小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
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マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー byシルク・ドゥ・ソレイユ

2013-05-27 | エンターテイメント


欧米熱狂のアリーナツアー、遂に日本上陸! 
「彼」が、そこにいる―


先週の土曜日にシルク・ドゥ・ソレイユの「ザ・イモータル ワールドツアー」の名古屋公演にいってきましたー。

今年のはじめにドイツ公演の映像をTVでみて、これは観ねばっ!と思い、楽しみにしてました。
18,000円のS席は超高いんですが、私たちの席はアリーナの上!あらら。。
ステージが意外に小さくて奥に深い感じ。近くで観れるVIP席にすればよかったと後悔。(ちなみにVIP席は25,000円・・)
行って知ったんですが、生演奏、生コーラス付なんですよね。もちろん歌はマイケル本人でマッシュアップされた曲はノリ易い。
マイケルファンじゃなくても有名な曲ばかりなので十分楽しめると思う。

前半後半と分かれていて(休憩30分)、パントマイム、ダンス、アクロバットと盛りだくさんで目が離せない感じ。
星空を背景にキラキラ光る空中フラフープの「ヒューマン・ネイチャー」、男女の宙吊りダンスの「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」、大きい本の上でパフォーマンスする「イズ・イット・スケアリー」が美しかった。
「デンジャラス」のポールダンスも凄い。パフォーマーたちのレベルは高いです。
日本人新体操チームの「スクリーム」はみんなぴたりとあってて、見栄えもよかった。あんな狭いステージで宙返りをよくできるなと感嘆。片足ダンサーのパフォーマンスも素晴らしかった。
映像、ライティングなど演出も凝ってます。
久しぶりにマイケルの歌声を大音量で聞いて、感慨深いものがありました。
終盤の「アイル・ビー・ゼア」をバックに子供時代のマイケルの映像は涙が出そうに。。
「キャン・ユー・フィール・イット」からはアリーナの人たち、総立ち!
バブルス君も登場しました。笑
アクシデントがあってソロ演奏でチェロ(?)の音がスピーカーから聞こえなかったこと。アーティストの方が可哀想でした。こんなこともあるんですねぇ。
それでもはじめて観るシルク・ドゥ・ソレイユのステージは大満足でした。

イモータルの意味は不滅、永久、不死。
まさにキング・オブ・ポップは永遠です!
また来日ツアーがあったら、今度はVIP席で観たいなあ・・・お金貯めないと・・

ベルセルク-黄金時代篇- I 覇王の卵 IIドルドレイ攻略

2013-01-16 | ハ行の映画

Berserk: The Golden Age Arc I - The Egg of the King, Arc II--The Battle for Doldrey
(2012/日本)【DVD】
監督:窪岡俊之
キャスト:岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、梶裕貴、寿美菜子

全世界で3300万部を超える三浦建太郎のベストセラーコミック「ベルセルク」の「黄金時代」編をアニメーション映画化した3部作の完結編「III 降臨」が来月1日公開ということで、第1部、第2部を見ました。いや~おもしろかったです。
マンガも読んでないし、アニメも知らないですが、予想外に楽しめました。


舞台は暗黒時代の中世。一匹狼の凄腕剣士ガッツ、傭兵集団「鷹の団」の団長グリフィスを軸にしたダークファンタジー。
ガッツの超人的な100人斬り、女性剣士キャスカの立ちまわりは目を奪われる。
血しぶき、肉片は飛び散り、首はころがり、ベッドシーンもありで、いろんな意味で濃厚~。グロいけれど、普通に見れるのはキレイな映像だからかな。

戦闘シーンが多い中で、男勝りなキャスカが舞踏会でドレスを着てガッツと踊るシーンは幸せそうでホッとする。
ポイントはガッツとグリフィスの関係。
自分の国を手に入れるという野望をもつグリフィスは、ガッツの腕に惚れ込み「おまえは俺のもの」「おまえの死に場所を決めてやる」と「鷹の団」に率いれる。
ガッツに対する強い独占欲を感じるんだけど、ガッツは自由になることを選び、グリフィスの元を去る。仲間よりも己をとるガッツなんだよね。

そしてクライマックスともいえるシーン。自暴自棄になったグリフィスは、お姫様シャルロットのもとに夜這いする。シャルロットを抱きながら、グリフィスの頭にはガッツの顔がよぎる。グリフィスってガッツに異常なまでに執着してるんだよね
目的のためには手段を選ばない冷徹なグリフィスの涙が印象的。にしてもグリフィスとシャルロットの絡みはエロかった。

全編、ドラマチックな展開にひきこまれてしまう。
ガッツとグリフィスの行方、グリフィスのペンダント(覇王の卵)のことなど、完結編が気になります。
主題曲「Aria」も作品の世界観とマッチしてとてもいいです。

★★★★(5段階☆は0.5)

公式サイト

私が、生きる肌

2013-01-08 | ワ行の映画

La piel que habito(2011/スペイン)【DVD】
監督: ペドロ・アルモドバル
出演: アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ、マリサ・パレデス、ジャン・コルネット

