住みたい街ランキング急上昇の赤羽
駅構内はエキュートなんかが出来てステキになったけど駅前は昔ながらですね
人気の理由として挙げられているのが、新宿へ乗り換えることなく行ける湘南新宿ラインや横浜方面へ直通する東京上野ラインなどにより交通の便が高まったことが多いようですが、中には駅前にたくさんの飲食店があるからなどと言う意見もあるそうで…
そんな駅前の裏路地にある居酒屋「一凛」
派手なネオンが輝くお店があることから路地へ入ることすら躊躇してしまいそうな場所である上に、勇気を振り絞ってお店の前に来てみると、別のお店の店内ある階段で2階へと上らなければならないという更なる難関が…
1階と2階は同系列のお店であることがわかり納得はしましたが初めてだと抵抗がありますよね
日本酒バルということで常時50種以上の日本酒を揃えているらしく、希少なものも多いために一升瓶を売り切ったらほかのお酒に変わるのだとか
これは日本酒好きには堪らないでしょうね
当然、そんなお店で提供されるお料理には日本酒のアテとして最高なお料理が並んでいまして…
先ずは「香ばし炙り〆鯖」から
残念ながら炙りたてでは無いようでしたので、その芳ばしさを感じることはできませんでしたが脂の臭みは全く無く上質なサバが使われているのではないかと推測されます
そして「二種のなめろう」
写真手前にあるネギが乗っているのがサンマで、奥にあるのがイワシということでいただいてみますと…
程よく味噌が混ぜられていまして、その旨みとともにおいしくいただくことができました
こちらも生臭さを感じることが無く、新鮮なものが使われていることが窺えます
お酒を飲まないワタシですので、やはりほかのお料理にも目が移りまして…
「生ハムとトマトのミルフィーユ」なるものをいただきます
生ハムとトマト?
あまり聞かない組合せでありますが、生ハムが持つ塩味がトマトの旨みを引き出すことでおいしくいただけます
そして「特製海老塩で食す 大海老メンチ」
大海老と言うのはちょっと大げさな感じもしますが、一本そのままの海老の周りにぎっしりとメンチが巻かれているのですが、そのメンチの調味が実においしくて…
本来ならばソースをかけてかぶりつきたいところではありますが、海老の香り豊かな海老塩を少し付けていただくことで一層のおいしさを感じることが出来ますね
お店のお勧めで多くの方に召し上がっていただいてますとのスタッフからのお言葉に…
それは今の季節だからでしょ!とツッコミたい気持ち一杯ではありましたが『美豚とたっぷり野菜の辛味噌包み鍋』をいただくことにいたします
サラッとしているように見えるのですが、そのスープは“辛味噌”との言葉通りにしっかりとした辛味がありまして…
ただ辛いだけではなく辛味の中に旨みを感じることが出来ますので、先にスタッフが仰っていた人気商品だということも頷けます
お肉でドームのように覆うことで野菜を蒸し煮にするのだということではありましたが、そのお肉の料理にビックリ
これはお得な一品でありますね
そして〆はチーズリゾット
味噌とチーズは同じ発酵食品であることから合わないはずもなく…
先に感じていた辛さもチーズでマイルドになることからリゾットとして仕上げてもおいしくいただけますね
旨いものが食べたいなら路地裏にあるお店を探せ
これはワタシが良く言っていることではあるのですが、このお店はまさにそれ
あまり見かけることが無い希少な日本酒をいただくことも出来ますし、それにあるおいしいアテも充実しているだけでなく、色んな創作的なお料理もいただくことが出来ました
【個室日本酒バル 赤羽一凛】
東京都北区赤羽1-2-8 中央商事ビル2F
03-5939-6276