和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

正義19/新・人間革命

2014年01月24日 04時33分46秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2014年(平成26年)1月24日(金)より転載】



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 正義19(1/24)

 創価学会は、宗教法人設立の準備に着手し、宗教法人法に基づき、一九五一年(昭和二十六年)十一月一日付「聖教新聞」に設立公告を掲載した。十二月半ば、宗門は、戸田城聖に総本山の宗務院へ来るように伝えてきた。

 戸田は、著しく体調を崩していたが、総本山へ出向き、なぜ宗教法人にする必要があるのかを説明した。

 それに対して、後の日達法主である細井精道庶務部長は、「学会が宗教法人となることは、法的な問題であり、なんら指示するような意思はありません」と答えた。

 そのうえで宗務院としての要望を語った。

 「折伏した人は信徒として各寺院に所属させること」「当山の教義を守ること」「三宝(仏・法・僧)を守ること」

 戸田は、宗門の意向を尊重しながら、宗教法人設立に全力を注いだ。

 戦いには時がある。人生の時間にも限りがある。なすべき時に、なすべき事をしなければ、残るのは後悔である。

 学会の宗教法人設立は、規則案の再検討もあり、時間を要した。そして、翌五二年(同二十七年)六月二十日付「聖教新聞」に、再び設立公告を掲載した。

 その六日後の六月二十六日から、宗門は四日間にわたって臨時宗会を開いた。

 この宗会では、宗制・宗規の変更も審議され、「檀徒及び信徒は本宗が包括する宗教法人以外の宗教法人に加入する事が出来ない」との条文が加えられようとしたのだ。

 宗教法人設立は、広宣流布の大きな流れを開き、日蓮大聖人の御遺命を実現していくためのものである。しかし、宗会は、それを阻もうとしたのだ。

 学会は、この条文が、不当な圧力の武器に変化する危険性を感じ、直ちに抗議し、取り消しを求めた。

 広布実現を願い、宗門の外護を考えての一歩一歩の歩みが、烈風との戦いであった。創価学会が宗教法人として発足にいたる道もまた、怒濤が騒ぐ険路であったのである。


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寒菊/今日の俳句 ≪No. 1479≫

2014年01月24日 04時22分54秒 | 今日の俳句
     ☆寒菊/今日の俳句☆


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2014年(平成26年)1月24日(金)


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  ■1月24日(金)■ 

○ 電子メールの日
 電子メッセージング協議会(現在のEジャパン協議会)が1994年に制定。「1(いい)23(ふみ)」(いい文・E文)の語呂合せ。

○ 八甲田山の日
 1902年のこの日、八甲田山へ雪中行軍に出かけた兵士210名が遭難した。
 冬の八甲田山は本来は冬の重装備が必要だったが、指導部の無謀さから兵士は軽装のまま行軍を開始したため、猛吹雪の中で道を失い寒さと飢えと疲労の為に遭難して行った。25日になって199名の死亡が確認された。

○ 真白き富士の嶺の日
 1910年のこの日、神奈川県の逗子開成中学の生徒12人が学校のボートで乗り出し、七里ヶ浜で遭難して全員が死亡した。
 この遭難は社会的事件として新聞で大々的に扱われた。この悲報に接した鎌倉女学校の教諭・三角錫子が「七里ヶ浜の哀歌」を作詞し、この歌は全国で愛唱された。

○ アーモンドの日
 カリフォルニア・アーモンド協会が2008(平成20)年に制定。
 アーモンド約23粒が日本人の成人女性の1日の摂取目安量であることから「1日23粒」で1月23日を記念日とした。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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  ■※今日の俳句※■


  寒菊や風の中なる鏡山
         石原八束


  冬菊やここ本郷の路地づたひ
         今井千鶴子


  舟宿を坂の真下に冬の菊
         斉藤梅子


※ 寒菊→冬菊・霜菊・しまかんぎく。
 キク科の多年草島寒菊。山地や山麓の日当たりのよい所に生える。花期は10-12月。黄色い花の直径は約2・5センチ。舌状花が白いものを白花浜寒菊という。園芸種の花期はやや遅い。

【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)1月24日(金)より転載】


  ■※わが友に贈る※■


 「いつもありがとう!」
 「寒い中、ようこそ!」
 感謝と真心の言葉が
 皆に喜びを広げる。
 笑顔光るリーダーたれ!

        1月24日


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  ■※名字の言※■


ある講演会で参加者に、忘れられない子ども時代の思い出を聞いた。「母が枕元で本を読んでくれたこと」「父が肩ぐるまをしてくれたこと」――出てきたのは日常の何げない場面ばかりだった。「こどもコンサルタント」の原坂一郎氏が、本紙でそう語っていた



かつて関西創価高校の受験を決意した、岡山県の中等部員。どんな学校なのか、両親と見学へ行くことに。出発直前、聞きつけた地域の婦人部員が、ビニール袋いっぱいのお菓子を手に、見送りに来てくれた。急いで店に走り、そのまま駆け付けたのだろう。はがしたばかりの値札シールが1枚、満面の笑みで励ましを送る婦人の髪に、張り付いていた



中等部員は受験に合格、今は東京で男子部のリーダーになった。試験の内容はとうに忘れ去ったが、あの“値札付きの笑顔”を折に触れて思い出し、成長への決意を新たにするという



「一言の励ましでも、それが一生の支えになる場合もある」「工夫すれば、友を励ますことはいくらでもできる」と池田名誉会長。将来、厳しい人生の勝負どころを迎えた時、戦う勇気をくれるのは、過去の小さな励ましの記憶かもしれない



受験シーズンたけなわ。挑戦者たちに、誠心誠意の一言を。心は心に通じる。(洋)



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