小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

2010-06-30 | マ行の映画

MARLEY AND ME(2008/アメリカ)【DVD】
監督:デヴィッド・フランケル
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、アラン・アーキン、キャスリーン・ターナー

キミも、ちゃんと幸せでしたか。

愛犬との生活を通し、結婚生活の悩みや問題を描いたベストセラー・エッセーを映画化。監督は「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル。


ジョンとジェニーの夫婦は、子育ての予行演習のために子犬を飼うことにするが、引き取ったラブラドール犬マーリーは手に負えない暴れん坊、家中をひっかきまわす・・
単なるペットの話ではなくて、夫婦が子供をつくり、家庭を築き上げて行く物語でもある。子供ができたことで仕事を犠牲にすることになる夫婦。自分のやりたいことができない不満、子育てに疲れてヒステリーになる妻、記者の夢をあきらめた夫。
人生は計画通りにはいかないということ。リアルなアメリカの夫婦の悩み、暮らしっぷりもわかる。


ダメ犬といわれながらも、家族の歴史の中にいつもマーリーがいた。夫が執筆したマーリーについてのコラムが、妻の心をどれだけ慰めたことか。
犬は人間より寿命が短い。昔のように活発ではなくなったマーリーに寄り添う夫婦。マーリーは決しておバカではなく、世界一最高な犬だった。
マーリーが亡くなったとき、マーリーが映った家族ビデオを見る長男が流す涙に泣ける。
人間も動物も死は避けて通れない。命の尊さを教えられる。


昔飼ってた犬を思い出した。寂しがり屋で人間が好きで自分が落ち込んだとき慰めてくれた。年をとってゼーゼーいいながらも散歩の時間は喜んでいた。寒い日は家の中にいれてあげたり、階段がのぼれなくてキャンキャンいってた。
16歳で死んだけど、犬との生活は癒されたし忘れられない思い出。
犬を通して夫婦の成長していく姿もわかるハートフルな映画でした!

★★★★(5段階☆は0.5)

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パラノーマル・アクティビティ

2010-06-28 | ハ行の映画

Paranormal Activity(2009/アメリカ)【Blu-ray】
監督:オーレン・ペリ
出演:ケイティー・フェザーストン/マイカ・スロート/マーク・フレドリックス

これ以上の映画を作ることはできない。

製作費、約100万円の低予算ながら、全米で社会現象化し1億ドル突破の大ヒットを記録した主観撮影(POV)映画。

〈story〉同棲中のカップル、ミカとケイティーは夜な夜な怪奇音に悩まされていた。その正体を暴くべくミカは高性能ハンディーカメラを購入、昼間の生活風景や夜の寝室を撮影することにした。そこに記録されていたものとは…。


手持ちカメラを使ったモキュメンタリー。
一発勝負の映画って感じがした。100万円でこういう映画つくっちゃうのもある意味すごいなあと思う。
どこにでもいるアメリカ人のカップルの日常からはじまる。
深夜になるとドアが勝手に動いたり、ドンドン叩く音が聞こえたり、二人は超常現象を体験することになる。
謎の正体を挑発するミカ、そんなミカに不満をもつケイティ、二人の仲も険悪なものに。
ケイティーは徐々に精神的に追い込まれていく。
早く家を出ていけばいいのに・・と何度も思ったんだけどね^^;
ケイティーが眠りながら突っ立てるところは恐かった。


睡眠中、部屋の中で何が起きてるのか誰でもわからない。カメラで撮ったら何か映っているかもしれない。そう思ってこの映画をつくったと、特典映像の中で監督さんは言ってました。


最後の20夜はびっくり仰天!!
別エンディングが特典映像に入っていて、やっぱり本編のほうがインパクトはあったかな。
低予算ならではの映画。退屈なところはあるにせよ驚かされました。。。

★★★(5段階☆は0.5)

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マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔

2010-06-27 | マ行の映画

MICHAEL JACKSON COMMEMORATED(2010/アメリカ)【劇場公開】
監督:マーク・シャフェル&オースティン・テイラー
出演:マイケル・ジャクソン

