小部屋日記

映画、音楽、本…好きなものに愛をこめて・・
コメント、TB大歓迎です!

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち

2010-03-30 | ア行の映画

ANVIL! THE STORY OF ANVIL(2009/アメリカ)【DVD】
監督:サーシャ・ガヴァシ
出演:スティーヴ・“リップス”・クドロー/ロブ・ライナー/ラーズ・ウルリッヒ/レミー/スラッシュ

30年間夢を諦めなかった男たちの夢と友情を描いた、
笑って泣けるウソのような本当のお話!!


第25回インディペンデント・スピリット・アワードで最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。
監督はスピルバーグの『ターミナル』の脚本を手がけたサーシャ・ガバシ。
30年以上もバンド活動を続けてきたメタルバンド“アンヴィル”の姿を追った音楽ドキュメンタリー。
いい映画でした~。ちょっと泣いてしまった。。


カナダのトロントで結成され、1982年にアルバム『メタル・オン・メタル』をリリース、現在活躍する人気バンドに大きな影響を与えたバンド、アンヴィル。しかしブレイクすることなく、現在は配達業など仕事しながらバンド活動をしているのだ。
メタルはまったく聞かないですが、アンヴィルはボン・ジョヴィとツアーをまわってたこともあるし、1984年に来日もしている。映画の中でも日本人ファン、プロモーターもでてきて根強いファンがいるバンドなんですね。


彼等は夢をすてきれず30年間、地道に活動してきた。ヨーロッパツアーにいってもギャラ不払い、アルバムを出すことになっても金がない(200万円かかる)。プロのバンドとは思えないトホホな現状、、

ヴォーカルの“リップス”が熱い男で、ドラマーのロブと口げんかしながらも男の友情、絆を感じさせてくれるんです。こんな純粋な人そういない。笑
15歳から一緒に音楽をやってきた仲間。50歳のおっさんが目をキラキラさせて夢を語る姿は少年のよう。
ずぅーと彼らをサポートしてきた家族やファンたち、ありがたいものです。


なんとかアルバムが完成し、レコード会社に売り込みにいっても拒絶されてしまう。時代にあわなければCDは出せないのだ。
でも彼等は諦めない。そしてクライマックス、かれらは日本にいた!!
できすぎな内容で、多少やらせはあるんだろうけど(笑)演技では表現できない彼らの生の姿にグッとくるものがある。

音楽好きな人にはぜひおすすめ。メタルが嫌いでも入り込めるんじゃないかな。音楽が苦手な人でも、かれらの情熱に勇気づけられる。
音楽は永遠に残る、人生は短い、人生を楽しむこと、継続は力なり!

※アンヴィルのジャパンライブツアー決定!東京、大阪、広島でやるそうですよ。

★★★★☆(5段階☆は0.5)

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エスター

2010-03-25 | ア行の映画

Orphan(2009/アメリカ)【DVD】
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:ヴェラ・ファーミガ/ピーター・サースガード/イザベル・ファーマン/CCH・パウンダー/ジミー・ベネット

この娘、どこかが変だ。

ダーク・キャッスル・エンターテインメント制作の衝撃サスペンス・ホラー。。
思いもよらないオチに絶句!


冒頭からショッキングな出産シーン。
『危険な遊び』『ゆりかごを揺らす手』みたいな雰囲気。
子供を亡くしたトラウマから立ち直れない夫婦は孤児院から養女をもらう。それが悪夢のはじまりだった。


賢くてかわいいけど、風変わりな女の子エスター。彼女が家にきてから周辺はトラブルばかり。クラスメイトの事故、孤児院のシスターの刺殺事件・・・。
母親のケイトはエスターに不信感をもつ。彼女はいったい何者なのか?
妙に大人びていて狡猾、こどもたちを操り、自分の敵とみなす人間を攻撃、手加減なしだからタチが悪い。エスターは母親ケイトを精神的に追い込んでいく。
夫もカウンセラーもまともに聞いてくれず孤立していくケイトに感情移入。


終盤は手に汗握ってしまう。
エスターの正体は大どんでん返しというよりも、新展開ではないでしょうか。恐い!

家族それぞれの不安がよく描かれているし、冬の情景、絵や聖書など小物も不気味さを出してる。エスターの妹マックスを演じた子がかわいくて、この子だけは助かってほしいとドキドキしてしまった。
エスター役のイザベル・ファーマンは熱演ですね。
子役がみなよかったです。

★★★★(5段階☆は0.5)

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ケビン・コスナー チョイス!

