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年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

宮崎市:「めんくい」     モチモチうどんと親子丼

2008-12-18 22:58:06 | 九州・沖縄
都城では有名なうどん屋さん「めんくい」
そこが宮崎市に進出して3周年とのこと
モチモチのうどんが美味しいとのことでやって来た



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100席はありそうな大きなお店
小上がり席がたくさんあって、田舎の民家風
シンプル作りではあるが、ちょっと温かみを感じる良いお店である

“おろしうどん”がココの名物らしい
国産の食材にこだわり、安心と安全をウリにしているようだが・・・


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丼ものとうどんとのセットメニューが柱のようである
で、今日も親子丼

この親子丼
ちょっと甘めの出汁が、最後のひと粒にまで行き渡るほど、つゆだくである
上品ではないけど、正にB級グルメの味である

そして、うどんはかなりモチモチ
讃岐のシコシコとは異なる九州のうどんである
うどんつゆも、昆布が効いたものでかなり美味しくいただけるモノ

どんぶりもうどんも、味がハッキリしていて、ちょっと濃い目の味
食べた後、しばらくその余韻が残るほど

で、何よりも安いことがありがたい
今日いただいた、親子丼とうどんのセットは680円
おまけに、漬物は取り放題だったりする

際立った美味しさはないものの、この価格でのパフォーマンスは充分である



【めんくい】
宮崎県宮崎市新別府町838
0985-35-3380

宮崎市:「丼ぶり道場」     老舗の伝統に裏付けられた親子丼  

2008-12-17 23:10:02 | 九州・沖縄
今日の宮崎は快晴である
宮崎と言う街、南国イメージで晴れが似合う街なのだけど、意外にも雨が多い街であり、今日のような快晴は珍しいのだ


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85年の歴史を持つ老舗の蕎麦屋「武蔵野」
そこの3代目が、新しく始めたのが「丼ぶり道場」
蕎麦屋の定番メニュー親子丼を看板に新しい形のお店を出店してのである


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トロトロの卵と蕎麦屋の美味しい出汁
老舗の伝統に裏づけされた美味しさである
正に究極の親子丼である


蕎麦屋に若いお客様を集めるのは難しい
そして、夜の集客も望めない
だから、蕎麦屋の伝統を残しつつ若い人に受け入れられる形“丼ぶり”
3代目らしい若い発想のお店

若いスタッフが元気に働く
その元気に圧倒されながらいただく、丼ぶりとお蕎麦
楽しいお店であります


 
【武蔵野 丼ぶり道場】
宮崎県宮崎市大島町387
0985-28-5372

長野:「洋麺亭」      和風出汁を使った美味しいパスタ

2008-12-16 23:53:58 | 信越・北陸
洋麺亭
群馬県の5店舗を中心に、長野県に2店舗と栃木県に1店舗を展開するお店
ずいぶん前に訪ねたことはあったのだけど、最近ちょっと元気が良いようなので再訪してみる


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昔、和食のお店だったところを居抜いて作ったお店
店内には座敷とテーブル席があって、パスタのお店としては不思議な感じなんだけど、小さなお子様連れには重宝している様子である

店外には植栽が施してあって、コレもまた良い感じである


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このお店、洋麺亭と言う屋号ではあるのだけど・・・
蕎麦やうどんを和麺としたとき、パスタは洋麺と言うことだけで、ココには和風テイストのパスタがたくさんある
今日頼んだものは「あさりとしめじの和風」であるが、長崎ちゃんぽんをアレンジしたと言うものまである

ココの1人前は150g
だから、たっぷりいただくことが出来るのもうれしいサービスである
さらに、300g 500gという、大皿メニューも用意されている


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ツマミに頼んだ、照焼チキンピザ
クラストタイプのピザであるが、期待しなければ、それなりに満足できるモノ

