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染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

狩猟サミットにマダニ君

2014年10月27日 23時21分43秒 | 鹿問題
御殿場で行われた「第二回 狩猟サミットIN富士山」に講師として参加してきました。
3日間の工程で後半の2日間の参加でしたが、色々な方とお話ができて、面白かったです。

そこに合わせて、以前このブログでも紹介した、マダニ君の本を作りましたが、意外と好評でした。まあ個人的には面白いけれど、受けないだろうなあと思っていましたが、この好感触に浮かれてみたら、友人に「ここだけですから」と釘を刺されました。まあそうですよね。




そんな見ただけで嫌悪する人たちにマダニ君から一言 言っておこうと、裏表紙に

Make no judgments where you have no compassion

英語でちょっとオブラートに包んでおきました。
この本を欲しいなあって言ってくれた人は友人を含めて数人おりましたが、連絡先とか確約とか頂いていなかったんですが、誤植もあったので、ちょっと構成しなおして、何部かすろうかと思案中です。連絡先が分かる人は連絡ください。


それから、結構長い間破れていたジャンベの革の張替えを、ここで行われたWorkshopで使っていただき、張り変わりました。

 

素晴らしい音の共鳴。
楽器音痴の僕ですが、意外と楽器持ち。一人でぽこぽこ叩いてるのはいいけれど、皆で合わせるのが苦手。恥ずかしいんですな。迷惑かけそうで。
でも、音なんて叩けばいいんだよって言ってくれる上手な人、まあそれは解るんだけれど、そうも行かないんだ。って思ったら、自分も言ったことがあることに気づく。

「絵なんて何でも描けばいいんだよ」

でもこの鹿ジャンベいいですよ。


旬なもの

2014年10月10日 07時48分04秒 | 鹿問題
今の自分でしか出来ないもの、今の自分だから出来たものがこれなのかもしれないと、悦に入っています。
まだまだ改良の余地はあり過ぎですが、なかなか面白いです。

いかんせん道具がないので、削れないのです。せめて中皿位はなんとか作りたいと思っています。

駆除された鹿の所存について

2014年09月13日 08時41分53秒 | 鹿問題
先日、仕事帰りに友人相手の革のワークショップを、古民家を改装したおしゃれなカフェで行いました。
駆除した鹿についての友人のお話がとても腑に落ちたので、備忘録として書いておきます。

そこで話に上った鹿の話。友人は伊豆の近くに住んでいるので、よく見かかけるよって言っていました。色々事情があって伊豆近辺は今駆除していないようですから、めっちゃ近くまできているよ。とのこと。

僕に狩猟免許とか取らないの?
と聞くもので、維持費が結構掛かるんですよねって話したら、驚いていました。「貴族の娯楽か?」と厳しい。
ま、確かにそういった見方を行政がしている感じは否めない。事実そういう人もいますけど、そんなにはいないと思います。

でも残念ながら、スポーツや娯楽でやる人もいます。そういう人は獲った鹿とかを持ってこないこともあるとか。無いとか。

この点に関して、気分的に納得していなかったのですが、狩猟や駆除で人に殺された鹿が、人に食べられようが、森の動物達に食べられようが生き物を支える点ではどっちでもいいじゃないのかとも、思っていました。
そんな事を言ってみたら、友人が

「でも、人の殺した鹿とかを食べるようになったら、自分で取らなくなるんじゃないの?
 そのことで、人に近づいてくる保護動物や、有害指定されていない動物とかが人里近くでトラブルを起こしかねないよね。
 獲った個体が食べて処理するのが、妥当。人や他の生き物関係なく。なんでも楽をさせちゃいけないよ。
 これから、鹿が少なくなったら人の殺した鹿を食べていた動物はどうなるかってことまで考えたほうがいい」

この他にもお話を頂きましたが、要約するとこんな感じ。
そうだよね、やはり自分の獲ったものは自分で処理してこそ供養だよって思いました。僕は獲れないけどね。免許ないから。

この件に関しては、もちろん正解はないと思いますし、これが最善ではないでしょう。
生き物の頭数制限をしなくてはならない現状の理解と原因を知り、数種の動植物のことだけでなく森などが多様性を持った環境を維持するにはどうしたらよいか、先々のことまで考えていけるといいなあと思います。

それで、今年御殿場での狩猟サミットに参加します。その道の人たちの中に何故か俺。

狩猟サミット

サファリパークで鹿に会う

2014年03月29日 07時20分04秒 | 鹿問題
富士サファリパークに行きました。
ここで鹿に会うのは何らふしぎではありませんが、お会いしたのはニホンジカ。しかも檻の外。すなわち野生の個体ですね。
上の画像わからないかと思いますが、実は中央で笹を食べています。

富士サファリのウォーキングサファリという外を歩けるコース。
実際ここでお会いするのは初めてではありませんので、ある程度期待していたのですが、ほんとに会えるとびっくりです。しかも2頭。





あくびしてますし。


いつも見かけるところまでは結構食害がひどいです。
飼育員が時折入る場所や、ゲートなどで区切られている所は熊笹が身の丈まで生い茂り、小道のみがトンネルのようにも感じられますが、だんだんと中に入るに従って笹がなくなり視界が開け、解っていると食害がひどいです。木の皮も結構食べられていますよ。








人が道から外れることが無い安心感もあると思いますし、エランドだったか、結構しっかりしたデコイがあるので、寄ってきているかもしれませんね。

ライオンやトラに餌あげ体験とかしています。この肉なんですかって聞いたら、「馬肉です」
鹿ではイカンかなあと思いました。

一応園内の動物も撮っていますよ。子供はほとんど撮っていないのですけど。



さすがのカバ君もこの陽気でいい気分でした。