和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

:山桜/今日の俳句 ≪第.1724号≫

2015年03月27日 05時45分10秒 | 今日の俳句


■<2015年(平成27年)3月27日(金)>■


◆インドの人道団体が”非暴力の伝道者”にラマチャンドラン・イケダ賞授与◆


 マハトマ・ガンジーの高弟であった故・ラマチャンドラン博士と池田SGI(創価学会インタナショナル)会長の名を冠した「ラマチャンドラン・イケダ賞」の授与式が12日、インド・ニューデリーのガンジー平和財団の講堂で挙行された。

 今回の受賞者は、インドが独立する前年の1946年にガンジーが4カ月間滞在し、対話によって暴動を沈めた地に立つ、バングラデシュ「ノアカリ・ガンジー・アシュラム(研修所)」のラハ・ナバ・クマール館長。クマール氏は25年間にわたり館長を務め、非暴力の精神を社会に広く伝えてきた“伝道者”である。

 同賞は、南インドのケララ州にある平和・人道・教育団体「ラマチャンドラン民衆福祉財団」が創設。非暴力、平和、人権、学術等の分野で卓越した貢献が認められた人物・団体に、98年から授与されてきた。

 ラマチャンドラン博士(1905~95年)は、ガンジーのみならず、詩聖タゴールからも薫陶を受けた独立運動の闘士である。独立後は、閣僚・国会議員などの要職を歴任し、大学やガンジー主義の機関を創立。“近代インドの建設者”の一人に名を連ねる。

 一方、池田SGI会長は、「ガンジーが提示した非暴力の手段で、戦争と暴力のない世界、地球規模の人類家族をつくる」人物として、同財団の要請で栄誉にその名を冠している。

 式典には、調和国立基金のアショク・シャジャンハー長官、ガンジー研究評議会議長のN・ラダクリシュナン博士、ラマチャンドラン民衆福祉財団のシスター・マイシェリー議長ら、120人が列席した。

 同賞の選考委員会委員長を務めるラダクリシュナン博士が、賞に名を刻む2人の事績を紹介。「私が池田博士と出会ってから30年目となり、その間、博士に関する多くの書籍を執筆してきました。私たちはガンジーに直接会うことはかないませんが、池田博士が非暴力の精神を現代に展開されているのです」と述べた。

 受賞者のクマール館長は、「偉大な2人の人間主義者に連なり、名誉ある賞の名に恥じないよう、今後も社会と民衆のため、労を惜しまず貢献していきたい」と喜びと決意を語った。


【聖教新聞:2015年3月26日(木)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/03/1217284_5057.html


     ※今日の俳句※



  山桜西行の頭直撃す
       森下草城子



  山国の空に山ある山桜
       三橋敏雄



  目洗ひの滝はいづこに山桜
       舘野翔鶴




※ 山桜
 関東より西部の山地に自生し、また広く栽植されている落葉高木で、春、葉と同時に淡紅白色の花をつける。
 古来詩歌に詠まれてきた桜はこの山桜が多い。古くから桜の名所として知られる奈良県吉野山の桜は現在でもほとんどが山桜であり、吉野の桜を移植したといわれる京都市の嵐山の桜も山桜が多い。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


     ※わが友に贈る※


  広布開拓こそ

  三代城・ふっ街道の使命だ。

  師子奮迅の勢いで

  勇んで仏縁を広げよう!

  功徳満開の春を飾れ!


       2015年3月27日



【聖教新聞:2015年3月27日(金)付】



     ※名字の言※


フランスで考案された「ユマニチュード」と呼ばれる認知症ケアが関心を集めている。「見つめる」「話しかける」「触れる」「寝たきりにしない」を要素とするケアの技法だ                              



例えば、「見つめる」といっても、さまざまな見つめ方がある。車いすに乗る相手に対して「上から見つめる」ことは、“支配されている”感情を引き起こす。正面から、同じ高さで見つめることが何より肝要という



「ユマニチュード」の考案者であるイブ・ジネスト氏は、この手法には、人と人との間に生まれた「絆」を根幹にする哲学がある、と強調する。「その人がそこにいる、人間として存在しているということに、もう一度、立ち返る必要がある」(『ユマニチュード』角川oneテーマ21)と



10年後の2025年には、認知症の高齢者が700万人前後に達すると予測される。家族の介護負担を軽減し、社会全体で担う「介護の社会化」は、喫緊の課題だ。この実現にあたっては、「人間の絆」という根本からの思考が求められる。人のつながりを強めることが、認知症対策に限らず「地域の安心・安全」の土台をつくることになるからだ                    



私たち創価の対話運動の意義も、そうした土台を築くことにある。深い使命を胸に、地域を歩こう。     (芯)



【聖教新聞:2015年(平成27年)3月27日(金)付】



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