染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

ランドセル02

2010年03月03日 09時57分27秒 | 子供


ほのかんの注文したランドセル
宣伝するわけでも、これが絶対良いと思っているわけでもありませんが、これが高くって仕様が無いと書きましたら、「どれくらいするのか」とお話がありましたので、御紹介します。

ヘルツと言う40年くらい青山でやっている鞄屋さんです。あの辺で図面引きのバイトをしているときにのぞきに行きました。もう20年近く前になりますかな。あの頃は近所に古本屋もあったのですが、無くなっていました。
のぞきに行ったと言うのは、購入した事は無いんですな。けっこう高いんです何でも。
と言うよりも、小物程高い。

普段使いの鞄なんかは2.5万から5万円くらいであるんですが、小物入れや財布、パスケースに至っても数千円、文庫本のブックカバーで6千円とかするんですな。

当時の僕としてはふざけんなってんですよ。今でもそうですけども。
6000円のブックカバーって、、、中身の本より高いんじゃないかって、ありえません。
当時財布を1500円くらいで買って中身が500円なんて事はざらでしたが、本買うよ6000円もあれば。
今でも忘れませんし、大切な本ですが、渋谷の古本屋で買った「シ-ボルト日本鳥類図譜」一万円。これはまさに清水の舞台からって心境だった事を思い出します。

それはそれとして、3万円の鞄なんてとても持てませんし、小物もそれなりに面白い物が置いてあるので、欲しいなあと思わせるんですが、それでも平気で1万5千円とかしますので、当然買えません。

それでは自分で作りましょうかとなりまして、小物だったら自分で作るんです。
大きな物はそれなりに資金がかかるので、出来ませんが、ブックカバーなら材料費500円くらいなもんです。まあそれでも文庫本より高いんですが、、、、

それで、ランドセル一つくらいなら、牛君の革半分一枚で出来るでしょうから、その他の材料費諸々で2万5千円で作れそうだと思うわけですよ。豚君の革を裏に貼っても3万円を見とけば出来るはず。
そう考えるとこのランドセル裏地を貼ってないとはいえ、そう高くはないのですが、出す物がないこちらとしては少しでも安い方が良いに決まっています。出来るんならやりましょうとね。
張り切っていたのは僕だけでしたが、いつもそんな物です。

結局購入することになったのですが、長く使える事が大事。小学校6年間は子供にとっては長いのですが、大人になるとたった六年です。それだけで終わりにする鞄ってもったいないです。

ちなみに僕はよく知らなかったのですが、普通のランドセルでも4万位するらしいですねえ。安い物の宣伝を良く聞くので、2万くらいかと思っていました。たとえ2万だとしても6年で終わらせるのは忍び難いと思います。

最後になりましたが、こちらのお値段税込みで 55,650円 これを高いと思うか安いと思うかは生活水準の差もあるかと思います。僕らは大体、適正価格だと思えたので購入を決めましたが、どう絞り出すんだと言う事でこの価格帯が高いと思うわけですな。
それにしたって、小物が1万円とかして、この鞄などが5万だったら、なんとか頑張って大物を買おうかと思います。
小物の1万とかは高いと思うんだけどねえ。大物の半端で制作できるから、材料費がかからないじゃあないか知らん。

ちなみに下記アドレスはヘルツのホームページです。
実際はお店に行った方が面白い物があります。

http://www.leatherbag.co.jp/2_basic/database/a/a51a.html


そうだ、小物制作なら染織工房豆でもやっているらしいですよ。
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