照焼チキンにマヨネーズ
現代の日本食なのかも知れませんね


お洒落なパスタも良いのでしょうが、こう言った和風テイストの創作パスタ
きっと日本人の口に合っていて、飽きない感じがしますね

そういった庶民感覚が、群馬、長野、栃木と言う地方都市で、人気である理由であるに違いない
と、ワタシは思うのですが・・・



【パスタ専門店 洋麺亭】
長野県長野市若里1-377-1
026-269-8700

神保町:「さぼうる2」       フライパンで炒めたスパゲッティ

2008-12-15 23:32:57 | 関東
久しぶりにやって来た「さぼうる2」
隣に「さぼうる」があるのだけど、なぜかいつもココ


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神保町って比較的夜が早い街なんだけど、ココは23:00までやっているので、遅い夜ごはんにも使えるお店
本来は喫茶店なんだろうけど、ワタシにとっては軽食屋ってより、洋食屋である


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ココのスパゲッティは炒めパスタである
それも、フライパンで炒めてあるのだ

パスタでは普通アルミパンが使われるのだけど、炒めるにはやはりフライパンでなければならない
最近は、手入れが楽なテフロン加工したモノを使うお店も多いようだが、コレではこの美味しさは出せないのである
油を含んだ鉄のフライパンで炒めることによってのみ出せる、独特の香りこそが美味しさなのだ

そして、いつもはナポリタンなんだけど、今日はバジリコ
バジルの香りって言うより、調味料の味なのだけど、ココではコレで良い

気取ったイタリアンを望むお客さまはココにはいない
パスタと言う麺でお腹を満たそうと言うお客さまがココに訪れるのだ
まるでラーメン店のような利用動機である

油で炒めたことで、ドスンとお腹に落ちるパスタ
ちょっと濃い目に調味されているのも、山盛りであるのも、その利用動機にキチンと応えているのだ

そしてもう一つ
このスパゲッティ、サラダが付いて650円なのである
この時代にあって、この値段
ありがたきお店であります



【さぼうる2】
東京都千代田区神田神保町1-11
03-3291-8405

関内:「カレーハウス・キッチン」      肉塊のビーフカレー

2008-12-14 23:16:59 | 関東
今は閉店してしまった松坂屋
その近くにある、カウンターだけの小さなカレー屋さん
10席ほどしかない小さなお店なんだけど、いつも混んでいるほどの人気店である


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カウンターの中は、家庭的な調理器具
女性だけでやってるお店だから、なんだか、その彼女のお家で食事しているみたいな気持ちになるようなお店

メニューはホワイトボードに書かれるのだが、基本的にはビーフとカツ
それに、曜日が決まっている野菜などの数種類
それが売り切れると消されるシステムである


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とても一口ではいただけないほどに大きな肉塊がゴロゴロ
その肉塊は、じっくり煮込まれていて、かなりホロホロ
スプーンでも簡単に崩れるほど
そして、その脂身
国産の牛肉を使っているのであろう、脂身の甘さ
それがお口の中で蕩けるのだから、肉好きには至極の味わい

ソースはスパイシー
つなぎを使わず、香辛料とスープで作られるカレーはサラサラであるが、しっかりとコクがあるのでライスが進む
ワタシ好みのカレーである

ちょっとボリュームがあるので女性には多いのかもしれないが、ワタシには最適な量である


余計なことは話さない、無口なお母さんだけど、その目には優しさが・・・
それはそれで、居心地が良かったりして



【カレーハウス・キッチン】
神奈川県横浜市中区末広町2-5-1
045-261-5652

岡山:「第二自由軒」      懐かしき洋食と素敵な初老の夫婦

2008-12-13 23:07:31 | 中国
実は、先月岡山に来た時、このお店を発見し興味津々
ちょっと用事を済ませて、お店に向かったのだけど閉店してしまい入店出来なかった

そして今月
たまたま泊まったホテルがココの近くであったので、チェックアウト後、早速行ってみる


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岡山のメイン道路である桃太郎大通りの柳川交差点を南下し、磨屋町交差点を左折して直ぐ
飲食店が多く立ち並ぶ通り、その通り沿いには小さな看板があるだけ
で、お店は奥まっているので、注意して歩かないと見過ごしてしまう

店内の雰囲気が全くわからないので、初めて入るには勇気がいるのだけど、何となくピンと感じるモノがあったこのお店なのだ


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かなりレトロな店内には、4人掛けのテーブルが4つとカウンター
古くはあるけど、キチンと磨かれたきれいなお店である
70代であろう夫婦が真面目に商売している洋食屋なのだ

