和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

山帰来(さんきらい)の花/今日の俳句 ≪第.1712号≫

2015年03月15日 06時55分43秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)3月15日(日)>■


     ◆勝利の経典「御書」に学ぶ 第14巻◆

    
     池田大作名誉会長の講義『勝利の経典「御書」に学ぶ』の第14巻(写真)が発刊された。
 「大白蓮華」の連載をまとめた本書は「上野殿御返事(刀杖難事)」「高橋入道殿御返事」「阿仏房尼御前御返事(畷堅固御書)」を収録。
 「自身の宿命転換を願い、広宣流布の実現を祈って、身命を惜しまず戦うところに、必ず幸福勝利の人生を開くことができる。生涯、素直に信心を貫き通した人が勝利の人です」と、名誉会長は綴る。
 広布の最高峰を目指す友の心に、希望の光を贈る一書である。
 本社刊。669円(税込み)。全国の書店、出版センター・コーナーで発売。SOKAオンラインストアでも注文を受け付けます。

【聖教新聞:2015年3月15日(日)付】
http://www.seikyoonline.jp/




     ※今日の俳句※


  少々とは橋渡るまで山帰来
       児山正明



  炉なごりの小柴にまじる山帰来
       石原八束



  岩の上に咲いてこぼれぬ山帰来
       村上鬼城




※ 山帰来(さんきらい)の花

 日本で俗に山帰来と呼んでいるものは、猿捕茨のことで、本来の山帰来は日本には自生しておらず、台湾や中国南部に分布する熱帯植物である。
 猿捕茨は山野に自生するユリ科の蔓性の落葉低木。棘が多く、晩春に黄緑色の小花を多数散形につける。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※わが友に贈る※


  御聖訓「師子王の

  心を取り出(いだ)して」。

  正義の声をあげよ!

  果敢な行動こそ

  社会を変える力だ!


       2015年3月15日



【聖教新聞:2015年(平成27年)3月15日(日)付】




     ※名字の言※


指揮者の佐渡裕さんに、その国際電話がかかってきたのは、東日本大震災の3日後だった。ドイツでチャリティー・コンサートを行うので、指揮をしてほしいと



佐渡さんは、大災害に対する音楽家の非力さに気落ちし、即答できなかった。だが、“今こそ人々の心を結び、つながろう”と思い直し、話を受けたという。「河北新報」のインタビューで答えていた



音楽には、周囲を、そして自身をも再起させる希望の力が宿っている。東北出身で今春、創価大学を卒業する学生部員。小学生から始めたピアノの腕前は、かなりのものだった。だが、視界が狭まる目の病。事故で父が他界、大震災で実家が半壊……数年の間に相次いだ苦難は、ピアノを弾く気力を奪った。病も、外出時には白杖を要するまで進行した                                      



彼が出した結論はーー鍵盤の前に戻ることだった。断じて悲哀を乗り越えてみせる、と。猛練習を重ね、本年1月、あるコンクールの全国大会で入賞した。音楽は、彼自身と、彼の幸せを祈り続けた周囲に喜びをもたらした



佐渡さんが、先のコンサートで指揮棒を振ったのは、ベートーベンの「第九」。「歓喜の歌」だった。音楽が教えてくれるもの。それは、どんな苦悩をも越えて、自他共の喜びをつくり出す人間の強さである。     (白)



【聖教新聞:2015年(平成27年)3月15日(日)付】



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