チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

断食月の過ごし方

2006-09-30 18:20:00 | Weblog


暑い!昼間の暑さがどんどん厳しくなりつつあります。庭に植えた香菜と紫蘇、暑さでヘロヘロで育ちません。ショック!



断食月に入ってそろそろ1週間、当初は静かだった街もレバランを控え活気を増しています。パチェ工房の職人さんたちもみんなプアサ。お昼休みを30分で繰り上げ3時半にはお仕事を終え、村に帰ります。毎年、断食月は意外に職人さんの出勤率は良好。レバラン前のTHR(ボーナス)目当てにがんばるというのと、皆でおしゃべりしながら仕事していたほうが、断食の辛さを忘れられるようです。

断食月の風物詩は「ガブブリット」(←綴り不明。またはCariSore)。Magribの合図まで、家族や友達とそぞろ歩いたり、オートバイに乗って街を流したり、断食明けに食べるKolak(ココナッツのお汁粉のようなもの)やEsを買ったりして過ごします。

チレボン市内のAlun-alunにはこの時期、おかずや甘い飲み物、Kolakなどを売る売店が多数出て、賑わっています。Magribが近づくと皆家路を急ぎ始め、街中は閑散。日が暮れるとモールなどがお買い物客で賑わいます。