あなたは、これを愛と呼べるかー


ペドロ・アルモドバル監督による官能ミステリー。
主人公は天才形成外科医。焼死した妻を想うあまり、他人をさらってきて人工皮膚移植し妻を再現する。
簡単なあらすじからマッドサイエンティストの話だと予想をしてたら、思いもつかない方向へ。。。
とんでもないお医者さんでした
妻の身代わり(理想の女性?)はいったい誰なのか?
ありえないお話なんだけど、復讐といえどあんなことまでするとはっ!
監禁された彼女をカメラでズームインしてみつめる外科医。変態チックです。笑
ネタばれになるんで、詳しくは書けないんですが、6年前の話から俄然ひきこれます。
過去と現在の映像から、外科医の不運な人生がみえてくる。
同じ人物同士のベッドシーンでも最初と最後では見る側の感じ方がちがうというのが面白い。
途中、笑ってしまうシーンもあって、まじめに撮っているからよけいにね。
ある意味、男性からみるとホラーというか、ゾクッとするかも。

外科医役のアントニオ・バンデラスは、ハマリ役。
謎の美女役のエレナ・アナヤは美しくてスタイルもよくて女性からみてもきれいです。
タイツ姿、パーツで区切られたマネキンのような身体など映像がシュール。
ジャン・ポール・ゴルチエの衣装、凝った小道具。パーティシーンのラテン調の歌声がいい。
ミステリーよりもファンタジー、エロティックでどこか可笑しい(私だけか・笑)映画でした。

★★★★(5段階☆は0.5)

公式サイト

TIME タイム(新年のご挨拶も)

2013-01-02 | タ行の映画
皆様、あけましておめでとうございます。
ほぼ一年ぶりの更新となり、コメント返しもそのままで申し訳なく思ってます。
超気まぐれな私ですが今年もよろしくお願いいたします。

映画ですが、最近はすっかりご無沙汰になり、最後にみたのは昨年3月頃に見たダニエル・クレイグ主演のドラゴン・タトゥーの女が最後かも。。
今までは劇場公開だと月に6本ぐらい見てたときもあるのに、ほんっとに自分でもびっっくりするぐらい見なくなりました。なんでだろう、、
2時間、集中できなくなったというのもあるかも。
レンタルも借りなくなったし、映画にまったく疎くなりました。
間があいたせいもあり、あーだこーだ感想を書く気力もないので、これからは覚え書きのような記事にしたいと思ってます。
劇場もいかなくなったので、ひさしぶりにレンタルで借りた映画の感想です。


TIME タイム

In Time(2011/アメリカ)【Blu-ray】
監督/アンドリュー・ニコル
キャスト/ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィ、
ビンセント・カーシーザー、オリビア・ワイルド

全ての人類は25歳で成長が止まる

SFスリラー。設定は面白いです。“時間"=“通貨"という近未来の世界。人間の成長は25歳で止まり、余命(時間)は労働により稼がなければならない。時間の奪い合いもあって時間監視局に主人公は追われる。
はじめはよかったんだけども、ところどころ腑に落ちなかったり、肝心なところの説明が足りなかったり、何か物足らんかった。ジャスティン・ティンバーレイクやキリアン・マーフィはカッコよかったし、アマンダ・セイフライドはかわいくて、キャストはよかったのに残念。。走るシーンが多くて、最後、キリアンがジャスティンにいう「よく走るな・・」の台詞は笑えたけども。

ところで内容よりもいちば~ん、気になったことが!
家では気楽にみたいので吹き替えで見ることが多いんですが、
アマンダ・セイフライドの吹き替え声が・・・ひ、ひどい!!
ジャスティン・ティンバーレイクやキリアン・マーフィとかステキなお声で(本人よりもいい声かも^^)演技ももちろん惚れ惚れしながら聞いてたんですが、アマンダの第一声を聞いたとたん、へっ???って感じ。これは素人の声じゃん!
好きな声優さんがでていたので、字幕に変えずに嫌々見たんですけど、後で調べたら某アイドルさんだったのね。。なんだかなぁ。
せめてDVD、BDは声優さんに交代してほしい。ほんと内容をぶちこわしてるよね。
某アイドルさんのファンには申し訳ないけどさ。
すべてこれに尽きました。。。

デビル

2012-01-23 | タ行の映画

Devil(2010/アメリカ)【DVD】
原案・製作:M・ナイト・シャマラン
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
出演:クリス・メッシーナ、ローガン・マーシャル・グリーン、ジェフリー・エアンド

密室(エレベーター)が、お前たちの地獄になる

『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン製作・原案によるサスペンスホラー。
シャマラン映画はシックスセンス以降,イマイチな作品が多く観るのをやめてたんだよね。。。
今回は監督はやらず、時間も80分、みやすい映画になってます。


話はシンプル。高層ビルのエレベーターに男女5人がとじこめられ、停電になると一人一人殺されていく。
密室の中でお互いが疑心暗鬼になり、みな攻撃的になる。こういうときに人間の本性がでてしまうんだよな。
彼らを助け出そうとする関係者もみな殺されてしまう。信心深い警備員が監視カメラに悪魔をみたと言い出す。
刑事が彼らの身元を調べていくうち、ある共通点があることがわかる。


音で怖がらせてくれるし、オープニングの街の天地逆の映像、エレベーターにはいりこむ映像など、カメラワークがいい。
画面が暗くなるとこちらまでドキドキしてしまう。
ネタバレできませんが悪魔の仕業と見せかけて、実は教訓もこめられた最後は説得力がありました。
有名な俳優さんはでてないけど、キャストもよかった。

3部作の第1弾らしいので次回が楽しみです。こういう映画は好きかも~
シャマラン監督らしさは十分伝わってきました。

★★★★(5段階☆は0.5)

公式サイト

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