( 昼顔 )
昼顔や捨てらるるまで櫂痩せて 福永耕二
昼顔や水平線に触れて咲く 北澤瑞史
昼顔に海女身をいとふ磯草履 野沢節子
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淡彩の余生こそよし小昼顔 こう
昔の句ですけれど、辛いことがあったので自分慰めの気分があります。詠んでみると往時のことが、ありありと思い出されます。
三句とも佳句ですが、好みは野沢さんです。
よいお句ですね。私が今まで育ってきた俳句の環境は
まず詩心を問われました
こうしたお句に接するとホッとします。
私は欲張りだから今即物具象を学んでいますが
正直、少し物足りなくもあります
物足りなさはまた欲となり俳句の深みに入るばかり
こうさんのお句の「間」が好きです
私の好きな句に
端居して昨日の旅の今日遠き 富安風生
旅中吟とも鑑賞できますが旅より戻っての句に鑑賞すると
わずかな旅疲れのなかに旅愁と余韻がなんとも言えず
またこの旅が風生の人生にも感じられます
「月日は百代の過客」 でしょうか。