染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

沼津の海のゴミ

2009年06月07日 05時30分34秒 | Weblog
沼津にいって、寿司は美味しかったのですが、海が汚れていたことはとても残念でした。
ゴミの落ちているのが気になる娘のために、車には常にゴミ袋が用意されています。海に行くと大変な量のゴミが落ち、流れついているので、みんな拾い始めるんじゃないかと心配しました。
「ゴミ多いねえ」
と言って、「なんでかなあ」とかいっとりましたが、拾って帰ろうとは言いませんでした。勿論そんなことは無理なんですけど。

沼津の魚市場で、美味しい物を食べるのはいいのですが、その魚の生活の場がこれほど汚れているのはとても残念。
見ただけでも、タイヤ、自転車、針金パソコン等、特に多いのが缶とペットボトル。鉄の空き缶は錆びてぼろぼろになるからまだいいのかもしれないけど、ペットボトルなんてそのままだから、どうしたら良いのだろうと考えているとまた海からペットボトルが流れ着いてきました。

現在僕の作品では、輪廻、環境、等を念頭に置いていますが、もっと直接的に分かりやすくしたほうがいいのではないかとも感じました。自分の作品がそれほど多くの方の目に付いているわけではないので、偉そうなことは言えませんが、頑張らなくてはと思いました。

もう十数年前に板橋区立美術館での環境保護の作品展示を思い出しました。海洋漂流物で造形した物を展示していましたが、においがひどくて、以来同様の展示はしなくなったことを覚えています。
その頃は単に奇をてらった作品だなあと、感じましたが、今思うとあのくらいやらなくては解ってもらえないんですな。

あんな感じに制作しようとも思いませんが、意気込みだけは負けないようにしたい。

でもあのゴミは何とかならない物でしょうかね。
よく行われるゴミ拾いは海岸とか人が良く行く所で、見える所ばかりキレイにしてもしょうがないし、見えなければ良いわけではないですよねえ。いくらやっても追っつかないから、見える所だけでも、てのはあるでしょうけど。

とか考えているうちに、ほのかんは石のような木のような泥が沢山ありまして、それで泥団子作っていました。
これは木が変化して、そのうちコールタールになって、石油になったりするのかなあと単純に思いましたが、何なんでしょう。