年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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東京メトロ日比谷線東銀座駅:『越後屋八十吉』     身は薄くともしっかりと脂が乗った銀だらでありました

2017-07-26 22:20:11 | 関東
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ここ最近、隔週で築地へと通っていて…
その度に場外のお店でランチをいただいていたのでありますが、ちょっと気分を変えてみようと東銀座まで足を延ばしてみることにいたします



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歌舞伎座の2軒隣りにあるのですが、間口が狭いために見逃してしまいそうになる『越後屋八十吉』ってお店
晴海通りに面していることから近くにはチェーン店が並んでいますので、こちらの情緒ある店構えにホッとしますし、一枚板に掘られた老舗感溢れる看板が印象的でもあります


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店内に入りますとうなぎの寝床のように細長い店内を奥へと向かってカウンター席があるのですが、そこに先客が座っていますと、その背を通り抜けるにも窮屈なほどに狭いものでありまして…
先ずは入口にある帳場で注文と会計を済ませ、指し示されたカウンター席に着席します
そこで気づいたのですが、番号札として渡されていたのは将棋の駒でありあまして、裏に番号が書かれているのですね



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ほどなく、注文していた「銀だら西京漬け定食」が提供されたのですが、それがあまりにも薄い切り身でありまして…
かなり気持ちが下がりながらも箸をつけてみますと、しっかりとした脂が乗っていますし、皮目がこんがりと芳ばしく焼かれた銀だらが実においしいのであります
添えられるご飯や味噌汁もしっかりとしていますので、総じて満足と言うものでありました



お隣に座っていらっしゃった女性が召し上がっておられたのは「大山鶏もも香味炙り」であったと思われるのですが、これがしっかりとしたボリュームでありまして…
干物メインのお店であるために、ついアジの開きやサバの文化干しなど魚メニューをいただきたくなるところではありますが、次回お邪魔したときには鶏ももの炙りもしくは豚肩ロース塩焼をいただくことにいたします



【炭火焼 干物食堂 越後屋八十吉】
東京都中央区銀座4-13-11
03-6661-4586