染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

自由研究について、ちょっと気になること

2014年07月24日 18時28分07秒 | 動物 化石 鉱物
骨のある部分を切ったところなんですが、ちょっと顔みたいですね。

夏休みになって、自由研究が始まりますね。僕のブログでも昔の投稿が高ヒットしています。
色々見ていただけていることはいいのです。参考程度にしているのならありがたいくらいです。でも、これこのまんま使っても簡単な自由研究できちゃうんですよね。なるべくそんなことにならないようにかなり調べたものの一部を掲載しているのですが、これでもいいやって安易なモノづくりをしてしまってはいないかと心配しています。

自由研究は、やっぱり研究でありますので、個々の力量に差はあれど、自分で観察や実験で調べなくてはいけません。
今、ネットで調べれば何でも分かりそうな時代ですが、感覚や匂いその空気感は伝えられることはありません。こういう体験をすることこそが夏休みにおける自由な研究となると信じております。

世間ではコピー&ペーストの論文が大問題となっており、大学の博士号までもがそれでいいやって風潮が一部の大学でありますが、そんなことをしても何も残りませんし、何も生み出しません。科学ってそういうものですよね。自分でやってこそですよ。失敗したり、希望通りにいかないことが多いのが、世の中ですし実験です。解っていたら実験しません。そんな大きな科学への第一歩が小学校の自由研究だと言っても過言ではありません。
そんな未来のある子どもたちに、コピー&ペーストを教えては全くいけません。こればっかりは楽してはダメです。

失敗や成功はあるでしょうが、それ全てが大事。偉い先生はこんなこと言ってますよ。まさにそのとおりだと思います。科学界だけでなく世間でも同じことが言えます。   学問・研究の倫理と日本の大学・研究機関の信用 山口一男氏


まあ、上のペーストのようにちゃんと参考文献として、載せてくれればいいんです。
それで、いやらしい話ですが、僕に何かしらあるといいなって思っているんです。書籍化とかね。
結局他人の褌で勝手に相撲を取るなってことですよね。

家に来てくれて、スパルタな自由研究講座受けて泣いてくれてもイイです。最低でも一週間くらいは宿題付きで通ってもらいたいですね。

展示会終了いたしました。

2014年07月24日 18時13分53秒 | 工房豆
富士宮市の江戸屋本店ギャラリーでの展示会
work of material #7
染織工房豆 工房展
無事終了いたしました。ご高覧いただけた方々、ありがとうございました。また残念ながらお越しいただけなかった方も、次の機会にはよろしくお願いいたします。

次はとりあえず10月から忙しくさせていただきます。
工房としましては、ボチボチ小さなグループ展に参加したり、企画展示に参加します。
遠藤和帆個人としては、とりあえず10月に富士でのアートセッションという企画に参加します。こちらは猪のを骨展示する暴挙に出る予定。覚悟のある方にしか見れない場所に展示しますので、勇気のある方は探してみてください。

とりあえず来年に遠く遥か西へ行くつもりでおります。そのための準備制作、何故か「けん玉」の腕を磨いております。

ともかく、このたびはご高覧ありがとうございました。