あなたの知らない 素顔のマイケルがここにいる

マイケル・ジャクソンの一周忌の追悼の意味を込めた、プライベート映像を中心としたドキュメンタリー作品。追悼という意味合いは微妙かな。
初日でなくてもポスターGET! 余っているんでしょう。。
製作のいきさつ、監督のことはおいといて、マイケルがみたくて観にいってきました。マイケルの曲は1曲もかからないし(鼻歌はある)映画というよりもホームビデオ。You Tubeでもみることができますが、見たことない映像もあって、評判のわりには(汗)普通にみれました。


冒頭は亡くなった当日を思わせる演出で嫌でしたが、故郷のインディアナ州ゲーリーに帰還中、リムジンの中で友人やファンと一緒に他愛ないおしゃべりするマイケルは興味深い。
熱狂的ファンに迎えられるマイケル。あちらのファンは車でも体当たりしてくるから恐い・・・
生家を訪れ、親戚に会ったり、高校にいったり、マイケルは忙しい。
スーパースターなのにファンと気軽に接する。ちょっと無防備。
ファンが節度を知らないから、マイケルも身動きがとれないね。


印象的だったのはマイケルが笑顔をつくるのは好きじゃないといってたこと。
嫌なことがあっても小さい頃から耐えてきたんだろうな。
人前が苦手、ステージのような人が多い方がいい、人が少ないところはダメなんだといってたね。
イベントでもまわりが無理やりマイケルにやらせてるようでかわいそうにみえた。でも可笑しいことがあるとイヒヒ、アハハ・・・と笑ったりしてるけども。

受賞記録がダラダラ流れたり、ファンのマイケルへの思いはくどい・・
ストロボが点滅したり、特定の人にボカシが入ってたり、よくわかんない演出があって安っぽい。もう少しマイケルを見せてほしかった。
それでもネバーランドのイベントの様子、いろんな団体を無料で招待していた慈善事業のことは知らない人多いかも。
スピーチで、マイケルは将来の夢を語っていて、胸が痛くなる。
ファンにこたえるため・・と言っていて、自身が辛い時、ファンが支えになったのは事実だけど、逆に重荷になってたことはないんだろうか。
こんな優しくて思いやりのあるスーパースターもいない。
This is itとはちがうマイケルの別の側面をみることができたような気がする。


★★★(5段階☆は0.5)

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マイケル・ジャクソン「ゴースト」

2010-06-27 | マ行の映画

Ghosts(1996/アメリカ)【WOWOW】
監督:スタン・ウィンストン
出演:マイケル・ジャクソン

「ムーンウォーカー」以来のマイケル・ジャクソンによる40分の幻のミュージカル・ファンタジー。監督は「ターミネーター」シリーズ、「エイリアン2」、「ジュラシック・パーク」などで特殊メイクを担当したスタン・ウィンストン。原案・脚本をマイケルと、モダンホラーの帝王スティーヴン・キング。
日本初放送、世界初ハイビジョン放送。DVD未発売なので貴重なオンエア。


雰囲気的にはスリラーと似てますが、マイケルの一人5役の特殊メイクとVFX、高度なダンステクニックが見どころ。
不気味な屋敷に住む変人な男《マエストロ》を追い出すためにやってきた村長と住人。
彼等を怖がらせる《マエストロ》と一族のゴーストたち。
そのパフォーマンスに魅了されていく住人たち。
白いフリフリなブラウス着たマイケル、ゴシック調なゴーストたちはエレガント。


スタン・ウィンストンということで特殊メイクは凝ってます。
You Tubeで映像を最初に見たときは村長がマイケルだとはまったくわからなかった。大きい画面でみるとくりりとした目はマイケルだね。笑
メイキングも放送されて、メイクされてるマイケルは楽しそう。
内容はマイケルがいってるように、嫉妬や偏見をテーマにしている。
“変人はでていけ!”という村長は、マイケルをバッシングした者たち(個人?)
《マエストロ》は寄り目をしたり、おちゃめなことしたりマイケル自身を投影している。
メッセージ性が強く、ドキッともさせられシニカル。
嫉妬や偏見と戦ってきたマイケルは、思ってることをみな作品にしてきたんだよね。


