和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

春の月/今日の俳句 ≪第.1700号≫

2015年03月03日 06時43分10秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)3月3日(火)>■



■今日は何の日。記念日

○ 上巳,桃の節句
上巳の節句は五節句の一つで、元々は3月上旬の巳の日だったが、後に3月3日に行われるようになった。旧暦では3月3日は桃の花が咲く季節であることから「桃の節句」とも言われる。
古来中国では、上巳の日に川で身を清め不浄を祓う習慣があった。これが平安時代に日本に取り入れられた。後に、紙で小さな人の形(形代)を作ってそれにけがれを移し、川や海に流して不浄を祓うようになった。この風習は、現在でも「流し雛」として残っている。

○ 雛祭り
女の子の健やかな成長を願う伝統行事。女の子のいる家庭では、雛人形を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花等を供えて祀る。
上巳の日には、人形に穢れを移して川や海に流していたが、その人形が次第に精巧なものになって流さずに飾っておくようになり、雛祭りとして発展して行った。
雛祭りは始めは宮中や貴族の間で行われていたが、やがて武家社会でも行われるようになり、江戸時代には庶民の行事となった。
元々は、5月5日の端午の節句とともに男女の別なく行われていたが、江戸時代ごろから、豪華な雛人形は女の子に属するものとされ、端午の節句は菖蒲の節句とも言われることから、「尚武」にかけて男の子の節句とされるようになった。

○ 耳の日
日本耳鼻咽喉科学会が1956(昭和31)年に制定。
「み(3)み(3)」の語呂合せ。また、三重苦のヘレン・ケラーにサリバン女史が指導を始めた日であり、電話の発明者グラハム・ベルの誕生日でもある。
日本耳鼻咽喉科学会
補聴器の日 6月6日・鼻の日 8月7日・目の愛護デー 10月10日

○ 耳かきの日
耳かき具メーカー・レーベン販売が制定。「耳の日」であることから。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】





     ※今日の俳句※



  水の地球すこし離れて春の月
       正木ゆう子



  春の月かわらの屋根にあぐらかな
       川島ひとみ



  春月や犬も用ある如く行く
       波多野爽波



※ 春の月・春月・春月夜・春満月
 「秋の月はさやけきを賞で、春の月は朧なるを賞づ」と昔からいわれているが、朧に限らず、澄んだ暖かい感じの春月にもまた春の月の趣がある。
→朧月・月(秋) 

【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】





     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月3日(火)付】


  信頼と友情を結ぶ

  草の根の対話こそ

  社会に活力送る源泉だ!

  さあ 地涌の使命に

  踊り 進みゆこう!


       2015年3月3日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月3日(火)付】


「富」は、分け合うほど取り分が減っていくが、「幸福」は分かち合うほどに大きくなる。ある地区の座談会に出席して、納得した。                                     



司会は、2人の元気な女子中学生だった。女子中等部員と、もう一人は、彼女の友人だという。未来部コーナーで、「あなたが尊敬する人は?」との質問に、子どもたちが順番に答えていった。



彼女が「○○ちゃん」と友人の名を告げると、友人は感激して泣き出してしまった。単なる仲良し以上に、自分を成長させてくれる大事な存在です、と彼女。笑顔に戻った友人も「私の尊敬する人は、あなたです」と彼女に告げる。皆の胸も、じんと熱くなった。また、ある少年部員は「お父さんです」と言い、父である地区部長は、抑え切れない涙を、しばらくぬぐっていた



人は、一人だけで幸せになることはできない。うれしい出来事があっても、それを分かち合う人がいなければ、これほどの不幸はないだろう。心から信じ、尊敬し合える人がいれば、喜びを倍に、苦しみを半分にすることができる。座談会、そして創価学会の同志の絆には、その確かな手応えがある



分かち合うためには、まず自分が心を開き、相手の気持ちを映せるよう、心の鏡を磨きたい。そこから幸福の輪は広がっていく。     (城)
                                       




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