2010-03-24 | カ行の映画

SWING VOTE(2008/アメリカ)【DVD】
監督: ジョシュア・マイケル・ストーン
出演: ケビン・コスナー/デニス・ホッパー/ネイザン・レイン/スタンリー・トゥッチ/ケルシー・グラマー/マデリン・キャロル

ケビン・コスナー主演最新作!
アメリカ大統領を決める一票を握ってしまったぐうたら親父が、全国民のために立ち上がる!?


『ボディガード』のケビン・コスナー製作・主演で贈るコメディドラマ。日本未公開。
アメリカでは初登場第6位の好成績をマークしたヒット作。
ありえない話なんだけど、なかなかおもしろかった。


ニューメキシコ州の小さな町。アル中、ダメオヤジのバドは賢い娘が頼り。ぐうたらオヤジ役のケビン・コスナーがなーんかはまってるんだよね。笑
娘の策略で自分の知らないうちにアメリカ大統領選の勝敗をにぎる重要人物になってしまい、彼の生活は一変してしまう。
バドをとりこもうとする両陣営、全米のTV局、支援団体が田舎町にやってくる。バドは時の人になり、各地から贈り物や手紙が贈られてきてバドの周辺は大騒ぎ。パッとしない人生をおくってきたバドは、チヤホヤされるのがうれしくなって調子にのってくる。傍らで心配する娘。。


候補者はバドの好みにあわせて自分の政策まで変えてしまう(んなバカな・笑)。
コメディでも、実は大真面目な映画でアメリカの現状がみえてくる。
雇用、医療、環境など問題は山積み。昔はみんな夢があったのに今は夢も希望もない現実。
冴えないオヤジだったバドは改心し、ラストでは政治家のように演説する。ケビン・コスナーらしい締めくくり!
バドのスピーチの中で「権利に溺れて義務を怠った自分」というのは、政治に関心ないどこかの国民にもいえることでしょうね、、
アメリカは病んでる国でもあるけど、政治に関しては見習うことが大きい。


ケビン・コスナーは歌を披露してくれるし、脇役がデニス・ホッパー、ネイザン・レイン、スタンリー・トゥッチと豪華な顔ぶれ。娘役のマデリン・キャロルちゃんはアナソフィア・ロブちゃんに似てるね。

★★★☆(5段階☆は0.5)

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ディセント2

2010-03-22 | タ行の映画

THE DESCENT: PART 2(2009/イギリス)【DVD】
監督:ジョン・ハリス
出演:シャウナ・マクドナルド/ナタリー・メンドーサ/クリステン・カミングス/ギャヴァン・オハーリヒー

恐怖のどん底へ転落す。

スティーブン・キングが絶賛し、この10年で最高のホラーと謳われた傑作ホラー「ディセント」の続編。
洞窟での人間と地底人との壮絶な闘い。


そんなに期待してなかったのですが、前作よりおもしろかった。笑
パート1(記事はこちら)の最後とつなげてあって(日本版ではなくてUS版の最後)、洞窟探検にいった女性6人のパーティーが行方不明になり、一人生還した女性が発見される。警察は残る5人を探すため、彼女を案内役にして洞窟に向かう。


洞窟という閉鎖空間、岩が崩落してとじこめられたり、狭い穴を進んだり、暗闇の中の地底人との遭遇など前作と同じパターン。
ちがうのは、登場人物が女性だけじゃなく男性も含まれていること。といってもアホな保安官は危険を招くし、レスキュー隊のリーダーはあっけなく殺されるし、まったく頼りになってない。男はかえって足手まとい。。


今回は地底人との闘いシーンがグレードアップして、女性たちが半端なく強い!
血しぶき、泥まみれ、地底人もわんさか出てきてサクサクと殴り殺される。
思わず目をつぶってしまう箇所も多かったけれど、展開が潔いところがいいね。
うへ~って思うシーンでも、きれいにまとめてあるし、引きこまれてしまうのはさすが。
アクションホラーって感じで、目が離せなかった。
意外な人物もでてくるし、ラストもそうきたか!って終わり方でいいんじゃないでしょうか。

★★★★(5段階☆は0.5)

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マイレージ、マイライフ

2010-03-21 | マ行の映画

Up in the Air (2009/アメリカ)【劇場公開】
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:ジョージ・クルーニー/ヴェラ・ファーミガ/アナ・ケンドリック/ジェイソン・ベイトマン

あなたの“人生のスーツケース”
詰め込みすぎていませんか?


