ら守」ることを強調している。

 ② 現憲法は、「主権が国民に存する」と宣言し、「国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基く」ものであると謳っている。

 ところが「改憲草案」は、「日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家」であると天皇を「元首」に祭り上げた上で、「国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される」と、国民主権の原理を薄め後退させるとともに、「和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」と、国民に自立自助を求めている。

 ③ このように自民党「改憲草案」の前文は、現行憲法の恒久平和主義・国際協調主義・平和的生存権の確認や国民主権と基本的人権の尊重を大きく後退させ、あとの条文で「国防軍」の設置と「集団的自衛権の容認」、そして基本的人権の制限につなげていこうとしている。

(2013年5月29日 社民党幹事長 又市征治)



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寺脇研さんが製作に関わった『戦争と一人の女』という映画を見た。

2013年05月28日 | 憲法をくらしに生かそう


寺脇研さんが製作に関わった『戦争と一人の女』という映画を見た。

 元文部科学省官僚で映画評論家の寺脇研さんが製作に関わった『戦争と一人の女』という映画を見た。素晴らしい、恐ろしい映画だった。戦争と性暴力がテーマの一つだったからだ。坂口安吾の原作の映画化。戦場の場面は、一切出てこないが、戦場での性暴力と帰ってきた兵士の性暴力が地続きで描かれ、本当に恐いのだ。

 「国防軍」「交戦権の行使」「集団的自衛権の行使」という言葉で、国会で論争、論戦しているが、こんな言葉を超えて、戦争の非人間性が恐ろしく生々しく迫ってくる。「性暴力」というけれど、女性は、殴られ、首を絞められ、仮死状態すらなってしまう。恐怖心や無念さに改めてぞっーとした。戦争とはこういうものだというのが迫ってくる。

 「一枚のハガキ」「キャタピラー」「スカイ・クロラ」や黒木和雄さんの「父と暮らせば」などの三部作をはじめ実に多くの素晴らしい映画や作品がある。戦争の非人間性をもう一度私たちは学ぶべきではないだろうか。

(2013年5月28日 社民党党首 福島みずほ)
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木村えい子の提案「相続税を市町村に移管」

2013年05月27日 | 社民党案内人の日記


 相続税は現在、国税となっています。「木村えい子」参議院神奈川選挙区の予定候補、木村えい子さんのツイッターに、「相続税を市町村に移管」のアイデアが掲載されています。
「横浜市、待機児童ゼロに 」のニュースで新設の保育園の土地を確保するのに苦労したという解説がありました。

地方自治体の議員を経験したからのアイデアです。
いいアイデアです。社民党の地方からの運動(政策を提案)にしたいと思います。


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