(ほおずき 区民農園)
大門に鬼灯市の灯のつづく
阿部そう人著の「俳句 四号目からの出発」の中から
何かの参考になればと記載します
(対照法)
釣鐘にとまりて眠る胡蝶かな 蕪村
「この句は硬軟、大小、 剛弱、姿など複雑に対比するもので
成功した数少ない例で、初学で陥りやすいのは顕かに
色を出してしまうことだろう
新緑を出づるや滝の帯白く
白靴や青春かえる術もなし
といったように文字として色そのものを入れることは
一見効果があるようで、色ばかりに引かれて成功は
望めない 」
ころころも必ずここは避けて推敲をします、特に季語に
色が多く含まれているので、間接的な色を季語以外に
対比させることは一つの手法としては良いと思いますが
隠すように見せることが大切です
**今日は河童忌(芥川龍之介忌)と友人のブログで知る
河童忌や口端に残る粉薬