メニューボードを見ると、「ハムライス」の文字が・・・
聞いてみると、ハムが入った焼きめしなのだと言う


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大好きなポテトサラダ
真面目に作った手作りのモノで、じゃがいもの美味しさをしっかりと残してある

茹で過ぎず、茹で足らず、マヨネーズも濃すぎず、薄すぎず
見事なポテトサラダであった


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オムライスを注文してみたのだけど、コレが素晴らしい
見た目はシンプルで飾り気は全く無いのだけど、卵の焼き加減と言い、チキンライスの味付けと言い見事なのである

そのチキンライス
注文が入ってから炒めるので、シットリしている
それが、卵のトロトロと絡み合うことで、オムライスの美味しさが出るのである


帰り際、奥さんに
「もう一つ聞いていいですか?」と声をかけたら、「いいよ」と最高の笑顔
「ハイライス」と言うメニューはハヤシライスのことであるとのことであった


シンプルな美味しさと、明るく笑顔たっぷりで人懐こさを感じる奥さんにイチコロのワタシ
また来ることを約束して、いざお仕事へ

ごちそうさまでした



【第二自由軒】
岡山県岡山市中山下1-8-5
086-223-8580

岡山:「長崎ちゃんめん」      ちゃんぽんチェーンはココから始まった

2008-12-12 23:24:45 | 中国
ちゃんぽんのチェーン店と言えば、リンガーハットが有名であるが、中国地方を中心に40数店を展開している「長崎ちゃんめん」と言うチェーン店がある
そもそも、この長崎ちゃんめんが先であり、その技術指導を受けて九州を中心に展開を始めたのがリンガーハットなのだとのこと


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せっかく岡山に来たのだから・・・
ちゃんぽんチェーンの元祖へ行ってみようと入店

お店は、いかにもチェーン店という低コストのリンガーハットとは異なる、木を使った温かみある雰囲気で落ち着きがある
価格も500円と決して安売りはしておらず、美味しさ感を感じるモノであった


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小ぶりな一口サイズの餃子は、モチモチの薄皮に包まれたたっぷりの餡が、とってもジューシーで、カリッと焼かれた食感も良い
丁寧に焼かれていることが伝わってくる


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季節のお勧めメニューの野菜ちゃんめん
元々、野菜たっぷりのちゃんぽんであるが、更に季節の美味しい野菜を使ったと言う贅沢なモノ

野菜の旨味を含んだコクがあるスープがまろやかなこと
麺は、太目の卵麺でコシがある


元祖のプライドであろうか、リンガーハットとは比較にならない美味しさである



【長崎ちゃんめん】
岡山県岡山市伊福町4-4
086-255-1856

豊川:「三河開化亭」      行列が絶えない人気のラーメン屋

2008-12-11 23:40:38 | 東海
三河で話題のラーメン店「三河開化亭」へ行く
ココは自家製麺の細麺と、豚骨をじっくり炊き出した白濁スープが特徴
九州で修行してきたらしいのだけど、九州のモノとは少し違い臭みが無い
キチンと三河の人の口に合うように改良されているようだ


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お店はラーメン屋とは思えないほどお洒落
ウッドな雰囲気と、20人ほど座れる長いカウンターが特徴的
BGMにはレゲェが流れ、ウーハースピーカーからの低音が身体に響く
そんなこともあってか、女の子だけのお客様も多いラーメン店である


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お店で手作りしている餃子は、カリッと香ばしく焼かれて提供される
モッチリした皮と、ジューシーな具材
地元のキャベツを使っているのか、その甘味がおいしい餃子である


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ココのラーメンの基本は白と黒
白は白濁スープで博多風?
黒は岐阜から取り寄せていると言う“たまり醤油”をベースにした醤油味
それぞれに、あっさりとこってりがあって、基本4種類
他に、季節のお勧めラーメンがあるだけのシンプルなメニューである

