■<2015年(平成27年)3月13日(金)>■
◆「人間の復興」へ あの日、あの時◆
党安保法制検討委
任務実施に安全確保が必要
公明党は11日、衆院第2議員会館で安全保障法制に関する検討委員会(北側一雄委員長=副代表)の第8回会合を開催した。井上義久幹事長をはじめ、多数の国会議員が出席した。
会合では、昨年7月1日の閣議決定を受けた安保法制整備(グレーゾーン対処、国際平和協力、憲法第9条の下で許容される自衛の措置)のうち、これまでの党安保法制検討委で出席者から指摘があった課題について政府が説明。その後、議論を行った。
このうち、自衛隊による在外邦人の救出任務に関しては、邦人および派遣される自衛隊員の安全確保に見通しが立つことが任務実施の前提である点が確認された。
また、自衛隊を在外邦人救出に派遣する際の判断基準について政府は、(1)武力紛争が発生していない(2)領域国の警察などの治安機関が領域国における治安の維持に当たっている―ことを確認する必要があるとの考えを示した。
このほか、船舶検査活動法、「湾岸戦争」における各国の機雷掃海、平時における米軍以外の外国部隊に対する支援などについても議論を行った。
【公明新聞:2015年3月12日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150312_16453
※今日の俳句※
鈴懸の花に閉ざせしブラインド
潮原みつる
鈴懸の花の田んぼの学校よ
染谷杲径
すずかけの花咲く母校師も老いて
河野 南畦
※ 鈴懸の花→プラタナスの花・釦の木。
原産は主として西アジア、東南ヨーロッパで、日本には明治時代に輸入された。大きな楓状に裂けた葉が、青々と涼しげに茂るので、もっぱら街路樹、公園樹として用いられ馴染みが深い。生育もよく高さは二〇メートルほどに達し帯緑色の幹に特色くがある。花は四月中旬ごろより葉腋からつく。
雌花は淡緑色、雄花は黄色の細い花なのであまり目につかない。花が終わると三センチほどの褐色をした球状果を結ぶ。この実が山伏の首にかける篠懸(すずかけ)に似ているのでこの名がある。
【「現代俳句歳時記・春/角川春樹」より転載】
※わが友に贈る※
悲しみは優しさに
悩みは知恵に変わる。
一番苦しんだ人が
一番幸せになる。
それが我らの仏法だ!
2015年3月13日
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月13日(金)付】
※名字の言※
北陸新幹線があす、いよいよ開業する。多くの人を迎えるであろう終点の金沢駅は、米国の旅行雑誌のウェブ版で、「世界で最も美しい駅」の一つに選ばれている
▼
同駅には「もてなしドーム」と呼ばれる、大きなガラスのドームがある。雨や雪の多い金沢を訪れた人に、そっと傘を差し出す「おもてなしの心」を表現しているそうだ
▼
「傘」は、強い日差しや冷たい雨をさえぎり、身を守るために生まれた道具。そこから、人を外敵や厳しい環境から守る存在が、「傘」にたとえられる。「核の傘」などという。破滅と背中合わせの恐ろしい傘もあるが、子どもが「大事に育てられること」をいう「乳母日傘」(『広辞苑』)のように、傘には、人を守り慈しむ言葉のほうがよく似合う
▼
小説『新・人間革命』第24巻で、戸田会長が山本伸一に語り掛ける言葉がある。「君が強盛な信心に立つことだ。大きく、立派な傘ならば、一つに何人も入ることだできる」と
▼
自分自身が強くなり、境涯を広げていけば、家族や、周りの人々を守り、支える存在になれる。その誓いと行動に生きる人が増えていくならば、やがて大きな「平和の傘」となって、地球を覆うに違いない。金沢駅のドームを見上げつつ、そう思った。 (申)
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月13日(金)付】
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
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◆「人間の復興」へ あの日、あの時◆
党安保法制検討委
任務実施に安全確保が必要
公明党は11日、衆院第2議員会館で安全保障法制に関する検討委員会(北側一雄委員長=副代表)の第8回会合を開催した。井上義久幹事長をはじめ、多数の国会議員が出席した。
会合では、昨年7月1日の閣議決定を受けた安保法制整備(グレーゾーン対処、国際平和協力、憲法第9条の下で許容される自衛の措置)のうち、これまでの党安保法制検討委で出席者から指摘があった課題について政府が説明。その後、議論を行った。
このうち、自衛隊による在外邦人の救出任務に関しては、邦人および派遣される自衛隊員の安全確保に見通しが立つことが任務実施の前提である点が確認された。
また、自衛隊を在外邦人救出に派遣する際の判断基準について政府は、(1)武力紛争が発生していない(2)領域国の警察などの治安機関が領域国における治安の維持に当たっている―ことを確認する必要があるとの考えを示した。
このほか、船舶検査活動法、「湾岸戦争」における各国の機雷掃海、平時における米軍以外の外国部隊に対する支援などについても議論を行った。
【公明新聞:2015年3月12日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150312_16453
※今日の俳句※
鈴懸の花に閉ざせしブラインド
潮原みつる
鈴懸の花の田んぼの学校よ
染谷杲径
すずかけの花咲く母校師も老いて
河野 南畦
※ 鈴懸の花→プラタナスの花・釦の木。
原産は主として西アジア、東南ヨーロッパで、日本には明治時代に輸入された。大きな楓状に裂けた葉が、青々と涼しげに茂るので、もっぱら街路樹、公園樹として用いられ馴染みが深い。生育もよく高さは二〇メートルほどに達し帯緑色の幹に特色くがある。花は四月中旬ごろより葉腋からつく。
雌花は淡緑色、雄花は黄色の細い花なのであまり目につかない。花が終わると三センチほどの褐色をした球状果を結ぶ。この実が山伏の首にかける篠懸(すずかけ)に似ているのでこの名がある。
【「現代俳句歳時記・春/角川春樹」より転載】
※わが友に贈る※
悲しみは優しさに
悩みは知恵に変わる。
一番苦しんだ人が
一番幸せになる。
それが我らの仏法だ!
2015年3月13日
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月13日(金)付】
※名字の言※
北陸新幹線があす、いよいよ開業する。多くの人を迎えるであろう終点の金沢駅は、米国の旅行雑誌のウェブ版で、「世界で最も美しい駅」の一つに選ばれている
▼
同駅には「もてなしドーム」と呼ばれる、大きなガラスのドームがある。雨や雪の多い金沢を訪れた人に、そっと傘を差し出す「おもてなしの心」を表現しているそうだ
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「傘」は、強い日差しや冷たい雨をさえぎり、身を守るために生まれた道具。そこから、人を外敵や厳しい環境から守る存在が、「傘」にたとえられる。「核の傘」などという。破滅と背中合わせの恐ろしい傘もあるが、子どもが「大事に育てられること」をいう「乳母日傘」(『広辞苑』)のように、傘には、人を守り慈しむ言葉のほうがよく似合う
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小説『新・人間革命』第24巻で、戸田会長が山本伸一に語り掛ける言葉がある。「君が強盛な信心に立つことだ。大きく、立派な傘ならば、一つに何人も入ることだできる」と
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自分自身が強くなり、境涯を広げていけば、家族や、周りの人々を守り、支える存在になれる。その誓いと行動に生きる人が増えていくならば、やがて大きな「平和の傘」となって、地球を覆うに違いない。金沢駅のドームを見上げつつ、そう思った。 (申)
【聖教新聞:2015年(平成27年)3月13日(金)付】
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