和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

正義11/新・人間革命     

2014年01月15日 08時34分43秒 | 公明党


      
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2014年(平成26年)1月15日(水)より転載】



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 正義11(1/15)

 牧口常三郎の起こした創価教育学会の宗教運動は、長く民衆を支配してきた僧侶によるものではなく、在家、民衆の手による宗教革命であった。

 牧口は、日蓮正宗も、時代の変遷のなかで、儀式主義に陥り、葬式仏教化していたことに、強い危惧をいだいていた。それでは、日蓮大聖人の御遺命である広宣流布を成就していくことはできないからだ。

 後に牧口は、次のように語っている。

 「私は矢張り在家の形で日蓮正宗の信仰理念に価値論を採入れた処に私の価値がある訳で、此処に創価教育学会の特異性があるのであります」

 「創価教育学会其ものは前に申上た通り日蓮正宗の信仰に私の価値創造論を採入れた処の立派な一個の在家的信仰団体であります」

 つまり牧口は、日蓮大聖人の仏法に則して、価値論すなわち“なぜ、人生の幸・不幸が決定づけられるか”という問題を明らかにしてきたことに、宗門とは異なる、学会の優れた独自性があるというのである。

 端的に言えば、学会は、人びとの幸福生活を確立することによって、御本尊の力、大聖人の仏法の力を実証し、広宣流布を推進してきたのだ。

 しかし、学会が、宗教の教えには高低浅深があり、人生の根本法則である正法への信・不信が、生活上に価値(功徳)・反価値(罰)、幸・不幸の現証をもたらすことを訴えていくと、宗内からは強い反発が起こった。

 葬式仏教となった他宗派に同化して、折伏精神を失っていた僧たちは、大聖人の仰せ通りに、仏法の王道を突き進むことを恐れていたのである。

 広宣流布を忘れ、その実践を失えば、難が起こることはない。だが、そうなれば、大聖人の御精神を、魂を、捨て去ることになるのだ。

 一九四三年(昭和十八年)六月、それを物語る驚くべき出来事が起こった。いわゆる「神札事件」である。


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鳥総松(とぶさまつ)/今日の俳句 ≪No. 1470≫

2014年01月15日 07時39分44秒 | 今日の俳句



     ☆鳥総松(とぶさまつ)/今日の俳句☆

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2014年(平成26年)1月15日(水)


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  ■1月15日(水)■ 

◎ 小正月
 7日までの松の内を「大正月」と呼ぶのに対し、15日を「小正月」と言う。松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、「女正月」という地方もある。

○ 警視庁創設記念日
 1874(明治7)年のこの日、東京警視庁(現在の警視庁)が創設された。

○ いちごの日
 全国いちご消費拡大協議会が制定。「いち(1)ご(5)」の語呂合せ。

○ 半襟の日
 京都半衿風呂式和装卸協同組合が制定。襟を正す正月であり、この日がかつて「成人の日」であったことから、和装に縁のあるこの日を記念日とした。


○ フードドライブの日
 フードドライブとは家にある缶詰・レトルト食品などの不要な食物を集めて、食物に困っている家庭に届ける活動のことで、この運動を各店舗で行っているフィットネス事業の会社・カーブスジャパンが制定。「い(1)い(1)ご(5)はん」の語呂合せ。
 元は11月に行っていたが、戴き物の多い歳暮や年始の後の方が良いということで、1月に変更された。

○ ウィキペディアの日
 2001年のこの日、インターネットの百科事典サイト「ウィキペディア」が公開された。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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  ■※今日の俳句※■


  荒涼の機能につづき鳥総松
         鈴木六林男


  ここにまだ屯田の家鳥総松
         大島早苗


  共稼ぐ鍵頒(わか)ち合ふ鳥総松
         山口英二


※ 鳥総松(とぶさまつ)。
 門松を取り去った跡へ、松の梢を挿したものを鳥総松という。
 元来、鳥総とは樵夫が木を伐ったあとの株に樹霊を祀るために挿すその木の梢のことといわれる。鳥総松も門松を取ったあとに挿すことからこれを同義であると思われる。

【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)1月15日(水)より転載】


  ■※わが友に贈る※■

 体調管理に注意を!
 強い寒気の影響で
 厳しい冷え込みが続く。
 防寒や加湿を万全に
 唱題第一で進もう!

        1月15日


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  ■※名字の言※■


 寒空に月光がさえている。冬の月が中秋の名月より輝いて見えるのは、低い気温が大気を清涼かつ透明にさせるのと、月が天頂近くの高い所を通過するためだ



先月、月周回衛星「かぐや」の観測データを基に作られた月全球の立体地図が公開された。地球から見ることができない月の反対側は、激しい凹凸の地形。餅をつくウサギの姿をして、おとぎの世界へいざなう穏やかな“表”のイメージとは一転、裏側は“激闘の星”という印象だった。物事は、見方によって、感じ、学べることが随分違うと、月は教えてくれた



「わたしと宇宙展」の福島展を見た。ある展示コーナーでは、“鉄や炭素など、宇宙に存在する物質で「これは何か」と分かっているのは、全体の4%”と紹介されていた



その前で一組の父子が語らっていた。「たった4%しか分からないの?」と息子。父は言った。「いや、秘められた可能性が96%も残っている。チャレンジに値するから、世界中の科学者が研究をやめないんだろうね」



仏法では、「外なる大宇宙」と、自分自身を指す「内なる小宇宙」は不離一体と説く。きょう15日をもって、本年の約4%分を終えたことになる。残り96%。五体に意欲をみなぎらせ、チャレンジの日々を。(城)


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