
希風先生の清酒のラベルです。
私の作品ではありません。
このブログは、自作 にこだわって
300回になりました。
しかし、いつも、我が親友のブログ
冬雷の書道散策のように
書にまつわる様々なことを
記していけたらいいな、とも思っていました。
今回は、これまでのルールを破ってまでも、
この作をどうしてもご覧頂きたいと思います。
1月28日
この日は、我が「おもしろ印」の500回記念でした。
この日にあわせて、お祝いとして、この清酒が届いたのです。
それだけでも有り難くて、涙が出そうでしたが、
包みをあけて、更にうれしくなりました。
このラベルの美しさ、センスの良さに
素直にいいなーと思いました。
椿に降る雪がほのかに表現されています。
感服です。
もう一つ、うれしいことに
私の印を使ってくださっているではありませんか!
なんと粋なプレゼントでしょう。
大先輩の心遣いに感謝感激なのであります。
そういうわけで、よーく見てください。
一部分、私の作が入ってるのです。
そういう意味では、まだルールを守っています。
さて、この清酒。
新潟県妙高市の千代の光酒造の作。
そんなに飲めないのに、好きなもので
いろいろあちこちから頂いてばかりいまして、
まだ、味見はできていませんが、きっと
おいしいでしょう。
いや、おいしいに決まってますね。
ラベルに描いたのではなく、店の展示に色紙を書いてくれとの要請に1月に1枚ずつ書いた中の1枚です。2月は、高田の市花『雪椿」ですので、『雪ふる」にしました。店の主人は、私の最初の教え子です。
もう、50年まえのことですが・・・・
運命というか、この酒の発売と500印の日が、ぴったりでした。タイミングがいいですな。
継続することは、大変ですが、ゆっくり、しこしこやって体に気をつけて、下さいませ。
ラベルに刻してある印は陶印です。戴いてから、もう10年くらいになりますが、それ以後の私の作品には、1番登場します。大きさといい、姿格好?といい素晴らしい印です。改めてここで御礼をいいます。
お酒も私が作ったのではありませんが、とてもいい酒だと思いました。甘くなく辛くなく、まろやかで、深い味がしました。妙高山の雪が沁みた味がしました。
出荷の日は、雪がまったそうです。
また、無断で作品を紹介してしまいまして
申し訳ありませんでした。
商品として出回っていることだから
宣伝してもいいかなあ、と思ったのですが、
それにしても、発売当日に贈ってくださったのですね。
本当に感謝感激です。
高田も今年の冬は昔を思い出すような積雪でしょうか。
「雪ふる」封を切ってみます。