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6月2日

2008-06-02 00:34:40 | Weblog

     ( 昼顔 )

 

昼顔や捨てらるるまで櫂痩せて     福永耕二

 

昼顔や水平線に触れて咲く        北澤瑞史

 

昼顔に海女身をいとふ磯草履       野沢節子


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昼顔 (こう)
2008-06-02 11:59:13
昼顔も良い句材ですね。

淡彩の余生こそよし小昼顔  こう

昔の句ですけれど、辛いことがあったので自分慰めの気分があります。詠んでみると往時のことが、ありありと思い出されます。

三句とも佳句ですが、好みは野沢さんです。
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小昼顔 (ころころ)
2008-06-02 19:18:23
淡彩の余生こそよし小昼顔  こう

よいお句ですね。私が今まで育ってきた俳句の環境は
まず詩心を問われました
こうしたお句に接するとホッとします。
私は欲張りだから今即物具象を学んでいますが
正直、少し物足りなくもあります
物足りなさはまた欲となり俳句の深みに入るばかり
こうさんのお句の「間」が好きです

私の好きな句に

端居して昨日の旅の今日遠き    富安風生

旅中吟とも鑑賞できますが旅より戻っての句に鑑賞すると
わずかな旅疲れのなかに旅愁と余韻がなんとも言えず
またこの旅が風生の人生にも感じられます
「月日は百代の過客」 でしょうか。
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