工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

葵祭は王朝絵巻さながらの雅な祭り!

2010年05月16日 | Weblog
京都三大祭りのトップを飾る葵祭が、15日、京都市内で繰り広げられた!

葵祭は上加茂,下鴨神社の例祭で正式には「加茂祭」と言うのですが、祭りの行列の人達や

社殿などに、フタバアオイとカツラで作った葵桂で飾ることから、「葵祭」と呼ばれる

ようになったとのことです。

起源は1400年前とのことで、中断した時代もありましたが、今に伝えられています。

午前10時半に狩衣(かりぎぬ)姿の肝煎(きもいり)を先頭に近衛使(このえつかい)

代列が、京都御所の建礼門前を出発! 

牛車や女官が先導する齋王代列が、続きます。

下鴨神社からは、2時20分に出発するので、それに間に合うように、下鴨神社に

むかったのですが、人がいっぱいなので、北大路通の方が見やすいとのことで、

北大路通に行き、行列を見学しました。  北大路通も人がいっぱい!

この雅な行列は、バスや車の通る道では、写真にならなくて、行列が通る時間よりは、

1時間は、早めに行って、御所か、下鴨神社か、上賀茂神社か、緑ある加茂街道などで、

景色の良いところで、写真は撮るべだと思いました!

平安時代の、色鮮やかな衣装や、騎馬する都人、牛車や、12単衣姿の齋王代が乗る

腰興(おとよ)など、見所いっぱいの葵祭りの行列でした。

京都新聞記事(下線のついた文字クリックすると、京都新聞のホームページに、リンク出来

て、葵祭の行列の動画と、記事を、見ることが、出来ます)


狩衣(かりぎぬ)姿の肝煎(きもいり)を先頭に近衛使(このえつかい)代列。
行列は511人,約1キロにわたる!


桃花染めの褐衣(からえ)の近衛使代列






信号待ちで、長くじっとしてなくてはならないので、馬がむずかっていた!






牛車




女官




12単衣姿の齋王代が乗る腰興(おとよ)


2台目の牛車は牛が引いていない!


あれあれ、牛さんだけが、歩いていました。葵祭りは8キロ歩くとのことですから、
牛も疲れたのでしょう!


行列が加茂街道、上賀茂神社方面に向かったあと、北大路で見学していた人達は
地下鉄駅に向かったりしましたが、鴨川は休憩する人や、歩く人達で、人がいっぱいです!