染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

富士山環境交流プラザ

2010年10月05日 08時49分39秒 | 芸術作品

京都での展示は既に終了いたしまして、現在環境交流プラザにてgakkyと展示しています。
上のペンギンは京都市立動物園のイワトビペンギンです。ペンちゃんとギンちゃんがいて、こちらは換羽中のペンちゃん ギンちゃんはどうも既に換羽が終了しているようです。

このペンちゃん全くやる気がないように見られます。
人がきてもやる気が有りません。10分程見ていましたが、向きを180度変えただけでした。お客さんは不満そうでしたが、ある意味面白かったです。剥製かと思いました。でも、生え変わりの時期は、羽がぬれると水を吸って重くなるし、なかなか乾かないから、基本的に水に入らないので、致し方有りません。
でもねえ、流石にはじめてみたときは僕も剥製かと思いました。

前置きが長くなりましたが、とにかく今のことです。交流プラザ。


会場はこんな感じ。
いいですな。自画自賛も1人ではないから言えます。

もしかしたら、コンクリよりも、全うなテキスタイル、ファイバーとガラスはいい感じになるんじゃないこと思いました。ちゃんとした仕事しろって自分に言い聞かせました。「ファイバーアートって何?」て聞かれて、これですってなかなか言えない。




gakkyの作品。

これどうなってんの? とか聞くと結構ちゃんと話してくれます。難しいことは良く判りませんが、色の発色なんかは天然染料の媒染剤と似ている。興味深いです。陶芸の溶薬の酸化発色とも似ていると思われる。
透明感とか重量感等流石ガラスです。この素材感を生かされた造形がガラスの良さであると思うので、良いんじゃないですか。造作方法にこだわりを持っているのが特に良い。


こちらは僕の作品です。
日々進化中です。なぜなら、ここに優秀で、けなげな助手が住んでいます。まさに染織家が夢にまで見た素材で制作してくれています。どんどん浸食しています。見に来てやってくださいな。


こちらは、totoki氏のお話を元にした絵です。彼はご存命なので、オマージュとは失礼なのですが、でもそんな感じです。
画像では解りづらいのですが、こちらの作品の素晴らしいのは、モデルとなったtotoki氏のサインが入っていること。本人のお墨付きです。なかなかオマージュとして作った作品に本人のサイン入りってのは無いですな。


昨日、gakkyの友人が撮影にきてくれまして、作品を撮ってもらいました。
すると、ガラスの作品が、ちょっとした変化をすることを知りました。これは面白いんで、なか日あたりに作品替えを少ししようかと言うことになりました。

お時間のある方は後半に是非お越し下さい。

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