ダンスシーンは圧巻です。複雑な足の動き、切れ味、マイケル特有の振り付け。
ダンサーたちのワイヤーアクションもあり。マイケル村長ダンス、スケルトンマイケルも登場。メイキングで全身黒タイツ姿になってもマイケルはカッコいい。
流れる曲は「2 BAD」「GHOST」「IS IT SCARY」
マイケルのこだわりが十分感じられ、DVDになってないのがとても残念です。


7月に観たい映画♪

2010-06-22 | 映画全般
最近、映画鑑賞が少なくなり記事もないので(苦笑)、ひさしぶりに来月の観たい映画を紹介。

【7/2公開】
レポゼッション・メン 公式サイト


エリック・ガルシア原作の小説をジュード・ロウ主演で映画化したSFアクションスリラー。


【7/3公開】
踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ! 公式サイト


過去2作がいずれも興行収入100億円を超えた大ヒットムービー『踊る大捜査線』シリーズの第3弾。


アデル/ファラオと復活の秘薬 公式サイト


フランスで人気のコミックス・シリーズをリュック・ベッソン監督が映画化したヒロイン・アドベンチャー。主演は新星ルイーズ・ブルゴワン、共演に「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリック。


【7/10公開】
トイ・ストーリー3 公式サイト


ディズニー/ピクサーが手掛ける人気シリーズ第3弾のファンタジー・アドベンチャー・アニメ。ディズニーデジタル3D同時公開。ピクサー・スタジオ作品のオープニング収入としては過去最高を記録。


プレデターズ 公式サイト


シュワルツェネッガー主演の『シュワルツェネッガー/プレデター』を、舞台を惑星に置き換えてリメイクしたSFアクション。主演は「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ。


【7/17公開】
エアベンダー 公式サイト


『シックス・センス』『サイン』のM・ナイト・シャマランが放つ究極のアクション・スペクタクル超大作。『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフによる驚異のスペクタクル映像が見どころ。3D。


【7/23公開】
インセプション 公式サイト


『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作。主演はレオナルド・ディカプリオ。物語のキーマンとなる重要な役どころを渡辺謙。


【7/31公開】
ソルト 公式サイト


二重スパイの容疑をかけられたCIAエージェントをアンジェリーナ・ジョリーが熱演するアクション・サスペンス。監督は『ボーン・コレクター』のフィリップ・ノイス。

トイ・ストーリー3、インセプション、ソルトはぜったいみたいなあ。
みなさんの観たい映画も教えて下さいねー。


エクトプラズム 怨霊の棲む家 無修正版

2010-06-16 | ア行の映画

The Haunting in Connecticut (2009/アメリカ)
監督:ピーター・コーンウェル
出演:バージニア・マドセン/カイル・ガルナー/マーティン・ドノバン/アマンダ・クルー/イライアス・コーティアス

実際にあった出来事に基づく・・ ・。
世の中には説明できないことがある。


1980年代にアメリカで起こった実話を基に、呪われた家に引っ越してきた家族を襲うオカルトホラー。ドキュメンタリー番組で取り上げられ話題になったとか。『THE 4TH KIND フォース・カインド』のポール・ブルックス製作。悪魔の棲む家みたいな感じですが、なかなか恐かった。。

息子の癌治療のためにコネチカットの古い家に引っ越してきたキャンベル一家。実はいわくつきの家で、過去に葬儀場として使われていた家だった。一家は超常現象を体験することになる。


エクトプラズムとは、霊の姿を物質化したもので、科学的には解明されてはいない。口からモヤッとでてくるアレですね・・・。
冒頭の古めかしいセピア色の写真がなんとも不気味。棺に入った人間など、過去に何があった家なのか興味をそそる。
息子の病気のために一時住むことになったワケありな家。息子の部屋が開かずの扉がある地下室なんて、いかにも出そう。
黒い人影、人体を切り刻む悪夢など恐い、恐い・・・
死体からまぶたを切り取るシーンなんて、見ていられない。。。


息子の夢にでてくる青年、降霊会・・。悪夢に悩まされる息子は、病院で知り合った牧師に助けを求める。
エクソシストのようですが、ここから謎が次第に明かされていく。家にとりついてる正体とは?