ワタシのお気に入りは“あっさり醤油”
たまり醤油の甘味と豚骨スープの甘味が見事に調和しているところが好きなのである

低加水の細麺は、モッチリしつつも張がある
そして、粉の香りが活きているモノ
コレが、スープをしっかりと連れてきてくれるのが良い


開店して7年ほどになるようであるが、今でもご飯時には列が出来ているので、チョット時間をずらして行くことにしているのだけど、それでも待つこともしばしば

さすがに、地元のグルメ誌の常連らしく、人気が耐えないお店である



【三河開化亭】
愛知県豊川市南大通3-2-1
0533-80-4777

野毛:「麺房亭/春雷亭」     こだわりの自家製麺が美味しいお店

2008-12-10 23:20:04 | 関東
ココは昔から気になっていたお店
友人の勧めもあったのだけど、なかなか機会が無く、今日初めてお邪魔することが出来た


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麺房亭と言うから、麺が主力のお店だと思っていたし、そうも聞いていたのだけど・・・
意外にも麺のメニューが少なく、ワインとそのツマミがメニューブックを占領していた


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かんずりのパスタ
かんずりとは、唐辛子に麹を加え発酵させて作る辛味調味料
新潟地方の名産品である

コレを使ったパスタだから緑色だと勝手に思い込んでいたのだけど・・・

アマトリチャーナに、茹でたじゃがいもと人参を加え、かんずりで調味したようなモノであった

小辛と大辛があったので、大辛を頼んでみたのだけど、それほど辛くないし、かんずりもそれほど使っていたい様子で、ちょっと期待はずれ

しかし、ココで使われる麺は自家製の生麺であるようで、その食感は独特なモノ
メニューに書かれた文面によると、水を一滴も使わず有精卵地鶏卵で製麺しているとのこと
そのためか、かなり噛み応えかある麺であった

ソースは期待はずれであったが、麺の美味しさは感動的
噛めば噛むほど・・・
ではないが、奥深い味わいがある麺は、ちょっと癖になりそうである


かなり頑固そうで癖があるマスター
そして、ちょっと気が効かない不慣れなバイト君?

サービスは期待できないが、この麺を食べるために、もう一度通う価値はあるお店である




【麺房亭/春雷亭】
神奈川県横浜市中区野毛町2-90 桜木町スカイハイツ1F
045-243-5560

大山:「銀扇」    2日連続でも好きなモノは好き

2008-12-09 21:05:34 | 関東
朝霞という街に用事が出来て、東武東上線に乗る
ぼんやり路線図を見ていると「大山」の文字が目に入り、「銀扇」を思い出した

朝から、頭の中がとんかつ一色
昨日、とんかつを食べたばかりなのに・・・

で、仕事を早めに切り上げ「銀扇」へ向かう


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お昼の忙しさが終わった後らしく、大将にも余裕があるようだ
美味しいとんかつ論議になり、お互いに共感したのが厚切り
とんかつは“厚切り”に限ると言う結論を得た

しかも、油の中で火を通し切るのではなく、油から揚げた後の余熱で、じっくりと火を通したものが良い

では作ってみましょうと、大将は調理場へ

「今日のロースは判が大きいから・・・
350g位食べられる?」

判が大きいロースを厚く切ると、当然重量は重たくなるのだ

「もちろんですよ」

ってことで、提供されたのがコレ

一口頬張ると・・・
程よく下味がつけられたロースの脂がジュワッとお口の中で暴れた
最高に旨い!!

豚肉が苦手な人は、この脂が苦手である場合が多い
が、豚肉好きには、この脂の美味しさが堪らないのである
人間の好き嫌いとは、得てしてこのようなもの


【かつ亭 銀扇】
東京都板橋区大山町6-9
03-3530-9771

水道橋:「菩提樹」      贔屓にしたいとんかつ屋

2008-12-08 23:54:50 | 関東
会社の新しい役員との懇親会をどこでやろうかと話し合っていた

が、時は忘年会の真っ盛り
12名なんて中途半端な人数で、懇親が図れるような部屋が空いているわけがない
で、菩提樹なんてどう? って言葉が出てきた

もちろん、懇親会の会場は別に探すことになったのだけど、ちょっと気分が菩提樹のとんかつモードとなってしまった



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菩提樹と言えばコレ
漬物の食べ放題である
コレをツマミに1杯どうぞ! ってことなのであろう
気が効いたサービスである


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さらに、サラダもお替り自由
大きめの鉢に盛られたサラダを仲間で取り分ける
そして、足りなくなったらお替りも大丈夫
ココで野菜不足を補いましょうか・・・