「JUNO/ジュノ」「サンキュー・スモーキング」のジェイソン・ライトマン監督が描くウォルター・カーンの同名小説を基にしたヒューマン・ストーリー。一見ハートフルにみせて、実はシビア。大人向けの映画ですね。


主人公ライアンは企業のリストラを請け負うリストラ宣告人。飛行機で全米を飛び回り、リストラ対象者にクビを言い渡す毎日。年間322日も出張、独身で人との交わりを持ちたくないのが信条。
リストラ宣告人という職業があることにびっくりで、解雇を言い渡された人たちの反応がリアル。不況の時代、ひと事ではない。
仕事として割り切ってるライアンは、決して非情ではなくて好感もてる人。ジョージ・クルーニーが演じてるというのもあるけどカッコイイんです。
2人の女性と出会うんですが、コミカルだったりセクシーだったり人間模様が楽しい。人との関わりがライアンの立場を変えていく。先が読めそうな展開でも捻りがきいてる。


スーツケースにおさまる人生がいいか悪いか・・・
個人的にはライアンの生き方は、無理に変えることはないと思うんだけどね。やがて自分にとって必要なものがみえてくるんだし。
結婚せず自由な生活は楽だけど、逆境に立たされると人とのつながりの大事さが身にしみてくるもの。


オスカーにノミネートされた3人の演技がいいです。ジョージ・クルーニーはチャーミングではまり役!ヴェラ・ファーミガはケバい女優さんではないのに色気のある人。アナ・ケンドリックは小生意気さがよく出ていて可笑しかった。
年齢や男女など人によって捉え方がちがってくる映画かな。笑えて爽やかなタッチの秀作でした。

エンドクレジットの曲「UP IN THE AIR」は耳に残りましたね~
実際にリストラにあった方が曲をつくって監督に採用されたと朝日新聞に本人のインタビューが載ってました。
人生捨てたもんじゃない!

★★★★☆(5段階☆は0.5)

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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ

2010-03-18 | ハ行の映画

10 Things I Hate About You(1999/アメリカ)【DVD】
監督:ジル・ジュンガー
出演:ヒース・レジャー/ジュリア・スタイルズ/ジョセフ・ゴードン=レビット/ラリサ・オレイニク

あのヒース・レジャーの無邪気な笑顔に会える!
原点・初主演ラブコメディ初DVD化。


待望の初DVDメモリアル・リリース!
2008年、世界中から惜しまれつつこの世を去ったヒース・レジャーの初主演、全米デビュー作品。全米公開初登場時「マトリックス」に次ぐ2位という好成績を記録。シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」をベースにした学園青春ラブコメディ。


よくある学園ものですが、観ていて楽しい。
ヒースの役柄はというと、いきがかりから堅物な女の子に恋のゲームをしかけ、やがて本気になってしまうワイルドな男の子役。オーストラリア出身というのも本人と同じ設定ですね。
舞台はシアトル、風光明媚なロケーション。学校は元はホテルでイギリス風な建物。


コメディなので軽いタッチだし、といっても下品でもない。もちろん笑えるし、男子高校生たちも個性豊か。撮影当時18歳のヒースは大人びていて、役者としてもすでに存在感ある。若くてかっこよくて、無邪気な笑顔がかわいい。
どうしてもヒースだけに目がいってしまいますが、ヒースの恋の相手となるボーンシリーズのジュリア・スタイルズ、「(500)日のサマー」のジョセフ・ゴードン=レビットなどキャストもいいです。


みどころはヒースが「君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You)」を歌って踊ってるところ。若いエネルギーを発散してる。
レンタルでもボーナス映像がついていて、ヒースのオーディション映像もはいってます。
エンドクレジットのNG集も必見!音楽もよくて、おすすめですよ~

★★★★(5段階☆は0.5)

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96時間

2010-03-15 | カ行の映画

TAKEN(2008/フランス)【DVD】
製作・脚本:リュック・ベッソン
監督:ピエール・モレル
出演:リーアム・ニーソン/マギー・グレイス/ファムケ・ヤンセン/リーランド・オーサー/ジョン・グライス

父の愛が、
パリの街を暴走する。


全米初登場第1位! 9週連続TOP10入り。
「トランスポーター」「TAXi」シリーズのリュック・ベッソン製作・脚本。娘を助けるために奮闘する元工作員の父親の追跡劇。


話はシンプル、1時間半と短い作品でも魅せてくれます。
離婚して離ればなれの父と娘。父親は娘のことを片時も忘れたことはない。その娘が旅行先のパリで誘拐される。タイムリミットは96時間、元工作員の父親が突如必殺仕事人に変身!


