【須田慎一郎】あさラジ 2015年3月23日(月)「韓国は股裂き状態」「ネット証券が絶好調、アジアインフラ投資銀行、チュニジア襲撃事件、世論調査で景気悪化」
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 3月26日(木)より転載】
【大道38】
山本伸一が「激闘」と「力走」の歴史を刻んだ「青年の月」七月は終わり、「錬磨の月」八月が幕を開けた。
一日の夕刻、伸一は、駐日アメリカ大使のマイケル・マンスフィールド夫妻らと、東京・信濃町の聖教新聞社で会談した。
席上、この年五月に、伸一が初の国連軍縮特別総会を前に、国連事務総長、国連総会議長に書簡で送った、核軍縮及び核廃絶への提唱が話題に上った。
提唱は、次の十項目から成っていた。
(1)全世界各国の最高責任者が一堂に会する「全世界首脳会議」の開催。
(2)核エネルギーの国連による管理化。
(3)すべての国に核兵器不使用を義務づける協定の締結。
(4)“非核平和ゾーン”の設置と、その領域拡大の推進。
(5)国連の仲介による「核軍縮首脳会議」の具体化。
(6)勇新型兵器開発の停止。
(7)「国連軍縮機関」(仮称)の設置。
(8)全面完全軍縮へ向けての民間レベルでの研究、討議、広報、出版活動の推進。
(9)国連に「平和のための資料館」(または仮称「国連平和館」)の開設。
(10)国連内に仮称「軍縮のための経済転換計画委員会」を組織化。
さらに、伸一は、こうした国連の機能強化を可能にする前提として、国連の経済的基盤を強化するとともに、事務総長らは“完全なる政治的非同盟宣言”などを行い、政治的不偏性を確立すべきであると提言していた。
マンスフィールド大使との会談では、これらの提唱をめぐっても意見が交わされ、平和への思いを確認し合う語らいとなった。
伸一は、会員を守るために、宗門の問題に神経をすり減らしていた。しかし彼の眼は、人類の幸福と平和の実現から、決してそれることはなかった。戦争を、人びとの不幸を、この世からなくすために日蓮仏法はある。それこそが、本来、宗教の原点であるはずだ。
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山本伸一が「激闘」と「力走」の歴史を刻んだ「青年の月」七月は終わり、「錬磨の月」八月が幕を開けた。
一日の夕刻、伸一は、駐日アメリカ大使のマイケル・マンスフィールド夫妻らと、東京・信濃町の聖教新聞社で会談した。
席上、この年五月に、伸一が初の国連軍縮特別総会を前に、国連事務総長、国連総会議長に書簡で送った、核軍縮及び核廃絶への提唱が話題に上った。
提唱は、次の十項目から成っていた。
(1)全世界各国の最高責任者が一堂に会する「全世界首脳会議」の開催。
(2)核エネルギーの国連による管理化。
(3)すべての国に核兵器不使用を義務づける協定の締結。
(4)“非核平和ゾーン”の設置と、その領域拡大の推進。
(5)国連の仲介による「核軍縮首脳会議」の具体化。
(6)勇新型兵器開発の停止。
(7)「国連軍縮機関」(仮称)の設置。
(8)全面完全軍縮へ向けての民間レベルでの研究、討議、広報、出版活動の推進。
(9)国連に「平和のための資料館」(または仮称「国連平和館」)の開設。
(10)国連内に仮称「軍縮のための経済転換計画委員会」を組織化。
さらに、伸一は、こうした国連の機能強化を可能にする前提として、国連の経済的基盤を強化するとともに、事務総長らは“完全なる政治的非同盟宣言”などを行い、政治的不偏性を確立すべきであると提言していた。
マンスフィールド大使との会談では、これらの提唱をめぐっても意見が交わされ、平和への思いを確認し合う語らいとなった。
伸一は、会員を守るために、宗門の問題に神経をすり減らしていた。しかし彼の眼は、人類の幸福と平和の実現から、決してそれることはなかった。戦争を、人びとの不幸を、この世からなくすために日蓮仏法はある。それこそが、本来、宗教の原点であるはずだ。
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■<2015年(平成27年)3月26日(木)>■
◆プレミアム商品券 自治体の97%発行へ◆
“全国どこでも”お得に
公明推進 消費喚起の交付金活用
政府は24日、経済対策と地方創生を目的に2014年度補正予算に盛り込んだ自治体向けの「地域住民生活等緊急支援交付金」(総額4200億円)の配分を発表した。このうち「地域消費喚起・生活支援型」(2500億円)の対象事業は、地元の商店街などで購入価格を上回る買い物ができる「プレミアム付き商品券」が多く、全体の64%(事業費1589億円)。全国1788自治体の97%に当たる1739自治体(1709市区町村と30都道府県)が計画している。