ワタシ的には、お替り自由なこともうれしいのだけど、ココのドレッシングが大好きなのだ
爽やかな酸味に柚子の香り
コレで、サラダのお替り間違いなしである


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数人で取り分ける盛り合わせメニュー
2人用と3人用が用意されていたので、コレをチョイス

カキフライ、野菜かつ、ひれかつ、海老かつ、ポークのしょうが焼き
コレだけのものが盛り合わせになっていて、単品をいくつか取るよりもお得になっているようだ

もちろん、味は菩提樹の保証付き


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ご飯セットは、白ご飯かシソご飯のどちらかがを選ぶことが出来る
もちろんこれらもお替りOK

ワタシはいつものシソご飯
ほんのり香るシソの香りが食欲を掻き立ててくれるのです

そして、たっぷりの赤だし
コレもうれしいサービスであります


このお店、メニューの価格だけを見ると、ちょっとお高いようにも思えるのだけど、これだけのサービスを考えると割安なのかも・・・

会社近くの本格的なとんかつ屋さん
これからも贔屓にしてみましょう



【菩提樹】
東京都文京区本郷1-14-3 東野ビルB1F
03-3818-1020

関内:「横浜かをり」     復活を望むフレンチレストラン

2008-12-07 21:56:51 | 関東
横浜市中区山下町70番地
ココはとっても歴史深いところであります

1861年に、外国人居留地として造成
横浜居留地70番地としたとのことです
その後、オランダ人経営の外国人向けホテルが創業され、日本でのホテル発祥の地となった場所なのであります
店頭には、その記念碑がありますよ


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今では、上階のレストランは休業しているようだけど、1階ではお菓子の売店と、ティールームが営業している


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食事メニューはカレーと、ハヤシライス、それにサーモンサンドだけ
あとはケーキセットやドリンクである

「かをり」がやってるのだから・・・

ハヤシライスをいただいてみる
添えられているサラダは、瑞々しいレタスが鮮度抜群
シャキッとした歯ざわりが感動的なものであった

が・・・
メインのハヤシライス
酸味が強いデミグラスソースでお肉とオニオンが煮込まれているのだけど、コレは決してまた食べたいと言うものではない
ちょっと期待はずれであった


この辺りでは、文明開化以前から洋食が日常化していたとの記事も・・・

YOKOHAMAという街
どことなく異国情緒たっぷりの街であります



【横浜かをり】
神奈川県横浜市中区山下町70
045-681-4401

関内:「いっちゃが」      宮崎県民が納得する宮崎郷土料理

2008-12-06 23:30:16 | 関東
関内駅北口から徒歩5分
お気に入りの喫茶店「大学院」のお隣

ちょっと前、大学院に行ったとき、このお店の存在を知った
どうやら、ココ数ヶ月間に開店したお店のようだ

「いっちゃが」
一目で、宮崎料理のお店であることがわかる
“いっちゃが”とは、宮崎弁で“良いでしょ”的な意味


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ココは、宮崎焼酎の品揃えが豊富である
飲めない私にとっては、食べ物の品揃えが少ないことがちょっと残念だけど、宮崎料理の代表格はキチンと押さえてあるので必要充分

で、カウンターには常連らしきグループ
会話を聞いていると、どうやら宮崎出身者らしい
お店のスタッフも全員が宮崎の人
宮崎県民による、宮崎県民の為の、宮崎料理のお店
そんな感じである


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店名の冠にもなっている“もも焼き”
歯応えがあって噛むほどに味わいが深くなる、そんな料理
添えられた柚子胡椒をちょっと付けていただくと気分は宮崎

ニンニクと塩の加減が重要なんですよね


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関東にいて本物のチキン南蛮を食べることは難しい
これまで、ずっとそう思ってきたけど、ココは本物
唐揚げでもない、天ぷらでもない、そんな衣が、チキン南蛮の特徴なんですよね

甘酢が効いていて、とっても美味しくいただけました


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そして、レタス巻き
決して、サラダ巻きではありません
マヨネーズ味の、蒸しエビとレタスの太巻き
コレが苦手な人はいないでしょうね


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宮崎出身の蛯原友里
そのエビちゃんの得意料理ってことで有名になったのがこの“冷や汁”

鯵と胡麻、味噌などを擂り、それを出汁でのばしたモノ
それに、きゅうりや豆腐を加え、冷たく冷しご飯にかけていただく

初めてコレをいただいたとき、魚の生臭さが気になり好きになれなかったのだけど、ココのものは臭みが無くて美味しくいただけましたよ



最近はチョットした宮崎ブームですね
お陰で、宮崎好きなワタシが、関東で宮崎料理を食べられるようになりました
ありがたいことです

東国原知事に感謝!


