工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京都文化博物館「八重の桜」八重の人生のみならずその時代がよく理解できる

2013年07月17日 | Weblog
京都文化博物館で9月1日まで「八重の桜」の特別展が開催されています。

「2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」は、会津出身の新島八重の生涯をたどったドラマです。

このドラマと連動して、本展では幕末から近代を生きた八重の実像をゆかりの品々で辿り、

戊辰戦争の敗戦から立ち上がる八重や会津の人々のたくましい姿は、

復興へ向かう現代日本へのメッセージともなるはずです。」というコンセプトの展示会

だそうです。

非常に良かったのは、その時代背景がわかる資料をよくこれだけ集め、その時代がよく

理解ができた、展示会でした。

会津の学問所日新館の様子、松平容保や兄の覚馬の生涯がわかり

新島襄が八重にあてた手紙は巻紙で、館内に展示された書などの資料から、

時代背景が読み取れます。

今の同志社大学の敷地は、薩摩藩の屋敷があったところで、覚馬が手にいれて、新島襄が

学校を開く際に提供したことや、八重が兄覚馬を頼って、京都に出て、「女紅場」の教師

となりますが、女学校を経て、1901年(明治34)に京都府立第一高等女学校

へと(現鴨沂高校)発展したとのことです。

今の御苑になっている、公家屋敷や寺社の配置図は、江戸時代の御所の周辺が

よくわかりました。

戊辰戦争などの絵で表した瓦版は今の新聞にあたるのでしょう。

禁門の変で京都は大火になり、2万7000棟は焼け、寺社なども失っています。

今ドラマで八重が使っているスペンサー銃の展示など、

その充実した展示内容は素晴らしかった!

講演会 「博覧会の時代 八重の生きた近代」の講演会が8月10日(土)にあるので

京都文化博物館に友人と行く予定です。今日予約の葉書をだします。


入口にある看板