7月21日

2007-07-21 00:26:26 | Weblog

   (鬼百合 赤塚植物園)


        鬼百合の赤鬼ばかり堂囲む

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7月20日

2007-07-20 00:18:01 | Weblog

  (むらさきつゆくさ 赤塚薬草園)


名選手すなわち名監督にあらず
これは俳句の指導に関しても言える事ではないだろうか
過去の名選手としては充分尊敬できるものが有るにせよ
栄光や経験だけでは、将来のス-パ-スター育てなれない
自分も現役として「今」を詠みつつ、「今」を捉える
俳句は昔から座のもの、やはりインターネットでの指導は
無理があるのだろう・・・
それは添削などの如実に顕れる
指導される側の個性を伸ばすような添削をするには、やはり
対座か同座が必要に思う
ともすれば添削者は自己の個性の中にあるもの以外は批判
の対象になる為に臆病になる
当り障りの無い句になるために詠み手としては不満が残る
私がもし将来指導する側に立つことがあれば、俳論でなはく
自分の実作の中から教える立場にありたい
指導者が批判を恐れて閉じこもっていてはならないと思う
また、添削句を鑑賞させ、どう受け止められているかを
気にしているようでなく、自信をもって指導する姿勢を
指導者に見たい

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7月19日

2007-07-19 00:27:52 | Weblog
  (ぼたんくさぎ 赤塚植物園)
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7月18日

2007-07-18 00:20:59 | Weblog

   (みずすまし)


    九天の雲にのりたる水馬


やっと、現俳の投句をすませた・・・
ふ~ッ  またまた自信句がない
好調な選者に期待するほかない
まだ18日なのに、今月はいっぱい詠みました



 


 

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7月17日

2007-07-17 00:22:34 | Weblog

   ( 信越本線 青海川駅 )


昨年7月24日このブログで紹介した青海川(おうみがわ)の
駅のホームです 昨日の地震で線路上とホームは崩壊
した土砂に埋まってしまいました。
この写真は連衆との奥の細道、出雲崎へ出かけときの
ものです海に一番近い駅で色々なドラマにも使われるほど
美しい景色の駅です


朝10時14分東京でも大きく揺れた今回の地震ですが
震源地が柏崎だと聞き、当地に住んでいる旧友に
メール入れたのが10時17分、彼からの返信が午後4時
でした。 怪我はしていない 水の確保に走り回っていたと
ありました 無事が確認できてホットしましたが、まだ余震も
あるようで心配しています。 この友人の俳句のお仲間も
このブログをご覧になっているとの事、お見舞い申しあげます
どうぞ怪我をなさらないように事にあたって下さい
このブログを通じて何かをお伝えできれば良いのですが・・・

 

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7月16日

2007-07-16 00:09:39 | Weblog

    ( しじみ蝶 )


       夏蝶狂ほし修司句集かな


不思議なもので、夏の蝶ことに黒揚羽を見ると
寺山修司を思い出す、忌日は5月だったと思う
もう彼が没してから20年も経っているのに、それほど
彼の俳句にふれた覚えもないのに


手元に一冊の修司の句集「花粉航海」がある
青森の高校時代15歳~18歳までを昭和50年に編纂した
ものだが、その才能は中学時代から学級新聞というメディアを
通じて自己表現をおこなっていた、ガリ版刷りの新聞には
小説、詩、短歌、俳句が発表されてたという


   
       十五歳抱かれて花粉吹き散らす
       チェホフ忌頬髭おしつけ籠桃抱き


       流すべき流灯われの胸照らす
       朝の麦踏むものすべて地上とし


       暗室より水の音する母の情事
       癌すすむ父や銅版画の寺院


       母恋し鍛冶屋にあかき鉄仮面
       大落暉わが愚者の船まなうらに


       便所より青空見えて啄木忌
       わが夏帽どこまで転べども故郷


巻末に「今こうして思うと顔赤らむ思い、句のわかれも
すみやかに果たしてしまいたい 何もかも捨ててしまい
たい 書くことによって 読むことによって」とある


私にとって三輪明宏、三島由紀夫、寺山修司は蝶のように
ことに夏蝶のように思われてならない
   
       

 

 


 

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7月15日

2007-07-15 00:12:49 | Weblog

     ( 白桔梗 )


台風が日本列島を縦走していますが、水の被害
などお近くで出無ければよいとお祈りしています
東京もこれからのようです、父の病院へ行けるか心配
しています。


     三更の月にふれたる白桔梗

 

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7月14日

2007-07-14 06:03:41 | Weblog

       (ひめひおうぎ 赤塚薬草園)

 

      釘箱を探す台風接近中

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7月13日

2007-07-12 23:58:35 | Weblog

   (小葉擬宝珠 赤塚植物園)


    束の間の日差しにひらく花擬宝珠


私にとって俳句は切って血の出るようなもので無くては
ならない。たとえ句が拙くとも・・・・
どんなに綺麗に添削されても自分の気持ちが生かされて
いなくては、自分の心を詠ったものでなくては意味がない


ある方のブログにも書き込みましたが、私が過去所属の
結社では女流俳句には特別厳しかったことを覚えている
それは女性に対する蔑視ではなく、性に甘えることなく
ならではの感性を堂々と詠むべしという教えです
私があるIT句会へ投句しはじめた頃、そこの連衆と意気
投合するまで、女性だと思われていました 俳号も句風も
きっとそれを感じさせないものだったのかもしれません
少し寂しくも思いましたが、振り返れば俳句というものの中に
男性という個性を持ち込まなかったことなのでしょうね
良いのか悪いのか・・・・

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7月12日

2007-07-12 06:33:05 | Weblog

  ( 筆と絵手紙展 )


ここに来て梅雨らしい日々が続いていますが
皆様のお住まいの地区では雨の被害は無いでしょうか
お見舞い申し上げます


秋の季語に「硯洗う」というのがあります
七夕祭の前日、文事に携わる者が硯や机を洗うという
北野天満宮の神事からきたものですが・・
この季語の季感を捉えた句は少ないように思います
それだけ私たちの現代の生活にそくしていないのかも
しれません。


先日郵便局へ行った折に筆の里工房の「ありがとう」を
テーマにした墨書と絵手紙を募集というパンフを見て
掲載の拙い絵手紙を送りました 色紙大のものです
文字を書くために少しだけ高価な松煙墨を買いましたが
硯の中に溶け出してゆく墨の香りはやはり今までのものと
比べ様になく良いものです 文字は日頃からお付き合い
頂いている俳句の仲間に、長く俳句を詠まさせて頂いた
日本の四季に自然と思うままに書いたもので
「ありがとう」 は今の私の気持ちです


先日の句会の折、選評で内容の良いものは勿論、俳句は
文字にして良いもの、耳で聞いて良いものがあると言いました
こういう事も俳句の楽しむことだと思っています
現代こうしてPCで俳句をしているとますます文字は書きません
自分は字が・・・なんて言わずにどうぞ墨書をして下さい
墨汁はいけませんよ 墨をする時間を楽しんでください



 



 

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