小部屋日記

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許されざる者

2010-10-24 | ヤ行の映画

Unforgiven(1992/アメリカ)【DVD】
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド/ジーン・ハックマン/モーガン・フリーマン/リチャード・ハリス/ジェームズ・ウールベット

クリント・イーストウッドの西部劇は観たことなくて、興味があったんで観てみました。
第65回アカデミー賞作品賞・監督賞・助演男優賞(ジーン・ハックマン)・編集賞受賞。イーストウッドが、師と仰ぐドン・シーゲルとセルジオ・レオーネに捧げた「最後の西部劇」。

かつて強盗や殺人を働き、その名を知られたウィリアム・マニーは子供と生活のため賞金稼ぎをしようと銃を握り、昔の相棒ネッドと共に町に向かう・・・。
Wikipediaでは数々のエピソードが書かれてて、製作期間はわずか39日、イーストウッドはこの映画の脚本を製作の10年以上前から既に買い取っていて、主人公のマニーと同じ年齢になるのを待っていた。満を持しての作品だったということ。


西部劇というと、善と悪が存在すると思ったら、この映画では誰が悪者なのか善人なのかわからない。イーストウッドが演じる主人公マニーは過去に強盗や殺人を働き、その名を知られたが妻と出会い改心、幼い子供と暮らしている。豚の世話も満足に出来ない彼は生活のためにやむおえなく銃を握ることになる。昔のような自分ではないといいながら、お金のために簡単に人殺しをする。このへんがいまひとつはっきりしない。


もうひとりジーン・ハックマンが演じる保安官。賞金稼ぎは許さない正義の味方にみえても、実は娼婦を人間とみてないし、人を拷問にかけたりして人権無視な奴なのだ。
マニーは仲間を殺され、最後復讐の鬼になるんだけど、はたして報復する事が正義なのか、捨て台詞をはき白い馬にのって去って行くマニーが哀れにみえた。誰も声をかけてくれない、めざすは荒野しかないのだ。暴力の連鎖は結局虚しさしか残らない。
マニーは足を洗ったつもりがまた重い十字架を背負ってしまった。

西部劇はもう現代では通用しないんだと思う。男の暴力はかっこわるい。
カウボーイハットが似合うイーストウッドでも馬から落ちる姿はぶざま。
今から20年前の作品、イーストウッドは近年のしわがれ声ではなくて、若い声です。
ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン、リチャード・ハリスの名優達が勢揃い!

★★★★(5段階☆は0.5)

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ファッションが教えてくれること

2010-10-12 | ハ行の映画

The September Issue(2009/アメリカ)【WOWOW】
監督:R・J・カトラー
出演:アナ・ウィンター/グレイス・コディントン/アンドレ・L・タリー/シエナ・ミラー/タクーン・パニクガル/カール・ラガーフェルド/ジャン=ポール・ゴルチエ/オスカー・デ・ラ・レンタ/ベラ・ワン/マリオ・テスティーノ

それは、人生に欠かせないもの。
私を輝かせてくれるもの。


「プラダを着た悪魔」のモデルになった、米VOGUE誌の編集長アナ・ウインターを追ったドキュメンタリー。
ブランドものには興味なくても、一流ファッション雑誌のできあがる課程、仕事に対する姿勢など興味ある内容でなかなかおもしろかった。


2007年秋の特大号である9月号の締め切り5カ月前。
鬼編集長のアナは編集者たちの提案を次から次へとダメ出し。その瞬時の決断力は驚いてしまう。彼女の前ではみな蛇ににらまれたカエル。一流デザイナーでもアトリエに彼女がくるとソワソワ。アナは絶対的な存在。
みなが満足したものでも、彼女が却下すれば一からやり直し。私ならトイレで泣くな。。。
妥協はぜったいしないということ。