カーチェイスや殴り合いはボーンシリーズを彷佛とさせますが、手段なんて選んでられない、その余裕のなさが切迫感をもたせてる。
娘のためなら容赦はしない。拷問も半端ないし、相手が悪党といえど何人殺したんだろう・・・同僚の家族まで撃っちゃうとはなあ、、
父親役をクールで力強いリーアム・ニーソンが演じてることも大きいね。はまってます!

テンポがよく、アクションでたたみかけてくる映像はひきこまれてしまう。
まあ突っ込みどころもあるんだけど、娘を思う父親の執念はあっぱれ。関係ないまわりは大迷惑ですが・・笑
続編決定ということで、新たなシリーズになるのかな。
この迫力と疾走感は劇場で観たかったな~

ところでリーアム・ニーソンの次回作はGW公開の『タイタンの戦い』でゼウス役。アバターのサム・ワーシントン主演。予告編をみたけど、ド派手なアクション大作っすね。

★★★★(5段階☆は0.5)

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シャーロック・ホームズ

2010-03-13 | サ行の映画

Sherlock Holmes(2009/イギリス)【劇場公開】
監督:ガイ・リッチー
出演:ロバート・ダウニーJr./ジュード・ロウ/レイチェル・マクアダムス/マーク・ストロング/ケリー・ライリー

最強の頭脳。最強のコンビ。最強の事件

アーサー・コナン・ドイルが生んだ名探偵シャーロック・ホームズのキャラクターにインスピレーションを受けたオリジナルストーリーを、「スナッチ」のガイ・リッチー監督が映画化。
いや~おもしろかった!ミステリーというよりもアクション大作。ホームズ役のロバート・ダウニーJr.、ワトソン役のジュード・ロウのコンビネーションがいい。劇場鑑賞おすすめ。


1891年のロンドン、産業革命によって日々進歩していく世界。人々を混乱させようとする黒魔術をあやつる敵に、ホームズ&ワトソンが立ち向かっていくストーリー。


シャーロック・ホームズというと小説では『シャーロック・ホームズの冒険』を読んだことと、TVドラマの英国紳士のイメージですかね。
今回のホームズは格闘家でやんちゃ。でも原作に近いとのこと。
推理力、観察力は抜群で、科学を信じ謎をひとつひとつ解き明かしていく。もしホームズが現代にいたら、探偵ではもったいない。優秀な捜査官になれますよ。
ホームズはワトソンが好きみたいで、二人のやりとりはラブコメみてるよう。笑


造船所、大爆発シーン、最後のブリッジの場面はみどころ。工場ではドキドキハラハラ。
美術がとことん凝っていて、衣装、街並、小物などよくここまで当時を再現したなあと思うぐらいしっかり描かれている。
世界を支配しようとする組織の陰謀を暴いていく名探偵と相棒。新たなキャラクター誕生といってもいいかも。
主役の二人は息がぴったりで持ち味が出てる。ロバート・ダウニーJr.は目ヂカラがあるね。ジュード・ロウのイギリス英語は心地よい。レイチェル・マクアダムスはかわいすぎるかな・・・

アクションと謎解き、ガイ・リッチーらしいスタイリッシュなつくりで、楽しめました。
続編あるよね?

★★★★☆(5段階☆は0.5)

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バーン・ノーティス 元スパイの逆襲

2010-03-12 | 海外TVドラマ

BURN NOTICE(2007/アメリカ)【DVD】
製作総指揮:マット・ニックス
出演:ジェフリー・ドノヴァン/ガブリエル・アンウォー/ブルース・キャンベル/シャロン・グレス

突然の解雇通告(バーン・ノーティス)。
黒幕暴くまで、生きのびろ!


