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Law Abiding Citizen(2009/アメリカ)【DVD】
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ジェイミー・フォックス、ジェラルド・バトラー、ブルース・マッギル、コルム・ミーニー
正義とは何か──。
ジェラルド・バトラーとジェイミー・フォックスが共演するクライム・サスペンス。妻子を殺され復しゅうに燃える男とエリート検事のスリリングな心理戦。
妻と幼いひとり娘を2人組の暴漢に惨殺されたクライド(ジェラルド・バトラー)。犯人は逮捕されるが証拠が乏しく、裁判での負けを恐れた担当検事のニック(ジェイミー・フォックス)は、司法取引で主犯格の罪を軽減してしまう。納得のいかないクライドだったが、彼にはどうすることも出来なかった。それから10年後、クライドの壮大な復讐計画がはじまる・・・。
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アメリカの司法取引の問題をついたサスペンスもの。中盤まではよかった。
愛する家族を殺され復讐の鬼になるクライド。用意周到、まるでレクター博士のような知能犯。
復讐の小道具を自ら開発、残虐な殺し方でいたぶり方が半端じゃない。足切断は目をそむけてしまったし、判事が殺されるシーンは心臓ドキッ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/73/26a3b529f183b9143cd83bf1b6574739.jpg?random=336ff52b4746225b8129b97ca3ad922b)
まあクライドの身になったら、凶悪犯が禁固5年で社会にでてくるなんて許されないことだし、そりゃ復讐したくなるのもわかる。
観る者に制度の欠陥を訴えかけてくる。
でも司法関係者まで皆殺しはやりすぎ。女検事さんはかわいそう・・
「司法制度を変えるため」とか言ってたけど、完全に個人的復讐になっちゃった。抜け穴が発見されたあたりからトーンダウン。簡単に鞄がみつかってしまうのも今までの犯行の完璧さと比べたら雑。最後の終わり方もあっさりでもの足らなかった。
途中まで4.5点、後半は3点かなあ。中盤までよかっただけに惜しい映画でした。
ジェラルド・バトラーはこういう役柄でもいい人にみえる。全裸シーンはサービスショットかな。笑
この映画、スティーブン・キングの09年ベスト映画の7位です。確かにキングが好きそうな題材でしたね。
★★★☆(5段階☆は0.5)
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