300(2007/アメリカ) 【劇場公開】
監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー/レナ・ヘディ/デヴィッド・ウェンハム/ドミニク・ウェスト /ミヒャエル・ファスベンダー/ヴィンセント・リーガン
世界各国で大ヒットを記録。
『シン・シティ』でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを映画化。
300人の屈強なスパルタ戦士の歴史に残る戦い。
血なまぐさい話なのに、美しい映像に釘付け!
普通に撮れば「グラディエーター」と変わらないかも。
背景となる戦いは、紀元前480年のペルシア軍とギリシア軍での“テルモピュライの戦い”。
歴史書では、ペルシア軍が200万に対し、ギリシア軍はスパルタ軍の300人を含む5000人あまりだったという。
スパルタは海沿いの険しい山に囲まれていて、兵たちは狭い道幅を利用して大軍を封じ込めたとか。
史実をもとにしてますが、重くないですね。
スローモーション多用で、戦闘シーンも舞のよう。
残虐なシーンは画像処理のせいか、私は普通に観られました。
スパルタという国は、文字どおり最強の国家。
子供の頃から軍事教育され、一人前の戦士になる。
女性も強くなければいけない。
弱いものは生きていけない国なのだ。
王レオニダス(ジェラルド・バトラー)が率いる300人の兵士が、ペルシア軍を盾と剣だけで食い止めようとする。
圧倒的な敵の前に隊長の息子が殺されるなど、不幸にも見舞われる。
それでも男たちは屈しないのだ。
シンプルな物語だけど、最後に王が「我等を忘れないでくれ」は、じーんときた。
王妃がわが子と抱きしめあう場面もいい。
何千年以上前の出来事でも、戦争はいつの世も悲しみだけが残る。
劇場は男性客が多いかと思いきや、女性連れもかなりいました。
俳優たちの見事な肉体にホレボレ・・・・男性の体が美しいと感じる映画ですなあ。
印象的な人物だったのが、ペルシアの大王クセルクセス。
金のアクセサリーに身をつつみ、むさくるしい男たちの中で王様らしく品があり、中性的で際立っていたんだけど、誰が演じてるのか調べたら・・・
ええっ、「ラブ・アクチュアリー」のロドリゴ・サントロで驚きました!!!
あの優男ですよ・・・。まったく面影なし。。(Θ_Θ)
ジェラルド・バトラーは、男のフェロ、むんむんでした。
変だったのはペルシア軍のいでたち、仮面が忍者みたいであれはいったい?
元がコミックでもちょっと・・・
娯楽作として、軽い気持ちで観ることをおすすめしますね!^^;
エンドロールは、もろ「シン・シティ」でした!
迫力の映像に酔ったので・・・
★★★★(5段階☆は0.5)
「300」公式サイト
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