工房八重の部屋

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千利休作庭の池泉式枯山水庭園をもつ大徳寺塔頭寺院「黄梅院」

2010年05月12日 | Weblog
千利休作庭の池泉式枯山水庭園をもつ大徳寺塔頭寺院「黄梅院」が春の特別公開で、

拝観できました。今回の特別公開では、千利休作庭の庭などは、撮影禁止でした。

(下線ついた文章クリックすると、撮影禁止された写真が見られる、ホームページに

リンクできます)

黄梅院は、織田信長が28歳で入洛した永禄5年(1562)、父・信秀の追善菩提のために

春林宗俶(しゅんりんそうしゅく)和尚(大徳寺第92世住持)を、開祖として建てた庵

「黄梅庵」が始まり。

織田信長は本能寺の変(天正10年(1582)6月)で亡くなり、当地に密葬されたが、

その後、秀吉は主君の塔所としては、寺領が小さいとし、山内の別のところに「総見院」

を建立し、移し、信長の菩提所としている。

寺名の総見院は信長の法名にちなむということです。

以前から、通常は、非公開寺院なので、門前からの前庭の苔とかえでの、深淵とした静けさ

に満ちた雰囲気が、門から見えましたので、寺内を拝観したいと思っていました。

思ったより、広い寺内で、利休ゆかりの寺らしく、風雅な雰囲気でした。


黄梅院の春の特別拝観の看板


黄梅院の説明看板


黄梅院門  拝観料を支払う! 通常は門から、前庭を覗けるのみ!


前庭


前庭は、苔と、かえでの目にもあざやかな新緑の緑の対比が、美しい庭です!


かえでが、紅葉する秋にも、来て見たい寺です!


前庭は静けさに満ち、深山のような雰囲気でした! 奥に重文の唐門があります。


くぐり門を抜けると、お地蔵さま? がありました。




茶室


枯山水の庭  撮影禁止なので、看板から写した写真です