壊れそうになる家族、母親の息子を思う気持ちなどドラマにもなっていて、終盤は息子に助かってほしいと願ってしまう。
雰囲気があってオカルト映画好きとしてはおもしろかったです。
どこが無修正なのかわからなかった・・・

★★★☆(5段階☆は0.5)

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アイアンマン2 IMAX【吹き替え版】

2010-06-12 | ア行の映画

Iron Man 2(2010/アメリカ)
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ロバート・ダウニーJr./グウィネス・パルトロー/スカーレット・ヨハンソン/ミッキー・ローク/ドン・チードル/サム・ロックウェル/サミュエル・L・ジャクソン

ヒーローになった男、トニー・スターク。
次なる試練。


天才発明家にして大企業社長のトニー・スタークが、 自ら開発したパワードスーツを身にまとい、正義のために戦う姿を描いた人気シリーズの第2弾。
久々の映画館、IMAXでみました。男性客が圧倒的に多かった。


前回は2年前だったので、忘れていることが多く復習しとけばよかったと後悔。
このシリーズの特徴はおちゃらけたヒーロー、ジョーク、メカ工作、ロボットの飛行と見どころが多い。


今回は昔の恨みによる敵が現れたり、パワードスーツを狙う商売人の陰謀、心臓に埋め込んだ電池の毒素によって命を脅かされるなど、スタークは危機的状況におかれる。それにしてはせっぱつまった感じにはならなくて、あいかわらずおちゃらけ。
モナコGP、エキスポ、日本庭園の桜の舞い散る場所でのロボ軍団とのバトルなど、戦闘シーンはワクワクさせられる。ロボが着地するシーンは地響きがして音響すごいっす。「別れた妻」は笑えたなー。


ただ全体にあっさりなのかな。父親が未来をスタークに託してたことは、いい話でしたがあまり感情がはいってない。ミッキー・ローク演じる敵役は同情してしまって悪党にみえないし・・。
それでもスタークを演じるロバート・ダウニーJr.の魅力は大きい。
ひょうひょうとしているし、セレブな姿もさまになる。アイアンマンはかっこいいな。
スタークを影で支えるポッツ役のグウィネス・パルトローもよかった。
ブラックウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンはセクシーでクール。
前回のテレンス・ハワードと交代したドン・チードルはしっくりこなかった・・。

隣に座った男の子が身を乗り出してみていて、日本語吹き替えだけどアメリカンジョークで笑ってたね。子供(男の子)にウケそう。
エンドロールが終わるまでみてください。

★★★★(5段階☆は0.5)

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マイケル・ジャクソン遺品展 | MJ46 Keep on Loving

2010-06-07 | 音楽
プリンセス天功プロデュース、マイケル・ジャクソン遺品展が名古屋で開催されたので今日の午前中いってきました。公式サイト
名古屋展はたったの4日間ですが、大盛況。
今日も11時の時点で90分待ちでしたね。

感激したのはBeat ItのPVに着てた赤ジャケットとTシャツ。これだーっ!って思わず叫びそうになった。マイケルはプロモーションにいつも着ていったそう。
1978年にかけていたサングラス(カッコいい!)やブッシュ元大統領に贈られたフェドラ帽、サイン入り黒のローファー。最近のものではiPhoneカバーなど。
おもしろいと思ったのがビクトリーツアーで着ていた赤と青のスパンコールのシャツにはマジックテープがはってあって工夫がされているんだよね。↓


マイケルを一番感じたのが手書きの歌詞、メモ。
サイン入り手書きのBADの歌詞、コンコルド機の便せんに書いた歌詞、ちょっとした連絡メモなどこんなものまでとびっくりする。
なぐり書きしてあったり、線をひっぱって書き直してあったり、なくしてしまいそうな紙きれをマメに保管してたんだなあ。
スタッフに催促するメモもあり、マイケルはボスでもあったのね。
J5の頃の妹のジャネットの衣装(グリーンのドレス)もあって、時代を感じます。
亡くなる前日のサイン(日付け入り)をみて泣いてた女性がいましたねー。。。

明日で日本の展示は終了、アメリカに渡りラスベガスでオークションにかけかれ世界中にちらばっていく貴重な遺品をみることができて感無量でした。