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帰りにスタバ
もうクリスマスモードですね



【本格炭火もも焼き・本格焼酎 いっちゃが】
神奈川県横浜市中区相生町1-18-1 相生パークビルB1
045-633-9355

関内:「梅蘭」      繁盛の秘訣はココにある

2008-12-05 23:30:29 | 関東
久しぶりの梅蘭である
ココの名物と言えば、誰もが知っているほど有名な「梅蘭焼きそば」
数人で利用すれば、必ず一つはテーブルに乗るであろうほど知名度は高いモノである


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中華街のお店はいつも長い列が出来ているのだけど、ココ関内のお店は何故だかいつも静か
やはり大通りに面していないからなのかな?


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実は餃子が食べてくって、中華のお店を選んだのであります
ココの餃子は、水餃子にも出来そうな位しっかりとしたモチモチの皮と、ジューシーな餡が特徴
一口で食べると火傷しそうだし、噛み切るとジュースがこぼれてもったいないし・・・


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そして、焼きビーフン
実はワタシ、ココの名物「梅蘭焼きそば」は、あまり好きではないのです

焼きビーフンと言う料理
実に難しいようであります
けっこう好きで、あちこちで頼んでみるのですが、コレは!っていうモノに出会うことが少ないのです
今日のビーフンも、麺が柔らかくなり過ぎてるし味も物足りない



中華料理のお店って商品数が多いから、全てを美味しく作るってことは難しいこと
だから、「美味しい中華のお店はどこ?」と言う質問に答えるのは難しいのである

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が、ココのように名物がハッキリしていると、お店もお客さまも安心なのである
お客さまは期待して名物を注文することが出来るし、お店側も注文が集中するから、調理が楽になる
さらには、それに全力を傾けることで、更に多くのお客さまを惹き付ける事が出来るのと言った、良いスパイラルになるのである

『名物商品を持つこと、そしてソレのバリエーションを持つこと』

ココは、そんな定石通りの、素晴らしい繁盛店である




【梅蘭】
神奈川県横浜市中区相生町5-95 トラストワンビル14 1F
045-681-5725

水道橋:「やすべえ」 まだまだ好調?な つけ麺屋

2008-12-05 15:18:42 | 関東
水道橋に行列している“つけ麺”のお店があると言うので行って見る

“つけ麺”
昨年末から、かなりブレイクして、今年は“つけ麺”のお店が多く出店した
犬も歩けば“つけ麺屋”に当たるほど・・・


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お店の前までやってきて・・・
「あれっ、この看板見たことある」
会社の近くにある「両国ごんろく」とそっくりなのである
看板だけならず、内装も・・・
そして、メニューに至っては全く同じ
この2つには、何の関係があるのだろうか?


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入口にある自販機で「辛味味噌つけ麺」を買う
ココは、大盛りまでの増量は無料
と言うことで、中盛330gを買っちゃいました
おまけに、味玉までトッピングしちゃいました


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麺は、粉の味わいを感じることが出来る中太麺
しっかりとしたコシと歯ごたえ
更に、最後まで美味しく・・・ と水切りを控えめにしてあるモノ
だけど、チョット水っぽい


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スープは、味噌の甘みと鰹粉の甘みが引き立つモノ
残念ながら、スープ自体にコクが無く、味噌と鰹粉の甘みだけが勝ってしまっていた


ちょっと下火になりそうな予感ではあるが、まだまだ多くのお客さまで賑わってるつけ麺屋
若い客層を相手に、大盛り無料的なサービスが好まれているのだろうか?

来年は味噌ラーメンがブレイクする予感あり・・・



【つけ麺屋 やすべえ】
東京都千代田区三崎町2-10-5
03-3237-4811