最近、海外ドラマを物色中でして、こちらはパイロット版(1、2話)を約50分に編集した日本オリジナル・カット版。シーズン1はDVDコレクターズBOXですでに出てます。
アメリカではUSAネットワーク(現在シーズン3を放送中)で、日本ではFOXCRIMEで放送。2月から日本テレビでも地上波で放送中。
主演のジェフリー・ドノヴァンは映画「チェンジリング」で刑事を演じた人ですね。
スパイの仕事をクビになった主人公が、自分を解雇した人物を追いながらさまざまな事件を解決していくアクションドラマ。


主人公マイケル・ウェスティンはFBIから監視されるような凄腕スパイ。にしては一般市民の頼みをきいたり、いじめられっ子を勇気づけたり地味~でいい人なスパイ。2枚目半のキャラクターっすかね。
おもしろいのはスパイの手の内をいちいち解説してくれること。ケータイで盗聴器をつくったり、隠れる場所はどこがいいだの親切丁寧。舞台がマイアミということで明るいつくり。


マイケルを演じるジェフリー・ドノヴァンは、「チェンジリング」で非情な刑事役でしたが、このドラマでは親しみのあるキャラ。
日本版には本編以外に日本人女性タレントがマイアミにいってロケ地を紹介。ジェフリーが寸劇まで披露してくれてる。彼は爽やかでナイスガイ。かっこいいです。
ゆるめのスパイもの、見続けるとはまるかも。ただ吹き替えのルパンの声はあわない!字幕をおすすめ。

他のTVドラマも収録されていて、ティム・ロス主演の『Lie to me/ライ・トゥ・ミー』は人間ウソ発見器といわれる博士が犯罪を捜査していくドラマ。行動分析学の権威だけあって、なるほど~とためになる。本国ではシーズン2に突入。
「トゥルー・コーリング」の女優さんがでてるSFサスペンス「ドールハウス」はイマイチだったかな、、

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独占生中継!第82回アカデミー賞授賞式

2010-03-09 | 映画全般
【WOWOW】


字幕付きの再放送を観ました~。
司会はスティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィン。やっぱスティーヴ・マーティンはアドリブもうまいし笑える。
作品賞のノミネート数が10作品に増えたせいで、テンポをあげるために泣いてはいけないなど取り決めが多くなったにもかかわらず、最後の作品賞は作品の紹介なしでプレゼンターのトム・ハンクスがでてきちゃったね。。。
受賞したスタッフのスピーチでは夢がかなったとか、妥協しないでよかったなど素直な気持ちが伝わってきた。
昨年亡くなったジョン・ヒューズ監督の追悼では、なつかしい俳優たちが出てきましたね。マコーレー・カルキンは公にでてきたのは久しぶりではないでしょうか。
追悼コーナーではジェームス・テイラーの「In My Life」の歌にのせて、故人の写真を偲び、マイケル・ジャクソンの姿も。

印象的だったのが主演男優、主演女優にノミネートされた俳優たちへおくる共演者の賛辞。
みなさんユーモアも交え、すばらしいスピーチでモーガン・フリーマンを語るティム・ロビンス、ヘレン・ミレンを語るマイケル・シーンが良かった。


作品賞受賞の「ハート・ロッカー」は、3人の兵士役の俳優さんが抱き合って大喜び。
キャスリン・ビグロー監督に『やったね!監督!』っていってそう。笑

ノミネートされた中では「第9地区」「プレシャス」「ヴィクトリア女王/世紀の愛」がみたくなった。「しあわせの隠れ場所」は劇場が遠いのでDVDでみるつもり。
衣装デザイン賞を受賞した「ヴィクトリア女王/世紀の愛」のサンディ・パウエルさんはコスチュームプレイの映画をたくさん手掛けてますよね。この日のお洋服も素敵でした。
ベン・スティラーのナヴィ族はバカウケ!3Dじゃなく実写だとこうなるのね。




●主な受賞
作品賞 「ハート・ロッカー」
監督賞 キャスリン・ビグロー「ハート・ロッカー」
主演男優賞 ジェフ・ブリッジス「クレイジー・ハート」
主演女優賞 サンドラ・ブロック「しあわせの隠れ場所」
助演男優賞 クリストフ・ワルツ「イングロリアス・バスターズ」
助演女優賞 モニーク「プレシャス」
脚本賞 「ハート・ロッカー」
編集賞 「ハート・ロッカー」
撮影賞 「アバター」
脚色賞 「プレシャス」
外国語映画賞 「瞳の奥の秘密」
長編アニメーション賞 「カールじいさんの空飛ぶ家」
主題歌賞 「クレイジー・ハート」“The Weary Kind (Theme from Crazy Heart)”