日本でも人気を博した韓国の歴史ドラマ、「チャングム」がIndosiarで夕方放映されています(今日が最終回だったらしい)。毎日見るのはちょっと大変ということでDVDを購入してみました。宮廷の台所が舞台なのでおいしそうな韓国宮廷料理を作るシーンや薬草探し、鍼灸など興味深いシーンが満載です。今日見たのは第16話。宮廷に保管してある調味料の味がおかしくなって原因を探るために、塩造りや味噌造り職人、甕造りの工房を訪ねるというお話でした。分野や素材ははまったく異なりますが、バティック工房でも同じようなことが起こります。先日は突然蝋の調子がおかしくなり(粘るのに割れる)、皆で原料の松脂やパラフィンを調べたり、混合蝋をいろいろな場所で買ってみたり、割合を変えてみたり大騒ぎしました。料理にしろ、手工芸にしろ、モノ作りは奥が深いです。ちなみにこの“バッタモンDVD”の「チャングム」、なんと字幕がマレー語で意味不明な単語が多くもどかしい限り。Indosiar版はインドネシア語の吹き替えがあります。