染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

三保の貝

2010年06月08日 04時28分04秒 | 子供
拾ってきた貝の内、必要な物だけを取り分けました。
とりあえず、並べて、見比べました。画像は結構取り分けた後です。



これを色々と使いまして、作品にする訳です。あまり魅力的でない割れた物なんかを取り分けていると結構な量になりました。
それを見てほのかんが、

「ひゃー、とうちゃんそんなにどうするの?」
「えーと、作品に入れようと思いますけど、、、 でもそのためにいったんだよ」
「なあんだ、、、行かなきゃよかったよ」

なんだとう、、 何言ってるんだ、君も十分確保したじゃないか。


海ではずっとななさんをおんぶしていたので、写真が撮れませんでしたが、流石に奇麗な海岸でも色々落ちていました。
意外と多かったのが、ふぐ。次いでハリセンボン 共に小さめの個体。海鳥も多かったのですが、魚らしい魚はその二種類。まあ鳥や獣に食べられなかっただけかもしれませんが。
貝もカキ等 4種類くらい鹿確認できませんでした。残念ですが、仕方ありません。

ほのかんのコレクションの中にコウイカの貝殻がありますが、貝のイメージとはちょっと違うので、説明に苦慮します。

海でこれはなんだと聞かれました。
貝である事に違いは無いのですが、素材は炭酸カルシウムで貝と同じでも骨も基本的に同じでありますので、貝が中に入ってしまった理由が良く判らない。同様の事はナメクジもそうなんですが、何と説明したらよいか。まあ自分でもそういう結果でしか理解できていないので、できる訳がありません。基本的に人間も動物も、脊椎動物もおんなじでしょうけど。けれども、イカの骨って言ってしまうとそうでも無いと思う。浮力を得たりする事もあるし、基本的に骨とは使用目的が違うと思う。エネルギーの貯蔵庫としての役割は貝殻には無いように思う。

そんな事を考えていると案の定目の前から本人はいなくなっています。すると、
「とーちゃーん、サンダル流されちゃったようー」

なんとかサンダルは確保できましたが、子供づれでの脳内逃避行は長くは続きません。