工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

城南宮の枝垂れ梅や、王朝文化の5つの花の庭は華麗です

2011年03月20日 | Weblog
15日、3人で、梅の花で食事後は、城南宮の枝垂れ桜が満開なので散策に訪れました。

前週の9日にも、1人で、写真を撮りに訪れましたが、梅は蕾が残っていましたのに、

蕾があった方が、より華やかで、華麗でした。

平安時代の末には、白河上皇が、壮大な離宮(城南離宮、鳥羽離宮)を造営して、

院政を開始し、上皇の御所や御堂、また貴族の御殿などの建物が建ち並び、都のようで、

城南宮は、白河・鳥羽・後白河・後鳥羽上皇と4代150年にわたり、

政治・文化の中心となり、副都心の賑わいを見せた、歴史があります。

今は、神社となっていますが、庭は、華麗な歴史にふさわしく、源氏物語にあやかった

華麗な、5つの、それぞれに趣きのある花の庭に、なっています。

鳥羽離宮の築山の1つの 「春の山」 の庭には、150本のしだれ梅が満開でした。

他の4つの庭も、離宮の庭といった趣があり、素晴らしい庭です!

京都の中で、そんなに混雑しないし、梅を見るなら、城南宮が1番かもしれない!


朱塗の鳥居


境内  拝殿にお参りしました。


鳥羽離宮の築山の1つの 「春の山」 の庭に、150本のしだれ梅が満開でした。


ピンクのしだれ梅


小川


枝垂れ梅と、落下した椿の景色が美しい!


椿


色んな種類の椿が満開でした


平安の庭の小川


「平安の庭」の池


曲水の宴が行われる小川


曲水の宴が行われる庭


「室町の庭」の白梅


「室町の庭」の池


紅色の梅


茶室 「楽水亭」では、お抹茶とお菓子を味わうことができます!


池には、丸々と肥えた、メタボ気味の鯉が!


「桃山の庭」


「城南宮離宮の庭」


「城南宮離宮の庭」 は枯れ山水