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日本国憲法の誕生
憲法の改正は大日本帝国憲法第73条の規定によって行われた。
1946年(昭和21年)4月22日から枢密院において憲法改正案が審査が開始され、6月8日に可決された。
6月20日、政府は、大日本帝国憲法73条の憲法改正手続に基づき、憲法改正案を衆議院に提出した。
6月25日から衆議院において審議が開始され、若干の修正が加えられた後、8月24日に可決された。
続けて、8月26日から貴族院において審議が開始され、ここでも若干の修正が加えられた後、10月6日に可決された。
翌7日、衆議院は貴族院の修正に同意し、帝国議会での審議は結了した。
憲法改正案はふたたび枢密院にはかられ、10月29日に可決された。
天皇の裁可を経て、11月3日、大日本帝国憲法は改正され日本国憲法として公布され、翌1947年(昭和22年)5月3日に施行された。