海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.961 独歩青天

2017-08-20 | 


書「独歩青天」

成人講座書道の創作の参考作品として書いたものの一部です。

秋の町民文化祭に、受講生が出品するために、動き出さなければなりません。

手本ではなく、あくまでも参考になるように、同じ語句での様々な違いを理解していただく為に書きました。

写真は書体の違い。金文、小篆、隷書、行書、草書、楷書。

他に、紙の大きさ、墨色、落款、文字数、の違いによる作品の変化が分かるように書いてみました。

これから、受講生各人と話し合って、作品内容を決めていかなければなりません。

分かっていただけるよう努力しなければ…。

合計20枚くらいですが、全て一発書き、一枚のみの書き直しなしです。

だから、自分の作品としてお見せするものではありませんが、こんな風に一気に参考作を書くのも久しぶりなので、楽しかったですね。



これは、紙の大きさを変えた例と三文字の例。(たまたま乾燥のために壁にぶら下げたもの。)

(画仙紙半切、墨汁)