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7月 21日

2013-07-21 07:43:10 | Weblog
              ( 夕顔・夜顔 )


夕顔は本来ウリ科の干瓢をとるための植物、植物分類上「夜顔」が正しいとのこと
ただ俳句では夕顔として詠まれていることが多いようです



百姓の渋きしわぶき夕顔棚                細見綾子


葉がくれに咲く夕顔のうすみどり             軽部烏頭子


夕顔やひときは荒き山の星                佐野美智


夕顔は月よりすこし明るけれ               中尾寿美子


いま咲きし夕顔にはや蟻通ふ                成重昭女


夕顔のほぐるる間合鐘の鳴る                降旗八重子


夕顔に乳ふくますはしづかなり               草間時彦


風呂沸いて夕顔の闇さだまりぬ               中村汀女














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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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夕顔 (眞人)
2013-07-21 09:45:35
 今朝、NHKの小さな旅で、干瓢作りの農家をメインにした栃木県下野がでていました。夕顔は栽培したことはありませんが、冬瓜に似た花だなあと見ていました。
 タイミングよく、ありがとうございます。
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夕顔 (晴夫)
2013-07-21 12:23:46
私もNHKを見ました。本物の夕顔より俳句の夕顔の方がいいですね。
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夕顔 (こころ)
2013-07-22 02:10:14
>眞人さん、こんばんは☆夕顔は向島百花園で花も
実も見ることができました。実は大きくその底に敷き藁
が敷いてありました 確かに冬瓜ににています


>晴夫さん、風鈴市にも行かれて良かったですね
別称 黄昏草とも言うらしいのですが
その文字面からの印象もあり、夕顔とも詩の背景が
広がりそうに思います
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