注目はアナと対立する編集者のグレイス。センスがよくて才能ある方で、アナにダメ出しされて愚痴をいいながらも自分の信念は曲げない。今までつちかってきたキャリアが彼女を支えている。アナも裏では彼女を絶賛してるんだよね。
画像を加工するかどうかで、グレイスが「自然がいいのよ」って念をおすところはいい。

ファッションとは先見性、過去ではなくて未来。
VOGUE誌の表紙にセレブをいち早く起用したのもアナ。
クリエイティブな世界、裏では苦労も惜しまないプロのお仕事というものを見せてもらいました。素敵な写真も見どころです。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

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ナイト&デイ

2010-10-11 | ナ行の映画

KNIGHT AND DAY(2010/アメリカ)【劇場公開】
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ/キャメロン・ディアス/マーク・ブルカス/マギー・グレイス

ワイルドな誘惑。スイートな衝撃。

「バニラ・スカイ」以来のトム・クルーズとキャメロン・ディアスが再共演のアクション・エンターテインメント。監督は「17歳のカルテ」「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のジェームズ・マンゴールド。


ヒロインがひょんなことからスパイの男と出逢い、巻き込まれるストーリー。スパイアクションというよりもラブコメかな。
平凡な生活をおくっていた女性の前に、突如現れたミステリアスな男性。
これはチャンス!と飛行機のトイレの中で身だしなみを整えるキャメロン・ディアスが笑えるしカワイイ。
安全安心な男(消防士の彼)より超危険な男に結局惹かれてしまうんだよな。


展開では肝心なところで薬で眠らされ、状況が一変するというのもポイント。
世界各地にロケしてめまぐるしい。
派手なアクションはあっても、スパイものとしてはゆるくてシリアスさを期待するとダメだね。
スイートでカッコいいトム&キュートなキャメロンの持ち味が十分に生かされていて、相性もよく二人の存在感は大きかった。
前半のバンバン殺しまくるトムはいい。
キャメロンは顔がアップになると年とったなと思うけど、ナチュラルで相変わらずスタイルはいいね。
音楽もいいし、ライトな娯楽作を楽しめました。

★★★★(5段階☆は0.5)

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ガフールの伝説

2010-10-10 | カ行の映画

LEGEND OF THE GUARDIANS: THE OWLS OF GA'HOOLE(2010/アメリカ/オーストラリア)【劇場公開】
監督:ザック・スナイダー
声の出演(日本語吹き替え):市原隼人/川島海荷/宮田幸季/茶風林/佐古真弓/浪川大輔/永井一郎/榊原良子

誰も知らないフクロウの世界
そこには、壮大な冒険が待っている。


原作はキャスリン・ラスキーのファンタジー小説「ガフールの勇者たち」。
アニメ初挑戦となる『300 』のザック・スナイダー監督が映画化。若きフクロウたちの戦いを壮大なスケールで描いた冒険ファンタジー・アニメ。
以前、IMAXの予告編をみて映像が素晴らしかったので楽しみにしてました。残念ながら見にいった劇場は2Dしかなく、やっぱ3Dのほうがより感動できたと思う。


若きフクロウが、世界を支配しようとする邪悪なフクロウたちに立ち向かうお話ですが、とにかく映像が美しい。2Dでも良さが伝わってくるから3Dで見直したいぐらい。
フクロウの羽が繊細に描かれてて、もふもふしてて思わず触りたくなる。アニメということを忘れてしまうほど。子供のフクロウがもう可愛い!


正義と悪の戦いというよくある話でも、なじみのないフクロウたちの世界がおもしろい。フクロウってこんな姿してるんだなとか、妙に感心。笑
嵐の中を飛ぶシーン、炎の中のシーンは見応えあり。
キャラが個性的でフクロウしかいないのに、見分けがつくようになってる。
テンポがはやいので、見逃してしまったシーンがあるかもなあ。
吹き替えでは主人公役の市原隼人はよかったです。
展開は普通でも、映像は大満足でした。

★★★★(5段階☆は0.5)

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