染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

アイデア給食コンクール

2010年08月21日 07時15分55秒 | 子供


行ってきました。

テンパる :焦る、いっぱいいっぱいになる(余裕がない状態になる)こと。

あまり無いのですが、この状態となりました。準備万端なんですが、何かものあたりない感じでしたが何が足りないか解らず、自分が何を考えているか良く判りませんでした。ギャラリーや他の出演者の完成度の高さ等には気にしないでいることは出来ても、時間内に出来ないと解っていても、あまり迷惑をかけたくないので、それなりに早くすませたいという思いが強かったと思いますが、気にしないと思いつつも気になっていたんでしょうね、色々と。
始まってみると工程表を忘れていました。結構これは痛かったです。

「NHKテレビが来ているので、皆さん頑張ってください」

もちろん地元放送局ですが、僕らは最後の方に調理するので、撮影はないでしょうと高をくくっていました。地元新聞のようにはじめだけ取材して、帰ると思っていました。
すると、出番待ちしているときに取材に来ていた方に呼び止められ、ほのかんを中心に撮るとか言っとるじゃないですか。しかも質問するからって、練習までしていただきました。取材陣としてはほのかんの声を撮りたかったと思われますが、いかんせん恥ずかしがりやのほのかんなので、声が出ない。練習でも声が出せずにおりましたから、本番中に声が出る訳が有りません。外で大騒ぎしていたななさんのを半分、否、1/4でももらえるといいのですけども。


ハムタローと戦うななさん


ほのかんが良い絵を撮らしてくれないもんだから、いつまでも取材陣がチャンスを求めてやってきます。
取材陣がいないときには、審査員がきます。
僕は僕で、なれないコンロの使い方を考え考え扱う訳なんですな。最新式のコンロは使いやすい代わりになれるのに時間がかかる。その上こちらははじめっからテンパっているんです。火をつけるのにも考え考えですが、今思えば、これ欲しいなあと思います。個人的にはもっとこうしたら、良いんじゃないかと思うところも有るけど、火力が強いし、なれれば使いやすい。掃除も楽だしね。それから、魚は憧れの両面焼きでした。

そんなこんなでやっと終って料理がおいしかったのかさえ解らず、崩れたハンバーグは二人で食べましたが、これはおいしかったけれど、それより疲労困憊とはこのことであると確信しながら、控え室に帰ると、それは僕だけに有らず。他のお母様もひれ伏している方がおられます。そうだよねえ、疲れるよねえ。エレベーターで一緒になったお母さんと、「疲れましたね」「全くですね」とそれぞれをねぎらいました。

でも結構感心したのは、出演者の子供さん方や親御さんのよく出来たこと。3年生で挨拶もしっかりできるし、ほのかんのような年少者にも優しく出来ています。親御さんも他者に対する感謝の心を持っています。自身のことを思うと人間的に成長しなくてはならないと痛感した1日で有りました。

この後帰りに実物大のガンダム見ました。少し疲れが捕れましたが、本質的に喜んだのは僕だけでした。

今日はプールに行くとか言ってるぞ。

テンパるとは麻雀用語で「あと一枚で上がれる状態」を意味する『聴牌(てんぱい)』に俗語でよくある動詞化する接尾語『る』をつけたもので、もともとは「聴牌になる」という意味の麻雀用語だった(この場合、受動態の「テンパった(聴牌になった)」か過去形で使用されることが多い)。ここからテンパるは「準備万全の状態になる」や「目一杯の状態になる」という意味を持つようになる。更に2000年頃から後者の「目一杯の状態になる」が「余裕がなくなる」という悪い意味を持ち、「あわてて動揺する」「焦る」「のぼせる」「薬物で混乱する」など様々な余裕のない場面で使われるようになる。

日本語俗語辞書より