染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

恐竜と歩く

2010年08月05日 14時34分19秒 | 子供
ウォーキング ウィズ ダイナソー 見に行きました。

正直すごいですよ。大人のさめた目で見てはいけません。粗を探そうとするのは大人の悪い癖です。



ブラキオサウルス まだ子供ですねって説明がつきましたが、結構でかい。手前にいるのがナビゲーターです。
この後ピンチが来て、仲間が助けにきますが、ちょっと大きいくらい。大人サイズはちょっと会場に入りません。

ただ動くのではなく、その素材感が素晴らしい。
おかげさまでVIP席に座れましたので、間近で見られました。少し乾燥肌っぽいのですが、現生でいうとコモドオオトカゲの素材感に近い。昔は象やカバに近いテクスチャーをしていたこともありましたが、より真実味がまします。



アンキロサウルス
結構好きです。装甲が厚く重いので、のんびりやかと思われがちですが、意外と中は空洞で、軽かったのではないかと最近いわれています。実際そのようです。このショーでは前者の扱いでしたが、今後の研究いかんでは大きく解釈が変わってくる恐竜のひとつ。




有名すぎる恐竜ティラノサウルス よくT-REXなんて聞きますが、後につくレックスは種の分類です。この個体の化石は一体しか発見されていません。
知名度が高いため、色々な説があがります。転んだら立ち上がれないとか、死肉を食べていたとか、子供時代には羽毛が生えていたとか。色々いうことが出来るのが恐竜のいいところですが、明らかに奇をてらう説には憤りを感じます。まあそんな事はどうでもいいのですけど。

親子の情があると考えたことも、大人のティラノだと、自分でえさを捕れないんじゃないかという説に対し、子供が草食獣を追い込んで親がしとめると言ったライオンのような家族構成を持っているのではないかとするところから来たんじゃないかと思われます。
漢字で、暴君竜なんて表される生き物はかわいそうだと思ったかもしれませんが。

まあ、今回こんな事はどうでもいいんですな。

このくらい暑くなる程に、よく動く、常に動き続けていたので、これまでの鈍重なイメージを持っている人には一見の価値有ります。

ほのかんは、これが本物かどうかについて思案していました。
「この恐竜は人が入っていたとしてもこんな大きいはずが無いし、本物だとしたら、ここ(ステージ)から出れないように何かしてあるんだね。翼竜はひもに繋がれてたもの」

そうだ、きっとそうだ。彼らは生きているんだよ。
間違いなく君ととうちゃんの見た恐竜は生きているよ。

泣き出すであろうななさんは留守番。ブラキオサウルスの人形をもらってご満悦でした。