商品券は1万2000円分を1万円で購入できるなど、1~3割のプレミアム率を付けるものが中心。各地域での販売は5月から6月にかけて本格化する見通しだ。
人口規模が大きな都市だけでも札幌、千葉、横浜、川崎、相模原、静岡、浜松、新潟、名古屋、大阪、京都、北九州、福岡の各市などで販売を予定。また、埼玉県では全63市町村が発行し、このうち約8割の50自治体が30%のプレミアムを付けることにしている。
商品券以外は、地域の特産品や旅行商品を割安で購入できる「ふるさと名物商品・旅行券」の発行が25%(同615億円)。東京都を除く46道府県や約150市町村が発行を予定している。このほか、多子世帯支援を目的にした商品券の割引購入券配布や低所得者向けの灯油購入助成などにも配分した。
一方、地方創生に向けた戦略作りや地域の活性化策を支援する「地方創生先行型」(1700億円)のうち基礎交付分(1400億円)の配分は、地域の観光振興や産業振興に関する事業が57%を占めた。
具体的には、近隣の自治体と連携した広域の観光ルートの開発(群馬県安中市、長野県軽井沢町など)や、有害鳥獣対策として駆除したシカを用いた特産品の開発(長野県小諸市)など。政府は、優れた提案を対象にした上乗せ交付(300億円)について4月以降に募集を始める。
今回の交付金は、公明党が各自治体の実情に応じて柔軟に使える制度にするよう要請。さらに具体的な使い道として、地域の消費喚起につながるプレミアム付き商品券の発行を提案し、事業に盛り込まれた。その上で各地の地方議員が2、3月の定例会で事業の具体化を強力に推進してきた。
【公明新聞:2015年3月25日(水)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150325_16561
※今日の俳句※
むさし野の落日花の辺に見たり
目迫秩父
牛追唄花咲く前の山暗し
古賀まり子
吉野葛軒で買ひ足す花の雨
広瀬一朗
※ 花・花盛り・花影・花時・花過ぎ・花の雨・花の山・花の昼・花の雲・花埃・花便り・花の宿
「花」といえば平安時代以降、桜の花をさすのが一般的である。「古今集」の「久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらん」の花は桜で、その他花を冠して桜に通わせた言葉は多い。
「花の雨」は桜のころの雨、「花の雲」は桜が爛漫と咲いたさま。「花埃」は花時の埃をいう。
→花冷え・花見・花篝(はなかがり)・花衣・花守・花人
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
※わが友に贈る※
リーダーが祈り
行動した分だけ
組織は発展する。
一人と会って励まし
信頼の絆を強く結べ!
2015年3月26日
【聖教新聞:2015年3月26日(木)付】
※名字の言※
無軌道な生活を一変させ、信心に励みだした青年に、亡くなった母の日記を読んだという。裏表紙に「今年の御祈念」とあり、一項目だけ書いてある。「○○を広布の人材にします」。自分の名前だった
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母が唱題する背中を見てきた。ただ、その祈りが、この一点にあったとはーー。深く知った彼は、恩返しをする思いで広布に歩み始めたのだ。彼の姿に、母の人生は勝ったと思った
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ある地区部長は、地域の中に、小学校の教員を目指し、採用試験に挑戦を続ける男子部員がいることを知った。試験項目のピアノ演奏が苦手という。壮年は「頑張れよ」という言葉だけではなく、共に苦労しようと決め、毎日、彼の勝利を祈りつつ、ピアノを一から始めた
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ある月の座談会で、地区部長は演奏を披露し、ピアノを始めた理由を始めて明かした。その場にいた男子部員は驚いた。実は、その年の採用試験を勝ち取った後だった。無論、合格は彼自身の実力だが、地区部長の真心を知ると知らぬでは、今後の教員生活は大きく違ったものになるだろう
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成長と勝利を願い、懸命に励ます真心と努力は、いつか必ず相手に届く。“そこまで思ってくれていたとは”という感謝の心が、次の人生の壁を破る力となる。 (城)
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月26日(木)付】
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