子どもの健康

子どもたちの健やかな成長を願って、子どもに関する小児科医の雑記

今があるということ

2007-08-05 19:54:33 | 雑記
皆さんもご存知のとおり明日8月6日は、広島に原爆が投下された日です。
その後8月9日に長崎に原爆が投下され、8月15日に終戦となりました。

私の親の世代は戦争を経験した世代なので直接に戦争に関わる話を聞く(聞かされる?)機会もありましたが、あくまで戦争に対する感覚は非現実的なものでしかありませんでした。
ただ、「どんな理由があっても戦争は良い事ではない」と教えられ、今もそう思っています。

今の日本は、戦争という点からみれば平和な国だと思います。ただし、過去の戦争でのいろいろな意味での犠牲があって今の日本があることを忘れてはいけないと思います。
世界のほとんどの人は、戦争のない世の中を望んでいると思います。
今の大人は同じ過ちを繰り返し、戦争という手段を放棄できず、平和的に問題を解決することが出来ませんでした。

これからの世代(子どもたち)に、同じ事を繰り返さないようこれからの世の中を託すしかありません。

そのためにも、過去の出来事を忘れないように子どもたちに正確に伝えていく責任が我々大人にはあるのではないでしょうか?

行楽や帰省で忙しいかもしれませんが、戦争について家族で話をするのはどうでしょうか。
帰省して、おじいさんやおばあさんの話を聞くのもよいのではないでしょうか。

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